『VIVANT』続編の黒幕は未発表です。現時点では、別班とテントを利用する国際ネットワークが最有力と考えます。
2026年6月7日公開の「第2シーズン最新予告第2弾」、第11話の公式あらすじ、前作の誤送金経路、新キャストの発表方法をもとに、黒幕候補5人・組織の根拠と弱点を検証します。
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VIVANT続編の黒幕は誰?公式確定情報を整理
結論から言うと、2026年7月22日時点で『VIVANT』第2シーズンの黒幕、新たな敵の名称、事件の目的は公式発表されていません。
黒幕候補として特定の人物名を挙げている公式情報もなく、現段階で出ている名前はすべて視聴者やメディアによる考察です。
『VIVANT』第2シーズンは、2026年7月26日午後9時からTBS系「日曜劇場」でスタートします。
第1シーズンが第1話から第10話までだったため、続編の初回は「第11話」と表記されます。2クール連続で放送され、前作のラストシーンから直接つながる物語です。
第11話では、国際テロ組織テントをめぐる任務から戻った乃木憂助が、祠に置かれた赤い饅頭を発見します。
赤い饅頭は、別班の緊急招集を知らせるサインです。
さらに公式あらすじでは、乃木が父ノゴーン・ベキに銃弾を放った日と、柚木薫、ジャミーンに再会した日の裏側で、別の出来事が進行していたと説明されています。
物語は、平穏な時間を挟んで新事件が発生するのではありません。
第1シーズンが終わったように見えた瞬間にも、次の計画は既に動いていたことになります。TBSは、その先で別班が「世界中を巻き込む大きな渦」に飲み込まれていくと予告しています。TBS+1
ここで、確定情報と考察を分けておきます。
- 公式確定:黒幕と新たな敵の正体は未発表
- 予告で確認できること:乃木が別班とテントの接近について誰かを問いただしている
- 本記事の予想:国際ネットワークと日本側の内部協力者が連動している
- 未確定事項:問いかけの相手、会話の時系列、黒幕の目的
本記事では、複数の国家、企業、諜報関係者、武装勢力などを利用しながら目的を達成しようとする国際ネットワークを「第三勢力」と呼びます。
特定の国そのものを指す言葉ではありません。
第1シーズンでは、別班、公安、テント、丸菱商事、バルカ政府が、それぞれ異なる目的で動いていました。
続編でそれらを一段上から利用する存在が明らかになれば、「敵か味方か、味方か敵か」という作品のテーマは、さらに複雑になります。
夜更けに公式予告を見返したとき、僕の胸に残ったのは、新しい敵の顔ではありませんでした。
前作で僕たちが真相だと思っていたものが、実は誰かに見せられた景色だったのではないかという、静かな怖さです。
「なぜ別班をテントに近づけた?」予告の意味は?
VIVANT続編の黒幕を考えるうえで、中心的な手掛かりとなるのが、2026年6月7日に公開された第2シーズン最新予告第2弾です。
この映像は、同日に放送された日曜劇場『GIFT』第9話の終了後に解禁され、ドラマ公式SNSでも公開されました。
予告には異国の街並み、灯台、砂地を走る車、船上の人物、川辺、ラクダに乗りながら電話をする人物など、第2シーズンの新規映像が収められています。
そして映像の最後に、乃木憂助のものとみられる声で、次の問いが流れました。
「なぜ、別班をテントに近づけようとした?」
この予告は2週連続で公開された新映像の第2弾であり、第1弾が前作とのつながりを中心に構成されていたのに対し、第2弾では続編の新規カットが多く使われました。Mantan Web+1
ただし、映像だけでは乃木が誰に話しているのか分かりません。
第1シーズンの出来事を問いただしているのか、続編で起きる新たな接触を指しているのかも未確定です。
そのため、「第三勢力の存在が確定した」と言い切ることはできません。
正確には、別班とテントの接近に何らかの意図があった可能性を示すセリフと捉えるべきでしょう。
黒幕の目的は「対立」ではなく「接触」か
僕が注目したのは、乃木が「戦わせようとした」ではなく、「近づけようとした」と言っている点です。
二つの組織を共倒れさせたいだけなら、偽情報を流し、互いを攻撃させれば済みます。
ところが、接近そのものに意味があったのなら、黒幕の目的は別の場所にあるはずです。
考えられる狙いは次の通りです。
- 別班とテントが持つ情報を一か所に集める
- 乃木とベキを対面させる
- テントの資金、人脈、土地を別班に調査させる
- 乃木家と日本政府の過去を表面化させる
- 別班とテントを利用して別の障害を排除する
- 乃木憂助に特定の決断をさせる
特に重要なのが、乃木自身です。
乃木は日本を守る別班員である一方、テントの指導者ベキの実子でした。
別班とテントが接近すれば、組織同士の衝突だけでなく、国家への忠誠と家族への思いが乃木の中でぶつかります。
つまり黒幕が本当に動かしたかったのは、別班やテントという組織ではなく、両者をつなぐ唯一の人物である乃木憂助だった可能性があります。
人は、道を命じられただけでは疑います。
けれど、自分で選んだ道だと思い込めば、迷いながらも歩き続けます。
黒幕が乃木に「自分の意志でテントへたどり着いた」と思わせていたのなら、その仕掛けは銃や爆弾よりも深く、乃木の人生そのものへ食い込んでいます。

前作の誤送金経路で誰が乃木を誘導できた?
「第1シーズンから黒幕の計画が動いていた」という仮説を検証するには、物語の出発点となった誤送金事件を見直す必要があります。
前作は、丸菱商事がバルカ共和国のGFL社へ送る予定だった1000万ドルが、送金システムの改ざんによって1億ドルへ変わった事件から始まりました。
作品では損失額が約130億円として描かれています。
これは単純な現実の為替計算を示した数字ではなく、劇中で丸菱商事が問題視した誤送金額の設定です。
事件の経路を整理すると、次のようになります。
1. 乃木憂助の部下・水上了が送金準備を進める
2. 財務部の太田梨歩が1000万ドルの送金処理を担当する
3. 改ざんされたシステムによってゼロが一つ増え、1億ドルが送られる
4. 送金先のGFL社では、アリが返金交渉の窓口となる
5. 金は別口座へ移され、乃木はバルカへ向かう
6. 調査の過程で乃木は公安の野崎守、医師の柚木薫と行動を共にする
7. 日本帰国後、太田がシステム改ざんに関与したことが判明する
8. さらに太田を脅していた丸菱商事の山本巧が、テントのモニターだったと明らかになる
太田梨歩は、世界的なハッカー「ブルーウォーカー」という裏の顔を持っていました。
しかし、自分の意思で乃木をテントへ導こうとした黒幕ではありません。
山本に正体を握られて脅され、丸菱商事へ入社させられたうえで、システム改ざんや諜報活動に利用されていました。
直接的に誤送金を仕組んだ中心人物は山本です。
山本はテントのモニターとして活動しており、太田を使って送金システムを改ざんしました。
したがって、第1シーズンで確認された範囲では、誤送金は「正体不明の第三勢力」が直接起こした事件ではなく、山本を通じてテント側が動かした工作と考えるのが自然です。
ここは考察を広げすぎてはいけない部分です。
山本より上の指示系統は描き切られていない
一方で、山本がテントの全計画を把握していたわけではありません。
山本は命令を実行するモニターであり、組織全体の目的を決める立場ではありませんでした。
太田がブルーウォーカーだという情報を山本へ伝えたのも、テント側です。
つまり、誤送金事件には少なくとも次の階層が存在しました。
- 実際にシステムを操作した太田梨歩
- 太田を脅して利用した山本巧
- 山本へ情報や指示を与えたテント側
- 資金の移動を受けたGFL社とアリ
- テントの資金計画を管理した上層部
ここに別の黒幕が介入できた可能性があるとすれば、山本や太田の段階ではありません。
テント上層部へ資金需要を作らせた人物、GFL社との取引を設定した人物、あるいは丸菱商事とアリを結びつけた人物です。
丸菱商事でエネルギー事業を担当していた乃木が、偶然にもベキの組織へ続く案件を任された。
その偶然に外部の意図があったのかが、続編で問われる可能性があります。
アリは黒幕ではなく「扉」の役割だった
GFL社のアリは、乃木をテントへつなぐ重要人物でした。
しかし、前作で描かれたアリは、組織の秘密を完全に掌握する黒幕ではありません。
乃木に家族を利用され、テントの情報を明かしたことで裏切り者と見なされました。
続編でも山中崇の出演が確認されているため、アリが再び物語に関わる可能性があります。
注目すべきは、アリ本人が黒幕かどうかではなく、アリと丸菱商事の取引を誰が作ったのかです。
企業の取引は、一人の担当者だけでは成立しません。
契約、審査、送金、現地法人、紹介者など、複数の線が重なって一本の商流になります。
その線を遠くから設計できる人物がいたなら、乃木をバルカへ向かわせることも不可能ではありません。
僕は、ここに長野利彦が再び浮上する理由があると感じています。
長野は丸菱商事の専務であり、乃木や山本より上の立場から事業全体を見ることができました。
長野が誤送金を指示した証拠はありませんが、乃木とGFL社を接続できる位置にいた人物として、続編で再検証する価値があります。

VIVANT続編の黒幕候補5人・組織を比較
現時点での最有力候補は国際的な第三勢力、次点は長野利彦を含む日本側の内部協力者です。
以下の「予想確度」は公式情報ではありません。
予告との一致度、前作の伏線との接続度、別班とテントを動かせる情報量の3点を、僕が高・中・低の3段階で評価したものです。
黒幕候補 主な根拠 弱点・反証 予想確度
国際的な第三勢力 世界規模の物語、別班とテントを接近させる動機を持てる 組織名、目的、構成員が未発表 高
長野利彦を含む日本側の内部協力者 丸菱商事や別班周辺の情報へ接近できる 長野の前作での疑惑には説明済みの部分もある 中〜高
OHMら役名未発表の新キャスト 乃木の運命に影響する人物として紹介された 新キャストであることだけでは敵と判断できない 中
新庄浩太郎とモニター網 公安内部から情報を流した実績がある 新庄は命令を受ける側だった可能性が高い 中
ベキの過去に関わる人物・組織 乃木家の悲劇と日本側の極秘任務を結べる 具体的な新人物はまだ公表されていない 中〜低
候補1:国際的な第三勢力
僕が最有力と考えるのは、別班、テント、日本企業、海外政府をそれぞれの目的に合わせて動かす国際ネットワークです。
TBSは第2シーズンについて、前作のラストシーンから直結し、「世界を巻き込む大きな渦」が別班を飲み込む物語だと説明しています。
この規模を考えると、新庄一人や丸菱商事の一社員だけで全事件を動かす構造は考えにくいでしょう。
続編ではアゼルバイジャンで大規模ロケが行われました。
予告には異国の街、砂漠、船、灯台、ラクダなどが登場しており、日本とバルカだけでは完結しない物語を予感させます。
ただし、アゼルバイジャンが石油や天然ガスで知られているからといって、黒幕の目的がエネルギー資源だと断定することはできません。
ロケ地と劇中の国名が同一とも限りません。
僕が予想する黒幕は、資源そのものを奪う組織というより、資金、物流、情報、人材が移動する「道」を支配する組織です。
前作は誤送金という金の移動から始まりました。
続編では金だけでなく、人や国家機密が移動する経路そのものが事件の中心になるのではないでしょうか。
根拠はまだ限定的ですが、物語の規模と乃木の予告セリフを同時に説明できる点で、最も整合性の高い候補です。
候補2:長野利彦を含む日本側の内部協力者
国際的な第三勢力が存在しても、別班の動向を外部だけで正確に把握するのは困難です。
別班の任務、公安の捜査、丸菱商事の契約情報へ接近できる日本側の協力者が必要になります。
そこで浮上するのが、小日向文世演じる丸菱商事専務・長野利彦です。
長野は第1シーズンで、太田梨歩へ頻繁にメールを送っていた「fox.777」の正体として疑われました。
その関係は男女関係だったと説明され、別班とのつながりを示す決定的証拠は出ませんでした。
防衛大学校を退学した後の空白期間についても、本人は更生施設に入っていたと公安へ供述しています。
したがって、「経歴が怪しいから黒幕」と断定するのは乱暴です。
それでも長野は、第2シーズンの公式登場人物に掲載されています。乃木、新庄、アリ、太田梨歩らと並び、続編でも再登場する人物です。TBS
前作で疑惑が一度晴れた人物を、別の角度から再び物語へ戻す。
これは『VIVANT』が得意とするミスリードの反転にも合います。
長野本人が最終黒幕でなくても、丸菱商事の海外事業を通じて、乃木が知らないうちに第三勢力の計画へ組み込まれていた可能性はあります。
判定は「中〜高」です。
黒幕そのものより、黒幕へ通じる国内の窓口として警戒したい人物です。
候補3:OHMら役名未発表の新キャスト
2026年6月16日、第2シーズン初の新キャストとして、宮下今日子とOHMの出演が発表されました。
OHMは本名をTanapak Jongjaipharといい、タイで俳優、アーティストとして活動しています。
日本の映画やドラマへの出演は『VIVANT』が初めてです。
公式発表では、宮下今日子とOHMについて「敵か、味方か、正義か、悪か」と問いかける形で紹介されました。
特にOHMは、乃木の運命に大きな影響を与える人物とされています。TBSテレビ
この紹介文から、OHMが黒幕の側近、案内人、標的、あるいは乃木と同じように複数組織の間へ立つ人物である可能性が考えられます。
しかし、「乃木の運命を変える人物」と「黒幕」は同じ意味ではありません。
OHMが第三勢力に追われる人物であり、乃木が保護することで事件へ巻き込まれる展開もあり得ます。
2026年7月19日には、花江夏樹、鬼頭明里、森田順平、池田成志、金田明夫、藤本ルナ、リンリン、谷口翔太、田中俊介、今井朋彦、伊勢佳世、小久保寿人、木幡竜、髙﨑俊吾の14人も発表されました。
役名を伏せたまま、声優界、演劇界、国際的な作品で活躍する俳優など、異なる分野から多彩な出演者を一斉に発表した点が特徴です。TBSテレビ
この14人の中で注目したいのは、森田順平、池田成志、金田明夫です。
これは過去の役柄から悪役だと決めつける意味ではありません。
物語の中枢を担える経験豊かな俳優を、役名なしで同時に発表したという「発表順」と「情報の隠し方」に注目しています。
黒幕の名前を出せば、所属組織や既存人物との関係まで分かってしまう。
そのため役名ごと伏せている可能性があります。
一方、前作では二宮和也の出演自体が初回放送まで隠されました。
本当の黒幕役が、現在発表されている出演者の中にいるとは限りません。
第11話の最後に、未発表の大物キャストが登場する可能性も残っています。
候補4:新庄浩太郎とテントのモニター網
新庄浩太郎は、前作で公安内部に潜んでいたテントのモニターです。
野崎たちと共にテントを追うように見せながら、公安の捜査情報を外部へ流していました。
最終話ではベキ、バトラカ、ピヨの逃亡にも協力しています。
続編でも竜星涼の出演が発表され、新庄は公式登場人物に掲載されています。
テントが事実上解体された後、新庄が誰のために動くのかは重要な謎です。
ベキへの忠誠を守り続けるのか。
ノコルの指示を受けるのか。
それとも、テントの通信網や協力者を第三勢力へ引き渡すのか。
僕は、新庄自身が最終黒幕である可能性は高くないと見ています。
前作の新庄は、計画を決める司令塔ではなく、情報を集めて命令を実行する役割でした。
しかし、世界各地に存在したモニター網は別です。
ベキが築いた情報網を他の組織が乗っ取っていたなら、別班や公安の動きを監視し、乃木を特定の場所へ誘導できます。
新庄は黒幕ではなく、黒幕と乃木をつなぐ生きた通信回線になるのかもしれません。
候補5:ベキの過去に関わる人物・組織
第11話では、乃木がベキに銃弾を放った日の裏側が描かれます。
これは役所広司演じるベキが現在も生きていると確定した情報ではありません。
回想、記録映像、前作では省略された場面として登場する可能性もあります。
ただし、ベキの過去は黒幕へつながる重要な入口です。
ベキこと乃木卓は、元警視庁公安部外事第一課の捜査官でした。
極秘任務で農業使節団員を装い、妻の明美、幼い憂助と共にバルカへ渡ります。
ところが内乱に巻き込まれ、日本側へ救助を求めてもヘリコプターは引き返しました。
家族は武装勢力に拘束され、乃木家の運命は壊れました。
前作では、ベキが救助を拒否した元上司・上原史郎への復讐を企てたところまで描かれています。
しかし、上原個人の判断だけで極秘任務全体を説明できるのかは、まだ検証の余地があります。
当時の公安任務を利用した別の組織、内乱から利益を得た勢力、ベキを切り捨てることで守られた機密が存在した可能性もあります。
もし続編の黒幕がベキの過去とつながるなら、乃木は父の復讐を否定した後で、父がなぜ復讐に取りつかれたのかを改めて知ることになります。
父の罪を止めた息子が、今度は父を壊した仕組みと戦う。
僕は、この構図が続編の感情的な中心になるのではないかと考えています。

未回収伏線から黒幕と今後の展開を考察
VIVANT続編の黒幕を見極めるには、新キャストだけでなく、第1シーズンで残った謎を確認する必要があります。
特に黒幕へ接続しやすい伏線は、次の通りです。
- 赤い別班饅頭を祠へ置いた人物
- 新庄が逃亡後に接触した人物・組織
- 長野利彦が続編でも登場する理由
- ベキ、バトラカ、ピヨの生死
- ベキの公安時代の任務と上原史郎の判断
- 野崎守の過去とリュウ・ミンシュエン
- ジャミーンが野崎に懐かなかった理由
- 乃木の別人格Fが生まれた詳しい経緯
- 乃木がベキへ残した漢文の意図
- アリと丸菱商事を結んだ事業経路
赤い饅頭は本物の招集なのか
第11話で最初に確認したいのは、乃木がどこへ向かうかではありません。
誰が赤い饅頭を置き、その招集を誰が承認したのかです。
櫻井里美が正式に招集したのであれば、その先には別班の新任務があります。
一方、別班の合図を知る人物が赤い饅頭を偽装したなら、乃木を誘い出す罠になります。
別班の招集方法は、一般人が偶然知るような情報ではありません。
内部関係者、元別班員、公安、テントのモニター、あるいは別班を長期間監視してきた組織が関与していると考えられます。
予告の「別班をテントに近づけようとした」という問いと赤い饅頭がつながるなら、続編の黒幕は別班の行動原理を熟知しています。
乃木が命令に従うことだけでなく、どのような合図なら疑わず動くのかまで理解しているのです。
ベキ・ノコル・薫は最終黒幕ではない?
検索では、ベキ、ノコル、柚木薫の黒幕説も注目されています。
ただし、僕は3人が最終的な黒幕である可能性を低く見ています。
ベキの目的は、バルカの孤児や土地を守ることと、自分たち家族を見捨てた上原への復讐でした。
続編で再び単純な敵へ戻せば、前作の父子対決を繰り返すことになります。
ベキが生きていた場合でも、黒幕を知る証人、乃木へ情報を残した人物、第三勢力に利用された人物として登場する方が自然です。
ノコルはベキの養子であり、テントの事業と孤児たちを受け継ぐ立場です。
乃木への対抗心や不信感は残っていても、自らバルカの土地と仲間を危険にさらす世界規模の事件を起こす動機は弱いでしょう。
ノコルは乃木と衝突しながら、最終的には同じ敵へ向かう役割だと予想します。
柚木薫には、バルカで医師として活動していた経緯やジャミーンとの関係など、まだ詳しく語られていない部分があります。
しかし、薫が工作員や黒幕だと示す公式情報はありません。
秘密があることと、計画の中心人物であることは別です。
薫は黒幕ではなく、乃木が守ろうとする日常の象徴だからこそ、敵に利用される人物になる可能性があります。
外の黒幕と内側のFが乃木を挟み込む
続編では、乃木の別人格Fも重要になります。
Fは外部の黒幕ではありません。
乃木が幼少期の孤独や恐怖を生き延びるために生まれた、もう一つの人格です。
乃木が薫やジャミーンとの生活を守ろうとすれば、Fは感情が任務の妨げになると警告するでしょう。
別班が乃木へ非情な命令を出したときには、反対にFが乃木の本音を代弁するかもしれません。
黒幕が乃木個人を動かそうとしているなら、乃木とFの意見が分かれる瞬間は最大の弱点になります。
外側では第三勢力が世界の情報を操作し、内側ではFが乃木の選択を揺らす。
『VIVANT』第2シーズンは、国際的な諜報戦と、一人の男の心の中で起きる戦いを重ねてくるのではないでしょうか。
人生の分岐点では、どちらが正しい道かを示す標識がないことがあります。
乃木にとってFは標識であり、警告灯であり、ときには無理やりステアリングを奪う同乗者です。
続編の黒幕が恐ろしいのは、その存在まで計算に入れて乃木を走らせようとしている場合です。
考察・まとめ|黒幕は海外と国内の二層構造か
僕が現時点で予想するVIVANT続編の黒幕は、別班とテントを利用する国際的な第三勢力です。
そして日本国内には、丸菱商事、公安、別班周辺の情報を第三勢力へ渡す内部協力者がいると考えます。
最終黒幕が海外に一人、日本側に裏切り者が一人という単純な構造ではないかもしれません。
国際ネットワークが大きな目的を決め、日本側の協力者が乃木の任務を誘導し、新キャラクターが乃木を現場へ運ぶ。
異なる立場の人物が、自分では計画の一部だと知らないまま動かされている可能性もあります。
第1シーズンの誤送金事件では、太田梨歩、山本巧、GFL社、アリ、テントという複数の段階を通じて資金が動きました。
そのため、続編の黒幕も一人ですべてを実行するのではなく、複数の階層を使って姿を隠すと見る方が自然です。
予告の「なぜ、別班をテントに近づけようとした?」というセリフは、2026年6月7日公開の最新予告第2弾に収録されました。
ただし、問いかけの相手と時系列は分からず、第三勢力の存在が確定したわけではありません。
第11話で確認すべきなのは、赤い饅頭を置いた人物、乃木が問いかける相手、誤送金事件と新任務の接点です。
この3点がつながれば、前作の事件はテントだけが仕組んだものではなかったという可能性が強まります。
僕の胸に残っているのは、黒幕の顔よりも、乃木とベキの再会さえ誰かの計画だったのかという問いです。
父を探し続けた息子の道が、最初から誰かによって引かれていたとしたら、乃木は国家への忠誠だけでなく、自分の人生そのものを疑うことになります。
敵と味方の境界線は、制服や所属では決まりません。
2026年7月26日、祠に置かれた赤い饅頭から始まる第11話は、乃木が信じてきた正義の地図を、静かに塗り替える物語になりそうです。
よくある質問
VIVANT続編の黒幕は誰ですか?
2026年7月22日時点で、黒幕の正体は公式発表されていません。
本記事では、世界規模の物語と予告のセリフから、別班とテントを利用する国際的な第三勢力を最有力と予想しています。
「別班をテントに近づけようとした」というセリフはいつ公開されましたか?
2026年6月7日に公開された「第2シーズン最新予告第2弾」の最後に収録されました。
同日に放送された『GIFT』第9話の終了後に解禁され、ドラマ公式SNSでも公開されています。
ノゴーン・ベキは続編の黒幕ですか?
ベキが黒幕だと示す公式情報はありません。
第11話では乃木がベキへ銃弾を放った日の裏側が描かれますが、ベキの生存や現在の立場は確定していません。
執筆:岸本 湊人
観たいものが見つからない…
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