VIVANT主題歌・挿入歌まとめ|米津玄師のテーマ曲情報

広大な砂漠の地平線と大編成オーケストラのシルエットが重なるVIVANTの壮大な音楽世界 音楽・主題歌情報
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2023年版『VIVANT』に米津玄師さんの歌う主題歌はなく、音楽の中心は千住明さんの「VIVANT<Main theme>」と劇伴です。

TBS公式の2023年版キャスト&スタッフページでは「音楽:千住明」と明記される一方、歌手名や楽曲名を記した「主題歌」の項目はありません。さらに公式サウンドトラックでは、千住明さん、Additional BGMの斎木達彦さん・兼松衆さんによる音楽制作体制が発表されています。

なお、2026年には『VIVANT』の続編が放送されるため、本記事では2023年7月16日に始まった第1シーズンの主題歌・テーマ曲・劇伴に対象を絞って整理します。2026年版の音楽情報とは分けてご覧ください。

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2023年版VIVANTの主題歌は米津玄師?結論は「歌もの主題歌なし」

結論から言えば、2023年版『VIVANT』で米津玄師さんが主題歌を担当した事実はありません。

また、一般的な連続ドラマのように、エンディングなどで特定の歌手による「歌もの主題歌」を作品の顔として打ち出す音楽設計でもありませんでした。

TBS公式の2023年版キャスト&スタッフページを見ると、音楽欄には「千住 明」と記載されています。一方、同じTBS日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』の公式スタッフページでは「音楽:服部隆之」と「主題歌:米津玄師『馬と鹿』」が別項目で明記されています。

この公式ページ同士の違いは重要です。

『VIVANT』では劇伴を担当する作曲家のクレジットが音楽情報の中心であり、『ノーサイド・ゲーム』のような歌手による主題歌の公式表記はありません。

さらにTBSが発表した『VIVANT』オリジナルサウンドトラックの情報では、次の制作体制が示されています。

確認項目 2023年版『VIVANT』の情報
歌手による主題歌 公式スタッフ情報に主題歌項目なし
米津玄師の担当 担当した公式事実は確認されていない
作品を象徴する曲 VIVANT<Main theme>
音楽 千住明
Additional BGM 斎木達彦、兼松衆
OST発売日 2023年9月6日
CD仕様 2CD
配信版 全29曲・約1時間52分

サウンドトラックは2023年9月6日に2CDで発売され、Apple Musicのアルバム情報では全29曲、総再生時間は約1時間52分と掲載されています。メインテーマはそれに先立つ2023年8月16日に配信されました。

ここで僕が強く感じるのは、「主題歌がない」と「音楽の印象が薄い」はまったく同じ意味ではないということです。

むしろ『VIVANT』は、誰かの歌声が作品の記憶を代表するのではなく、劇伴そのものがドラマの顔になった作品でした。

乃木憂助を演じる堺雅人さんを中心に、阿部寛さん、二階堂ふみさん、松坂桃李さん、役所広司さんらが参加した物語は、企業の誤送金事件から始まり、海外での逃走、公安の捜査、別班、テント、そして親子の関係へと何度も姿を変えていきます。TBS公式のキャスト情報と物語案内からも、その広がりの大きさが分かります。

その激しい変化を一つの世界としてつないだのが、千住明さんを中心とする音楽でした。

僕は、この作品にとって重要だったのは「主題歌がなかったこと」そのものではなく、歌もの主題歌を置かなくても成立するほど、テーマ音楽と劇伴の設計が物語の骨格に深く組み込まれていたことだと考えています。

VIVANT主題歌の米津玄師説はなぜ出た?放送前の予想を整理

「VIVANT 主題歌 米津玄師」という検索語が今も見られる背景には、放送前の予想があります。

ただし、ここは事実と推測を明確に分ける必要があります。

確認できる具体例として、2023年5月2日に、米津玄師さんの今後の新曲について「7月放送予定のVIVANTの主題歌ではないか」と個人が予想したX投稿があり、その投稿を紹介するウェブ記事も存在します。

しかし、これは公式発表ではありません

今回確認できた範囲から正確に整理すると、次の流れです。

  • 放送前に米津玄師さんを予想する個人投稿があった
  • その予想を紹介するウェブ記事が公開された
  • 2023年版『VIVANT』の公式スタッフ情報では音楽担当として千住明さんが掲載された
  • 公式OSTでは千住明さん、斎木達彦さん、兼松衆さんによる制作体制が案内された
  • 米津玄師さんが2023年版『VIVANT』の主題歌を担当した公式事実は確認されていない

ここから「SNS全体で米津玄師説が大流行した」とまで広げて書くのは慎重であるべきでしょう。

一部の予想が検索結果に長く残ると、時間の経過とともに「そんな発表があったらしい」という記憶へ変わってしまうことがあります。

エンタメ情報では、予想そのものも放送前の空気を知る資料になります。

ただし、予想があったことと、公式に決定したことは別です。

僕は、この線引きを曖昧にしないことが、作品を楽しむ記事にも必要な誠実さだと思っています。

※画像はAIによるイメージ

なぜ米津玄師の名前は予想候補になりやすかったのか

ここからは、確認できる過去の実績を踏まえた僕の考察です。

米津玄師さんはTBSドラマとの関係が深く、2018年の『アンナチュラル』で「Lemon」、2019年の日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』で「馬と鹿」、2020年の『MIU404』で「感電」を主題歌として提供しています。

特に『ノーサイド・ゲーム』は福澤克雄さんが演出陣に名を連ねた日曜劇場であり、米津玄師さんの「馬と鹿」はTBS公式ページでも主題歌として明記されています。

そのため、秘密の多い大型企画として始動した『VIVANT』に対し、「今回も米津玄師さんではないか」と予想する人がいたこと自体は理解できます。

しかし、結果として2023年版『VIVANT』が選んだ音楽の形は異なりました。

僕が興味深いと思うのは、同じ福澤克雄さんが関わる大型ドラマでも、音楽の正解が一つではないことです。

『ノーサイド・ゲーム』では、登場人物が逆境を越えて進む感情と「馬と鹿」という歌が結びついた。

一方の『VIVANT』では、登場人物の正体や立場に対する視聴者の理解が何度も覆ります。

誰が味方なのか。何を信じていいのか。

そんな物語では、歌詞によって感情の方向を早く決めるより、言葉を持たない音楽が不安、期待、緊張、哀しみの間を移動する方が相性が良かったのではないか。

僕はそう考えています。

これは「歌がある作品」と「歌がない作品」の優劣ではありません。

物語が求める音楽の役割が違った、ということです。

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VIVANTのテーマ曲は千住明「VIVANT<Main theme>」

2023年版『VIVANT』を音で象徴する楽曲が、千住明さんの「VIVANT<Main theme>」です。

TBSは2023年7月28日にオリジナルサウンドトラックの発売決定を告知し、メインテーマについては同年8月16日からiTunes・Apple Musicで先行配信すると発表しました。アルバムのCD発売日は2023年9月6日です。

※画像はAIによるイメージ

僕が「VIVANT<Main theme>」から受ける印象は、単純な勇ましさだけではありません。

大きく視界が開ける壮大さの中に、まだ見えていないものへの警戒がある。

前へ進ませる力と、簡単には安心させない響きが同居しています。

それは、第1話から始まる『VIVANT』の物語構造にも重なります。

TBSの物語案内では、主人公・乃木憂助は巨額の誤送金事件に巻き込まれ、バルカ共和国での行動を経て、物語は「VIVANT」という謎へ進んでいきます。第2話の公式あらすじでは、乃木が130億円を取り返すために動き、野崎が「ヴィヴァン」という言葉の意味を追う展開が示されています。

会社の送金問題を追う物語だと思ったら、景色は砂漠へ広がる。

逃走劇だと思ったら、公安、国家、秘密組織の問題へ進む。

その先で、乃木自身の過去と家族の物語が浮かび上がる。

僕には「VIVANT<Main theme>」が、特定の一場面を説明する曲ではなく、物語のスケールがどれほど変化しても『これは同じ旅の途中だ』と視聴者に知らせる旗印のように聞こえます。

千住明は最終話の内容を知らずに音楽を完成させていた

『VIVANT』の音楽制作で特に興味深いのが、千住明さんが物語の全貌を知らない状態で作曲を進めていたことです。

千住さんは2023年10月5日放送のニッポン放送「ナイツ ザ・ラジオショー」で、作曲開始時点では進行表のような資料を受け取り、その後に台本の一部を渡されたことを説明しています。

さらに、第10話の台本を受け取ったのは音楽の録音が終わり、ドラマの放送が始まった後だったと明かしています。

この事実は、『VIVANT』のテーマ曲を考えるうえで非常に重要です。

最終回の感動を見てから、それに合う旋律を作ったわけではない。

登場人物の最終的な関係性をすべて知らないまま、序盤から終盤まで耐えられる音楽を作らなければならなかったのです。

千住さんは同番組で、歌詞のないドラマ音楽を繰り返し聴いても作品に対応できるものにするため、苦労しながら制作した趣旨も語っています。

僕は、この背景を知ってからメインテーマの見え方が変わりました。

「乃木はこういう人物だ」と説明する曲ではない。

「この物語の答えはこれだ」と先回りする曲でもない。

まだ正体の分からない世界の大きさだけを、先に音で見せる。

だからこそ、第1話の企業ドラマ的な局面にも、別班をめぐる展開にも、後半の父と子の物語にも、同じ作品の音として響くのでしょう。

VIVANTのサントラ・劇伴は全29曲|3人の音楽制作体制を整理

『VIVANT』の音楽を詳しく知りたい場合、「挿入歌」よりも劇伴、サウンドトラック、テーマ曲という言葉で探す方が実態に近いでしょう。

Apple Musicに掲載された『VIVANT Original Soundtrack』は、2023年9月6日リリース、全29曲、約1時間52分の構成です。TBS公式は「音楽:千住明」「Additional BGM:斎木達彦、兼松衆」と案内しています。

代表的な曲を役割ごとに見ると、作品の構造が分かりやすくなります。

音楽の方向性 代表的な収録曲
作品全体の象徴 VIVANT<Main theme>
家族・運命 Father’s Land、Family Love、Fate and Bond
VIVANTテーマの変奏 Sadness、Aggressive、Piano solo、Energico、Elegy、Adagio
企業・誤送金 Marubishi Corporation、Wire Transfer、Strategizing
逃走・諜報 Suit on the Sands、Desert Chase、Cloak and Dagger
記憶・感情 Buried Memories、Inconsolable、A Fleeting Peace

配信サービスのアルバム情報では、「VIVANT<Main theme>」「Father’s Land」「Family Love」「Fate and Bond」に続き、同じVIVANTの名を持つ複数の変奏曲や、企業、送金、砂漠での追跡、記憶などを連想させる楽曲が並んでいます。

※画像はAIによるイメージ

僕がここで注目したいのは、29曲を単なるBGM集として見るのではなく、物語の視点移動を記録した地図として見ることです。

序盤を象徴するのは「Marubishi Corporation」や「Wire Transfer」。

そこから「Suit on the Sands」「Desert Chase」と、舞台の広さと物語の速度が一気に変わります。

さらに作品の深部へ進むと、「Buried Memories」「Father’s Land」「Family Love」「Fate and Bond」という、過去、父、家族、運命、絆へつながる題名が並びます。

もちろん、曲名だけを根拠に具体的な使用場面を一対一で断定することはできません。

ただ、アルバム全体の流れを見ると、企業の金銭問題から始まった物語が、国家規模の秘密を経て、一人の人間の記憶と家族へ近づいていく構造と響き合っているように見えます。

ここが、僕が『VIVANT』のサウンドトラックに感じる面白さです。

スケールは外側へ広がっていく。

ところが感情の焦点は、最後に乃木という一人の人間の内側へ近づいていく。

大きな音楽が必要なドラマでありながら、大きな音だけでは成立しない。

そのために「VIVANT<Main theme>」だけでなく、Piano solo、Sadness、Elegy、Adagioのような異なる表情が準備されたのではないかと僕は考えています。

VIVANTの音楽はなぜ印象に残る?具体的な場面と福澤作品から考察

ここからは、公式情報と作品の展開を踏まえた僕自身の考察です。

僕は『VIVANT』の音楽が印象に残った理由を、劇伴が主題歌の代役をしたからではなく、劇伴にしかできない仕事を徹底したからだと考えています。

第1話から序盤は「説明より先にスケール」を音で伝えた

『VIVANT』の序盤では、視聴者は乃木が巻き込まれた巨額の誤送金問題を追いかけます。

ところが物語はすぐに、日本の会社内部だけでは収まらない方向へ動きます。

乃木は海外で危機的な状況に直面し、公安の野崎、医師の薫らと行動することになります。TBS公式の第2話あらすじでも、現地警察の追跡から逃れた乃木たちと、130億円をめぐる動き、「ヴィヴァン」という言葉の謎が描かれています。

この段階では、視聴者も作品の全体像を知りません。

そこで劇伴が果たしたのは、謎の答えを教えることではなく、「あなたが今見ている事件は、想像よりはるかに大きい」と感覚で知らせることだったように僕は感じます。

台詞による説明を増やせば、状況は早く理解できます。

しかし『VIVANT』の魅力は、乃木と一緒に視聴者も状況を理解できないまま前へ運ばれる感覚にありました。

その不安と高揚を同時に維持したのが、テーマ音楽と劇伴だったのではないでしょうか。

丸菱商事の調査では、音楽も「広さ」から「細かさ」へ変わる

砂漠を中心とした大規模な展開と、丸菱商事内部の誤送金調査では、求められる音の役割が違います。

第4話のTBS公式あらすじでは、誤送金を仕組んだ人物をめぐる調査が進み、事件の真相とその先の展開が示されています。

広い砂漠では、音楽は視聴者の身体を前へ運ぶ。

一方、企業内の調査では、送金記録、人物の反応、情報の食い違いに注意を向けさせる必要があります。

OSTに「Marubishi Corporation」「Wire Transfer」「Strategizing」といった曲が用意されていることからも、この作品が壮大なメインテーマ一辺倒ではなく、物語の速度に合わせて音楽の役割を細かく変えていたことが読み取れます。

ここは『VIVANT』の音楽を語るうえで、僕が特に評価したい点です。

壮大な作品だから、ずっと壮大な曲を鳴らせばいいわけではない。

緊張を高める場面。

疑いを深める場面。

記憶へ近づく場面。

静けさが必要な場面。

一つのドラマの中に複数の速度があり、それぞれに音の役目がある。

TBS公式が千住明さんに加えてAdditional BGMとして斎木達彦さん、兼松衆さんをクレジットしていることも、この幅広い音楽設計を考えるうえで見逃せません。

福澤克雄作品は「主題歌あり」と「劇伴中心」を使い分けている

『VIVANT』の音楽を一段深く見るために、福澤克雄さんが演出に参加した『ノーサイド・ゲーム』と比べてみます。

『ノーサイド・ゲーム』の公式スタッフページでは、服部隆之さんの「音楽」と、米津玄師さんの「主題歌『馬と鹿』」が明確に分けて表記されています。

一方、2023年版『VIVANT』の公式ページでは、スタッフ欄に「音楽:千住明」とありますが、主題歌項目はありません。

この違いから僕が感じるのは、福澤作品の音楽設計が「大型ドラマなら必ず有名歌手の主題歌を置く」という固定型ではないことです。

『ノーサイド・ゲーム』のように、一つの歌が主人公たちの前進する感情を強く束ねる作品もある。

『VIVANT』のように、視聴者の判断が何度も揺さぶられるため、言葉のない劇伴を物語の中心に据える作品もある。

僕は、この使い分けこそ『VIVANT』を理解する重要な視点だと思っています。

「敵か味方か」という構造と、歌詞を持たない音楽の相性

『VIVANT』では、登場人物への理解が何度も更新されます。

平凡に見えた人物に別の顔がある。

信じていた関係に疑いが生まれる。

組織の目的を知ったことで、善悪の見え方まで変化する。

こうした物語では、音楽が感情を決めすぎないことにも意味があります。

もちろん、歌詞のある主題歌が作品を狭くするという話ではありません。

『ノーサイド・ゲーム』の「馬と鹿」のように、物語と歌が互いを強くする作品もあります。TBS公式も同曲を主題歌として発表し、ドラマとの連動企画を展開していました。

ただ、僕は『VIVANT』には別の方法が合っていたと感じています。

視聴者が「この人物を信じていいのか」と迷うとき、音楽は答えを言わない。

しかし、何かが動き始めている気配だけは残す。

激しい場面では身体を前へ押し、父子の物語では音の距離を縮め、謎が深まるときには簡単に安心させない。

この感情を誘導しながら、解釈までは奪わない距離感が、『VIVANT』の劇伴の強さだったのではないでしょうか。

※画像はAIによるイメージ

同じVIVANTテーマの「変奏」が人物の多面性と重なる

サウンドトラックを見ると、「VIVANT」という名前を持つ曲は一つではありません。

Main themeのほか、Sadness、Aggressive、Piano solo、Energico、Beginnings、Elegy、Adagioと、異なる表情を持つ楽曲が収録されています。

僕はここに、『VIVANT』の人物描写との共通点を感じます。

同じ人間でも、見る側の情報量が変わると意味が変わる。

同じ表情でも、真実を知る前と後では受け取り方が変わる。

それと同じように、一つの作品世界を象徴する音楽も、激しさ、悲しみ、静けさ、始まりといった異なる感情へ姿を変えていく。

これは、単に「メインテーマの別バージョンが多い」というだけではありません。

僕には、一つの旋律を一つの感情に固定しないことが、『VIVANT』の多面性を音楽面から支えていたように思えます。

千住明さんが最終話の内容を知らずに作曲を進めたという制作背景を考えると、この柔軟さにはさらに意味が生まれます。

物語の答えに合わせて一曲を作るのではなく、物語がどこへ進んでも受け止められる音楽を準備する。

それは簡単な仕事ではなかったはずです。

だから僕の胸に残ったのは、派手な一音だけではありません。

静かな場面でも、物語の底で何かが動いていると感じさせる気配です。

『VIVANT』の音楽は、画面の後ろに隠れるBGMではなく、視聴者の呼吸を整えたり乱したりしながら、物語の体温を調節していた。

僕はそう評価しています。

まとめ|2023年版VIVANTは米津玄師の主題歌ではなく、千住明のテーマ曲と劇伴が中心

2023年版『VIVANT』で、米津玄師さんが主題歌を担当した公式事実は確認されていません。

TBS公式の2023年版キャスト&スタッフページでは「音楽:千住明」と記載され、歌手と楽曲名を示す主題歌項目はありません。公式OSTでは、千住明さん、Additional BGMの斎木達彦さん・兼松衆さんという音楽制作体制が示されています。

放送前の2023年5月には、米津玄師さんが主題歌を担当するのではないかという個人の予想投稿があり、それを紹介するウェブ記事も存在しました。

しかし、それは公式発表ではなく、あくまで放送前の予想として扱うのが正確です。

作品を象徴する音は、千住明さんによる「VIVANT<Main theme>」。

同曲は2023年8月16日に配信され、オリジナルサウンドトラックは同年9月6日に発売されました。配信版は全29曲、約1時間52分です。

僕は『VIVANT』を振り返るほど、この作品では「主題歌がなかった」という表面的な事実より、劇伴が物語の中心で何をしていたのかの方が大切だと感じます。

視聴者より先に答えを言わない。

それでも、今いる場所より大きな世界が待っていると音で知らせる。

砂漠では前へ走らせ、企業内部では疑念を積み重ね、家族の物語では人物の心へ近づいていく。

『VIVANT』の音楽は、物語を説明するナレーターではありませんでした。

僕には、暗い道を照らしすぎないまま、進む方向だけを示す灯りのように思えます。

物語を見終えたあとも、「VIVANT<Main theme>」を聴けば、砂漠の広さ、追跡の緊張、乃木の表情、そしてまだ語り尽くせない謎が戻ってくる。

あの旋律は、ドラマが終わった場所で止まってはいません。

耳にした瞬間、物語の扉をもう一度開く。

僕にとって『VIVANT』の音楽とは、そんな静かで力強い鍵なのです。

よくある質問

2023年版VIVANTの主題歌は米津玄師ですか?

いいえ。

2023年版『VIVANT』で米津玄師さんが主題歌を担当した公式事実は確認されていません。TBS公式の2023年版スタッフ情報では「音楽:千住明」と記載されています。

放送前に米津玄師さんを予想する個人投稿と、それを紹介したウェブ記事は存在しましたが、公式発表ではありません。

VIVANTのテーマ曲を作曲したのは誰ですか?

「VIVANT<Main theme>」を作曲したのは千住明さんです。

TBS公式では、2023年版の音楽を千住明さん、Additional BGMを斎木達彦さん・兼松衆さんと案内しています。

VIVANTのサントラは何曲ありますか?

Apple Musicに掲載された『VIVANT Original Soundtrack』は全29曲、約1時間52分です。

CDは2023年9月6日に2CDで発売され、メインテーマは同年8月16日に先行配信されました。

VIVANTには挿入歌がありますか?

2023年版の音楽を探す場合は、「挿入歌」よりも「劇伴」「テーマ曲」「オリジナルサウンドトラック」という表現で探す方が実態に合っています。

OSTには「VIVANT<Main theme>」「Father’s Land」「Family Love」「Fate and Bond」「Desert Chase」「Wire Transfer」などが収録されています。

岸本 湊人

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