ドラマ『リーガルビート』第2話の真相に迫る!隠された証拠と逆転劇の伏線を解説

1200×800px想定・比率6:4の横長ブログアイキャッチ。日本の現代的な法廷を背景に、手前には若い男性弁護士のオリジナルシルエット、左右には対照的な雰囲気の女子中学生2人を配置。中央に焦げた記念樹、コンビニのレシート風時刻表示、防犯カメラモニター、ライターを象徴的に重ねる。「 ドラマ考察
記事内にアフィリエイト広告が含まれています。

『リーガルビート』第2話で庭木に火をつけたのは初音。響の「自分がやった」という供述は、事件後のライター購入記録によって崩れました。

そして逆転劇の結末は、姫野家が求めた800万円の損害賠償請求が棄却され、響が侵入時に壊した雨どいについて泰地が3000円の賠償を申し出るというもの。犯人当て以上に、「見られすぎる初音」と「見てもらえない響」の対比が胸に残る第2話でした。

観たいものが見つからない…
そんな悩みを今日で解決!

『VIVANT』や『鬼滅の刃』などの話題作、
「観たいけど登録が面倒…」と諦めていませんか?

U-NEXTなら27万本以上が見放題!
さらに今なら、最新作に使える
600円分のポイントも無料でもらえます。

\ リスクゼロでお試し /

31日間は追加料金一切なし

スマホから3分で簡単登録・解約

⏰ 今すぐ無料体験を始める

※無料キャンペーンはいつ終了するか分かりません。

  1. 『リーガルビート』第2話では何が起きた?800万円請求から始まった放火事件
    1. 問題児の響と優等生の初音は「正反対」に見えた
  2. 決定的な証拠は何?事件後のライター購入時刻が響の供述を崩す
    1. なぜ時間の矛盾が逆転の入口になったのか
  3. 庭木に火をつけたのは初音|響が罪をかぶった本当の理由
    1. 初音を追い詰めた母・江梨子のSNS
    2. 響が罪をかぶったのは「推薦を守るため」だけではない
  4. 800万円の損害賠償はどうなった?請求棄却と3000円が示す逆転劇
    1. 「800万円→3000円」は単なる爽快演出ではない
  5. 「完璧な家族の秘密」とは?見られすぎる初音と見てもらえない響
    1. 初音の母・江梨子もまた「見てほしかった人」
  6. 泰地の法廷ラップと第2話の伏線|「声にならない声」が物語をつなぐ
    1. ラップは奇抜な演出ではなく、真実に届くための方法
    2. 星秀幸と村主功の場面は今後への伏線か
  7. 僕の考察|第2話は「放火したのは誰?」より「誰がこの子を見ていたか」
    1. 「見られすぎる子」と「見てもらえない子」を友達にした脚本
    2. 800万円から3000円へ――数字でも人物像をひっくり返した
    3. 主題歌「鳥」とも重なる“言えなかった言葉”
  8. まとめ|『リーガルビート』第2話の真相は初音、800万円請求も逆転
  9. よくある質問
    1. 『リーガルビート』第2話で庭木に火をつけたのは誰?
    2. 響の供述を崩した決定的な証拠は何?
    3. 800万円の損害賠償請求は最終的にどうなった?
    4. 『リーガルビート』第2話の脚本と監督は誰?

『リーガルビート』第2話では何が起きた?800万円請求から始まった放火事件

『リーガルビート -逆転の法廷-』第2話「完璧な家族の秘密」は、2026年7月31日午後9時からテレビ東京系で放送されました。

第2話の依頼人となったのは、中学生の有馬響です。

響を演じるのは大沢一菜さん。同級生の姫野初音を竹下優名さん、初音の母・姫野江梨子を乙葉さん、響の父・有馬英二をYOUNG DAISさんが演じています。

事件の発端は、初音の自宅の庭で起きた放火でした。

庭木が燃えるボヤが発生し、響自身が「自分が火をつけた」と認めます。

その結果、初音の母・江梨子は響側に800万円の損害賠償を要求。

父・英二は、新人弁護士・泰地空のもとを訪れ、「せめて賠償額を減らしてほしい」と依頼しました。

鈴鹿央士さん演じる泰地にとって、最初の目的はあくまで損害賠償額の減額だったわけです。

ところが事件を調べていくと、泰地たちは根本的な疑問にぶつかります。

響は、本当に庭木へ火をつけたのか。

ここから第2話は、「800万円をいくらまで減らせるか」という話ではなく、「なぜ響は自分がやったと嘘をついたのか」という物語へ姿を変えていきます。

※画像はAIによるイメージ

問題児の響と優等生の初音は「正反対」に見えた

学校での響と初音の評価は、まるで正反対でした。

響は教師から手を焼かれる存在。

一方の初音はバイオリンに打ち込み、高校の推薦も決まっている優等生です。

姫野家のSNSにも、初音の演奏や家族旅行など、華やかな日常が並んでいました。

外から見れば、初音は「恵まれた家庭の優秀な娘」です。

響と初音には、ほとんど接点がないようにも見えます。

しかし、この印象そのものが第2話の大きなミスリードでした。

僕が面白いと感じたのは、事件の真相が「証拠を隠した巧妙な犯罪」から出てくるのではなく、大人たちが二人をどう見ていたかという思い込みの裏側から出てくることです。

響には「素行の悪い子」というラベル。

初音には「完璧な優等生」というラベル。

その二つを一度はがさない限り、真相にはたどり着けませんでした。

決定的な証拠は何?事件後のライター購入時刻が響の供述を崩す

『リーガルビート』第2話で事件を大きく動かしたのが、コンビニの防犯カメラに残っていたライターの購入時刻です。

響は、火をつけるために自分でライターを購入したと説明していました。

本人が犯行を認め、さらにライターを買ったという話まである。

一見すると、「響が火をつけた」という筋書きに大きな矛盾はないように感じます。

ところが泰地と星秀幸がコンビニの映像を確認すると、決定的な事実が分かりました。

響がライターを買ったのは、庭木が燃えた後だったのです。

これでは、そのライターを使って響が庭木に火をつけたという説明は成立しません。

崩れたのは「初音が火をつけたという事実」ではなく、あくまで響の『自分が放火した』という供述です。

ここは第2話の真相を理解するうえで、とても重要なポイントでしょう。

※画像はAIによるイメージ

なぜ時間の矛盾が逆転の入口になったのか

人の証言だけを聞けば、「本人が認めているのだから間違いない」と考えたくなります。

しかし劇中では、防犯カメラに残された購入時刻が、その供述と食い違う客観的な記録として機能しました。

大事なのは、泰地がここで「響は嘘つきだ」と切り捨てなかったことです。

むしろ彼が考えたのは、

なぜ響は、わざわざ自分を犯人にする嘘をつかなければならないのか。

という問いでした。

『リーガルビート』は、吃音のある新人弁護士・泰地が、依頼人の言葉だけでなく、その奥にある“声にならない思い”を拾おうとするドラマです。

第2話のライターは、単なるミステリーの小道具ではありません。

口から出た言葉と、本当に起きた事実が一致しないとき、どちらかを雑に切り捨てるのではなく、その間にある事情を探す。

それが泰地の弁護士としての姿勢を、非常に分かりやすく示していました。

観たいものが見つからない…そんな悩みを解決!

「何観ようかな…」と迷っているうちに、結局何も観ずに時間が過ぎてしまった経験はありませんか?

31日間無料でお試し!
U-NEXTなら、映画、ドラマ、アニメ、雑誌、マンガまで、豊富な作品の中から「観たい!」が見つかります。31日間の無料トライアルがあるので、気軽に新しい趣味を発見できます。

無料期間中に解約すれば、費用は一切かかりません。

U-NEXTで、あなただけの「観たい!」を見つけませんか?

⇒ U-NEXTで無料トライアルを試してみる!

庭木に火をつけたのは初音|響が罪をかぶった本当の理由

法廷で明らかになったのは、当初の事件像とは正反対の真相でした。

姫野家の庭木に実際に火をつけたのは、有馬響ではなく姫野初音です。

しかも、周囲には接点がないと思われていた響と初音は、実は密かに親しい友人でした。

二人は人気ラッパー・YANAGIをきっかけにつながっていたことがうかがえ、響は夜に初音の部屋へ会いに行くほどの関係になっていました。

初音にとって響は、「完璧な娘」を演じなくても話せる、数少ない相手だったのです。

初音を追い詰めた母・江梨子のSNS

初音が強い息苦しさを感じていたのが、母・江梨子によるSNS投稿でした。

江梨子は、バイオリンに打ち込む初音の写真や動画、家族の日常をSNSに投稿していました。

母親側から見れば、自慢の娘の成長記録だったのでしょう。

しかし初音にとっては違います。

自分がどこへ行ったのか。

何をしていたのか。

どんな生活をしているのか。

それらが周囲に知られ続ける状況に、初音は「監視されているような苦しさ」を感じていました。

しかも江梨子は、娘の交友関係や行動にも強く関わっていました。

初音は「SNSへの投稿をやめてほしい」という思いを抱えながらも、母親が求める理想の娘を演じ続けます。

事件当日、初音が投稿を削除してほしいと訴えたことから、両親の間で積もっていた不満も噴き出しました。

江梨子は家事や子育ての頑張りを家庭内で十分に認められていない思いを抱え、SNSで得られる反応に救いを求めていた。

夫・貴明とのすれ違いまで重なり、「完璧な家族」の外観は一気に崩れていきます。

追い詰められた初音が火をつけたのは、自分の誕生を祝って植えられた記念樹でした。

もちろん、火をつける行為そのものが正当化されるわけではありません。

ただ脚本上、その木が選ばれた意味は重いと思います。

「あなたが生まれてきてうれしい」という家族の象徴だったはずの木。

そこへ本人が火をつける。

僕には、初音が壊したかったのは木そのものというより、自分を覆っていた『理想の娘』という像だったように見えました。

※画像はAIによるイメージ

響が罪をかぶったのは「推薦を守るため」だけではない

初音が火をつけたあと、響はすぐにコンビニへ行き、事件で使ったことにするための品を購入しました。

彼女が初音をかばった理由の一つは、高校推薦です。

初音が事件を起こしたと知られれば、せっかく決まっている推薦に影響するかもしれない。

さらに家族関係が悪化するかもしれない。

響自身が「SNSを消してもらった方がいい」と初音に勧めていたことへの責任も感じていました。

しかし、ここで見逃したくないのが響自身の自己評価です。

響は、初音の未来を守ろうとする一方で、自分自身の将来には同じだけの価値を感じられていませんでした。

だから「自分が犠牲になればいい」という選択へ進んでしまう。

ここまで見ると、響の行動を単なる「友情に厚い少女」で片づけることはできません。

友達を守りたい気持ちは本物です。

でも、その優しさの根っこには「自分なんて」という危うい自己否定も混ざっていた。

この二つを同時に描いたことで、響は一気に立体的な人物になりました。

そして泰地は、事件を解決したあとも響に、自分を犠牲にするような嘘をつかないでほしいと伝えます。

弁護士の仕事は賠償額を減らしたところで終わりではない。

泰地にとっては、「依頼人がこの先どう生きるか」までが事件の一部だったのでしょう。

800万円の損害賠償はどうなった?請求棄却と3000円が示す逆転劇

第2話で最も重要なのに、真相だけを追うと見落としやすいのが裁判の最終結果です。

当初、姫野家側は響に対して800万円の損害賠償を求めていました。

しかし法廷で初音自身が庭木に火をつけたことを認め、響が放火したという前提は崩れます。

その結果、響側に対する800万円の損害賠償請求は棄却されました。

これで完全な「ゼロ円決着」かと思いきや、泰地はもう一つの事実を忘れていません。

響は初音に会うため姫野家へ侵入した際、雨どいを壊していました。

泰地はその分について、3000円を賠償すると申し出ます。

800万円から3000円。

数字だけを並べれば、強烈な逆転です。

しかし僕は、この「3000円を残した」脚本がかなり好きでした。

泰地は依頼人を勝たせるために、響の責任まですべて消そうとはしません。

やっていない放火の責任は負わせない。

けれど、実際に壊した雨どいについては責任を取る。

この線引きがあるから、第2話の法廷劇は「うまく逃げ切った話」ではなくなります。

守るべき人を守ることと、その人の責任までなかったことにすることは違う。

リーガルドラマとして、とても重要な着地点だったと思います。

※画像はAIによるイメージ

「800万円→3000円」は単なる爽快演出ではない

この数字の落差は、もちろん逆転ドラマとして気持ちのいい仕掛けです。

ただ、脚本構造として見るともう一段意味があります。

第2話の前半では、大人たちが響を「放火した問題児」として扱います。

そこには800万円という巨大な数字まで乗せられる。

ところが真相が明らかになると、響が本当に負うべき責任は、雨どいの3000円にまで縮みます。

つまり金額の変化そのものが、周囲によって膨らませられた響の「悪い子」というイメージが剥がれていく過程にもなっているのです。

僕はここに、この回ならではの脚本のうまさを感じました。

800万円という数字は、響に貼られた巨大なレッテル。

3000円は、事実だけを残したあとの現実。

裁判は金額を決めただけでなく、「響という人間を正しく見直す作業」でもあったのでしょう。

「完璧な家族の秘密」とは?見られすぎる初音と見てもらえない響

第2話のサブタイトルは「完璧な家族の秘密」。

この言葉は、姫野家のSNSだけを指しているのではないと僕は思います。

外から見える姫野家は、とても整っています。

庭付きの家。

バイオリンで推薦が決まっている娘。

娘を応援する母。

家族の日常を映したSNS。

しかし、その「完璧さ」は初音本人の気持ちとは一致していませんでした。

そして興味深いのは、響が初音とは正反対の場所に置かれていることです。

初音は「見られすぎる子」。

響は「本当の自分を見てもらえない子」。

ここが、第2話で僕が最も重要だと感じた対比です。

初音は母から常に注目され、SNSでも大勢から見られている。

それでも「嫌だ」という気持ちは見てもらえません。

一方の響は、周囲から素行だけで判断され、父・英二からも乱暴な言葉を向けられます。

しかし実際の響は、父にスプーンを渡し、自分はフォークでチャーハンを食べるような子でした。

小さな優しさを持っているのに、その部分を見てくれる大人がほとんどいない。

泰地はそこに気づいていました。

裁判後、英二が響を軽く馬鹿扱いするような言葉を口にした際、泰地は父親に、娘から与えられているものをきちんと受け取ってほしいという趣旨の言葉を伝えます。

僕はこの場面こそ、第2話のもう一つの判決だったと思っています。

裁判官が下したのは800万円請求の棄却。

泰地が英二に突きつけたのは、「娘を見直してください」という判決です。

初音の母・江梨子もまた「見てほしかった人」

ただし、第2話は江梨子を一方的な悪役にはしていません。

江梨子もまた、夫から十分に認めてもらえない孤独を抱えていました。

家事や育児に追われる自分。

娘をここまで育てた自分。

その努力をSNS上の反応によって確かめていた部分があったのでしょう。

だから江梨子の問題は、「娘を愛していなかったこと」ではありません。

むしろ愛情と自己実現が絡み合い、娘の人生と自分の人生との境界が見えにくくなっていた。

そこが厄介なのです。

親が子どもの成功を喜ぶこと自体は珍しくありません。

しかし、子どもが「嫌だ」と言えないほど期待が大きくなった瞬間、その応援は重さを持ち始めます。

最終的に江梨子は初音へ謝り、SNSに載せていた写真を削除します。

事件そのものは決して望ましい形ではありませんでしたが、初音の声がようやく家族へ届いたという点では、大きな変化でした。

泰地の法廷ラップと第2話の伏線|「声にならない声」が物語をつなぐ

主人公・泰地空には吃音があります。

一方で、ラップのリズムに乗ることで思いを伝えやすくなるという特徴があり、法廷でもそれが泰地独自の武器になります。

第2話冒頭では、その設定を日常の小さな場面から見せています。

泰地は抹茶ラテを3つ買って事務所へ来ます。

言いたかった注文をそのまま口にするのが難しく、言える言葉へ置き換えた結果でした。

一見すると軽いやり取りです。

しかし第2話全体を見たあとでは、とても意味のある場面に思えます。

言いたいことと、実際に口から出た言葉は同じとは限らない。

これは泰地だけの話ではありません。

響は「自分がやった」と言いますが、本当ではない。

初音は「嫌だ」という思いを抱えながら、長く母へ伝えられない。

江梨子も「自分の頑張りを認めてほしい」という孤独を、夫へ正面から伝えられていませんでした。

だからこそ泰地は、響の供述を額面通りに受け取らなかったのでしょう。

自分自身が、「出てきた言葉だけで人の内側は判断できない」と知っているからです。

ラップは奇抜な演出ではなく、真実に届くための方法

法廷で初音が追い詰められたとき、泰地はラップという形で彼女が抱えてきた思いを整理していきます。

SNSで見られ続ける苦しさ。

理想の娘を演じる息苦しさ。

唯一寄り添ってくれた響の存在。

そして言葉にできなかった感情の爆発。

そこで初音は、ついに自分が庭木へ火をつけたことを明かします。

法廷ラップだけを切り取れば、かなり大胆な設定です。

でも第2話では、「言葉が届かないなら、届く形を探す」というドラマの思想ときれいにつながっていました。

泰地は、流暢に話せるから強い弁護士なのではありません。

言葉が出ない苦しさを知っているから、他人の出せない言葉にも敏感になれる。

ここに『リーガルビート』ならではの主人公像があります。

※画像はAIによるイメージ

星秀幸と村主功の場面は今後への伏線か

第2話では、稲垣吾郎さん演じる星秀幸の家族についても触れられました。

星はエリート志向の父や兄から、自分は本当の意味で見てもらえなかったという感覚を抱えています。

ここでも「見てもらえない」というテーマが事件側と重なります。

初音は見られすぎて苦しい。

響は本質を見てもらえない。

星もまた家族から見てもらえなかった。

ただし、この星の家族エピソードを事件本編と同じ重さで広げすぎる必要はないでしょう。

第2話の中心は、あくまで響と初音の事件です。

そのうえで覚えておきたいのが、終盤で星が田中哲司さん演じる政治家・村主功と会食する場面です。

村主は「弱者」だけを救うこととは異なる価値観を語り、星はその言葉を聞いていました。

二人の具体的な関係や今後の展開について、この時点で断定はできません。

ただ、第2話が「周囲からどう見えるか」と「内側に何を抱えているか」のズレを描いた直後だけに、政治家・村主にも表の顔だけでは分からない何かがあるのではないか。

僕は、シリーズ全体へつながる伏線として見ておきたい場面だと感じました。

僕の考察|第2話は「放火したのは誰?」より「誰がこの子を見ていたか」

『リーガルビート』第2話は、純粋な犯人当てミステリーとして極端に難しい回ではありません。

響が最初から罪を認めすぎていること。

初音と響に何か秘密がありそうなこと。

ライターの購入時刻に矛盾があること。

途中で真相を予想できた人もいたでしょう。

それでも僕は、この回は面白かったと思います。

理由は、問いが途中で変わるからです。

最初の問いは、

「誰が庭木に火をつけたのか?」

です。

しかし真相が分かるころには、

「なぜ初音は火をつけるほど追い詰められたのか?」

「なぜ響は800万円もの責任を背負ってまで嘘をついたのか?」

へ変わっています。

そして最後に残るのは、

「この二人を、本当に見ていた大人は誰だったのか?」

という問いです。

ここまで問いを深くしていくことで、第2話は単なる逆転裁判ではなくなりました。

「見られすぎる子」と「見てもらえない子」を友達にした脚本

僕が特にうまいと思ったのは、初音と響を友人にした理由です。

初音は、母のSNSによって見られすぎています。

響は、問題児という印象だけで判断され、本当の優しさを見てもらえません。

二人は正反対です。

だからこそ、互いに分かり合えたのではないでしょうか。

初音にとって響は、「完璧な初音」ではない自分を見てくれる人。

響にとって初音は、周囲からの評価とは関係なく自分とつながってくれる人。

二人が秘密の友達だったことには、物語上の必然性があります。

ただし友情は、響の自己犠牲を正しいものにはしません。

ここも第2話が丁寧でした。

初音を守ろうとした響の行動には優しさがあります。

同時に「自分の未来はどうなってもいい」という危うさがある。

だから泰地は、事件を解決して「いい友情だったね」で終わらせません。

響自身の未来にも価値があることを伝えます。

僕の胸に最も残ったのは、ここでした。

誰かを大切にすることと、自分を粗末にすることは同じではありません。

友情の美しさだけでなく、その危うさまで見せたからこそ、響という少女の物語は強く残ります。

800万円から3000円へ――数字でも人物像をひっくり返した

さらに第2話では、法律上の結果そのものが人物描写になっています。

最初の響は、「庭木を燃やし800万円を請求される問題児」です。

最後の響は、「放火はしていない。ただし侵入時に壊した雨どい3000円分の責任はある少女」です。

この差は大きい。

真実が見える前、人は他人の責任を実際より大きく見積もってしまうことがあります。

響の場合、その誤解が800万円という数字で可視化されていました。

そして事実を一つずつ確認した結果、背負うべきものだけが残る。

余計な罪まで背負わせない。でも、本当にしたことからは逃がさない。

僕は、この着地に泰地という弁護士の倫理観がよく表れていると思います。

単に「800万円をゼロにしました」ではなく、「3000円は払います」と言わせた脚本だからこそ、逆転に説得力が生まれました。

主題歌「鳥」とも重なる“言えなかった言葉”

本作の主題歌は、高橋優さんが書き下ろした「鳥」です。

『リーガルビート』という作品自体が、うまく言葉にできない人の思いを拾うことを大きな軸にしています。

第2話では、そのテーマが特に分かりやすく表れていました。

初音には言えなかった「嫌だ」がある。

響には隠した「本当は私じゃない」がある。

江梨子には正しく伝えられなかった「認めてほしい」がある。

泰地自身にも、すぐには口にできない言葉があります。

だから、このドラマでラップは「派手な必殺技」だけではありません。

普通の話し方では届かないのなら、違うリズムを探す。

人と人との間にある詰まりを、別の方法でほどいていく。

それが泰地の戦い方なのでしょう。

まとめ|『リーガルビート』第2話の真相は初音、800万円請求も逆転

『リーガルビート -逆転の法廷-』第2話では、有馬響が同級生・姫野初音の自宅庭にある木へ火をつけたとして、姫野家から800万円の損害賠償を求められました。

しかし響が「放火に使った」としていたライターは、庭木が燃えた事件後にコンビニで購入されたものでした。

この購入時刻によって響の供述に矛盾が生まれ、最終的には庭木に実際に火をつけたのは初音だったことが法廷で明らかになります。

初音は母・江梨子によるSNS投稿や過度な期待に息苦しさを感じ、周囲には秘密で響に悩みを打ち明けていました。

響は、初音の高校推薦や家族関係への影響を恐れて身代わりになります。

ただ、響がそこまで嘘を重ねた背景には、自分自身の未来に十分な価値を感じられないほど低くなっていた自己評価もありました。

裁判の結果、響に対する800万円の損害賠償請求は棄却

一方で泰地は、響が初音の家へ侵入した際に壊した雨どいについては責任を認め、3000円を賠償すると申し出ました。

この800万円から3000円への変化こそ、第2話の逆転劇の具体的な着地点です。

そして僕がこの回で一番心に残ったのは、「見る」と「見ているつもり」は違うということでした。

初音は大勢から見られているのに、本当の気持ちを見てもらえない。

響は周囲から問題児として見られているのに、本当の優しさを見てもらえない。

そんな二人だけが、お互いの本当の姿を見ていた。

法廷が暴いたのは、放火事件の真相だけではありません。

大人たちが見落としていた二人の心まで、ようやく光の下へ連れ出したのだと思います。

ドラマが終わったあと、僕の胸に残ったのは焦げた庭木ではありません。

800万円という大きな誤解が消え、3000円分の事実だけが残ったとき、ようやく一人の少女を「事件」ではなく「人」として見られた――その静かな逆転でした。

よくある質問

『リーガルビート』第2話で庭木に火をつけたのは誰?

庭木に実際に火をつけたのは姫野初音です。

有馬響は自分がやったと認めていましたが、事件後にライターを購入していたことが分かり、法廷で初音本人が火をつけたことを明かしました。

響の供述を崩した決定的な証拠は何?

大きな手掛かりは、コンビニの防犯カメラに残っていたライターの購入時刻です。

響がライターを買ったのは庭木が燃えた後だったため、「そのライターを使って響が火をつけた」という説明が成立しなくなりました。

800万円の損害賠償請求は最終的にどうなった?

響に対する800万円の損害賠償請求は棄却されました。

ただし響は初音の家へ侵入した際に雨どいを壊しており、泰地はその損害について3000円を賠償すると申し出ています。

『リーガルビート』第2話の脚本と監督は誰?

第2話の脚本は三浦駿斗さん、監督は市井昌秀さんです。

『リーガルビート -逆転の法廷-』は2026年7月24日にテレビ東京系「ドラマ9」枠でスタートし、鈴鹿央士さんが主人公・泰地空を演じています。

観たいものが見つからない…
そんな悩みを今日で解決!

『VIVANT』や『鬼滅の刃』などの話題作、
「観たいけど登録が面倒…」と諦めていませんか?

U-NEXTなら27万本以上が見放題!
さらに今なら、最新作に使える
600円分のポイントも無料でもらえます。

\ リスクゼロでお試し /

31日間は追加料金一切なし

スマホから3分で簡単登録・解約

⏰ 今すぐ無料体験を始める

※無料キャンペーンはいつ終了するか分かりません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました