『俺たちの箱根駅伝』実在大学一覧!明誠学院大学のモデル校と撮影協力校を解説

「俺たちの箱根駅伝」「実在大学一覧」「東洋大学は実名登場」「明誠学院大学は架空」の文字を中央に配置。陸上競技場と駅伝の襷を背景に、実在大学と架空大学を左右で区別する横長イラスト 俺たちの箱根駅伝
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ドラマ『俺たちの箱根駅伝』には実在する東洋大学が登場するが、明誠学院大学は架空校で、特定のモデル校も公式には確認されていない。

東洋大学は川越キャンパスでの撮影協力も発表している。一方、青山学院大学や早稲田大学などの原作登場校と、競技用品を提供した大学は、ドラマへの実名登場とは分けて考える必要がある。

この記事では、日本テレビの公式情報、東洋大学などの大学公式発表、原作者・池井戸潤さんのインタビュー、関東学生陸上競技連盟の資料をもとに、実在大学と架空大学の違いを整理する。

情報の確認基準日は2026年10月25日。ドラマ第1話から第3話までの展開には触れるが、原作小説の結末やドラマ第4話以降の内容は扱わない。

  1. 『俺たちの箱根駅伝』に登場する実在大学はどこ?一覧で確認
    1. 実在大学を3つの関係に分けて比較
    2. 東洋大学はドラマに実名で登場する
    3. 青山学院大学・早稲田大学・駒澤大学は原作で登場
    4. 専修大学・明治大学・日本大学は何に協力した?
  2. 明誠学院大学のモデル校はどこ?東洋大学・明治学院大学との違い
    1. 東洋大学がモデル校という説は本当?
    2. 明治学院大学は明誠学院大学と関係がある?
    3. 池井戸潤はなぜ実在大学をそのまま舞台にしなかった?
  3. 明誠学院大学・東西大学はどんな架空校?キャストと所属大学一覧
    1. 明誠学院大学は3年ぶりの箱根復帰を目指す古豪
    2. 東西大学は連覇を狙う強豪校
    3. 関東学生連合に参加する架空大学11校の所属一覧
  4. 関東学生連合は実在する?第102回箱根駅伝からの選考制度を比較
    1. 第102回大会から16人の選考方法が変更された
    2. 学生連合はオープン参加なのに甲斐はなぜ3位以上を目指す?
    3. 第3話で見える学生連合の難しさ
  5. 東洋大学川越キャンパスはどこで撮影?ロケ地と使用施設を確認
    1. 川越キャンパスで撮影された場所は?
    2. 立正大学熊谷キャンパスもロケ地なのか?
    3. 実在する競技施設と用品はどんな役割を持つ?
  6. 『俺たちの箱根駅伝』はなぜ実在大学と架空大学を混ぜる?物語の構造を考察
    1. 明誠学院大学の「古豪」という肩書きが選手を苦しくする
    2. 池井戸潤が学生連合を中心に置いた意味
    3. 大日テレビも架空だから、もう一つのチームを描ける
    4. 実在大学の名前を探すだけでは見落とすもの
  7. まとめ|『俺たちの箱根駅伝』実在大学一覧とモデル校の結論
  8. よくある質問
    1. 『俺たちの箱根駅伝』に東洋大学は本当に登場する?
    2. 明誠学院大学のモデルは青山学院大学や明治学院大学?
    3. 『俺たちの箱根駅伝』の関東学生連合は実在する?
  9. 参考

『俺たちの箱根駅伝』に登場する実在大学はどこ?一覧で確認

『俺たちの箱根駅伝』で、大学自身がドラマへの実名登場を明言しているのは東洋大学だ。

そのほかにも原作小説で名前が挙がる大学や、ドラマ制作に協力した大学がある。ただし、大学名が作品に関係していることと、ドラマで実名の出場校として描かれることは同じではない。

実在大学を3つの関係に分けて比較

まずは、確認できる根拠の種類で整理してみよう。

実在大学確認できた関係主な根拠
東洋大学ドラマ実名登場・原作登場・撮影協力2026年10月2日の大学公式発表など
青山学院大学原作登場・原晋監督の本人役出演原作者インタビュー・日本テレビ公式発表
早稲田大学原作登場原作者インタビュー第2回
駒澤大学原作登場原作者インタビュー第2回
専修大学撮影協力・競技用品提供2026年10月1日の大学公式発表
明治大学撮影協力・競技用品提供大学広報の公式Xによる案内
日本大学制作協力・学生団体の出演案内2026年9月15日付の大学関連発表

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※原作登場校は、文藝春秋「本の話」の『俺たちの箱根駅伝』刊行記念インタビュー第2回で言及された大学を含む。

※青山学院大学・早稲田大学・駒澤大学・専修大学・明治大学・日本大学については、今回照合できた資料だけではドラマ内での大学名の実名登場を確定できない。

この一覧で押さえたいのは、

ということ。

東洋大学は実名登場と撮影協力の両方を発表している。一方、専修大学が発表しているのは競技用品などの提供だ。

名前が並ぶと、つい全校が同じ形で登場するように見えてしまう。

けれど、出演者名簿と制作協力者名簿を一枚に重ねれば、誰が何をしたのか分からなくなる。大学の関わり方も、それと同じだ。

東洋大学はドラマに実名で登場する

東洋大学は2026年10月2日、公式サイトで「東洋大学川越キャンパスが日本テレビドラマ『俺たちの箱根駅伝』のメインロケ地に」と題する発表を行った。

この発表には、ドラマ内にも東洋大学が登場することが明記されている。

さらに、大学陸上競技部が実際に使用するユニフォームやベンチコートなども、日本テレビへ貸し出された。

東洋大学については、少なくとも次の事実が大学自身の発表で裏付けられる。

  • ドラマに「東洋大学」が登場する
  • 川越キャンパスがメインロケ地として使われた
  • 陸上競技部の競技用品が撮影に提供された

一つの大学が複数の形で関わっているところが特徴的だ。

ただし、これは東洋大学が明誠学院大学のモデルという意味ではない。

撮影場所としての東洋大学と、物語の中心となる明誠学院大学の設定は、別々に確認する必要がある。

俺たちの箱根駅伝【公式】日テレ/2026-10-16の公式動画投稿

同じ作品・放送年・シーズンの公式関連映像として掲載します。視聴率・感想・撮影地・料金など、本文の個別の説明を裏付ける資料ではありません。記事の対象に関連する番組公式投稿です。「今夜」などの表現は投稿当時のものです。予告・告知と本編の結果は区別してください。

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青山学院大学・早稲田大学・駒澤大学は原作で登場

実在校について直接的な手がかりになるのが、文藝春秋の「本の話」に掲載された『俺たちの箱根駅伝』刊行記念インタビュー第2回だ。

インタビューでは、青山学院大学、早稲田大学、駒澤大学、東洋大学といった実在する学校が、原作小説に関わる大学として挙げられている。

ここで重要なのは、この資料が直接示しているのは原作小説での扱いだという点。

ドラマは原作をもとに制作されているが、小説で実名が登場することだけで、ドラマでも同じ場面や同じ形で登場したとは断定できない。

青山学院大学には、もう一つ作品との接点がある。

日本テレビは2026年8月27日、青山学院大学陸上競技部の原晋(はらすすむ)監督が本人役でドラマに出演することを発表した。

役割は箱根駅伝予選会の解説者。

現実の大学駅伝を指導する人物が、劇中では競技を伝える側に参加する。

この配役はなかなか興味深い。

架空の選手たちが競技に挑み、その競技を説明する人物には現実の指導者がいる。物語の選手名簿はフィクションでも、競技を見る目まで架空にする必要はないわけだ。

ただし、原監督の出演は、青山学院大学が明誠学院大学のモデルである証拠にはならない。

専修大学・明治大学・日本大学は何に協力した?

専修大学は2026年10月1日、公式サイトでドラマへの撮影協力を発表した。

同大学の陸上競技部が提供したものには、公式ユニフォーム、ジャージ、Tシャツ、ベンチコート、駅伝襷、のぼり旗などが含まれる。

実際に競技活動で使用している用品を提供したことが、大学側の発表から確認できる。

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明治大学についても、大学広報の公式Xで、体育会競走部のユニフォームや襷、父母会によるのぼり旗の貸し出しなどが案内されている。

ただし、今回確認できた公開情報では、その個別投稿の正確な投稿日までは確定できなかった。

日本大学については、2026年9月15日付の大学・校友会による制作協力案内で、襷やのぼり旗の提供に加え、第1話への応援リーダー部の出演が伝えられている。

この点は、競技用品の提供だけを発表している大学とは異なる。

実物の襷を貸すことと、学生団体が撮影に参加することは、作品への関わり方が違うからだ。

ただし、出演した学生団体があることと、その大学が劇中の競技上の出場校として実名登場することも、同じ意味ではない。

大学駅伝の襷は、単なる布ではなく所属する学校を象徴するもの。

本物の用品が使われたという事実は作品の現実感を支えるが、架空の選手が残す成績まで実在校の記録になるわけではない。

※画像はAIによるイメージ

明誠学院大学のモデル校はどこ?東洋大学・明治学院大学との違い

明誠学院大学は『俺たちの箱根駅伝』に登場する架空の大学で、特定の実在校をモデルにしたという公式発表は確認できていない。

東洋大学は撮影場所として関係があり、明治学院大学とは名称が似ている。しかし、その二つはモデル校を特定する根拠にはならない。

東洋大学がモデル校という説は本当?

東洋大学が明誠学院大学のモデルと断定できる資料は確認できない。

大学公式サイトが発表しているのは、川越キャンパスでの撮影、用品の貸し出し、東洋大学自体のドラマへの登場だ。

確認項目東洋大学についての状況
実在する大学か実在する
ドラマに実名で登場するか大学公式が明言
メインロケ地か川越キャンパスを使用
競技用品の提供ユニフォームなどを貸し出し
明誠学院大学のモデルか公式発表を確認できず

たしかに、現実のキャンパスが劇中で使われていると、そこがモデル校のように感じられることはある。

しかし、学校の建物を借りることと、学校の歴史や人物関係を物語の下敷きにすることは違う。

たとえるなら、ドラマで実在する喫茶店を撮影に使ったからといって、登場する架空の店主までその店の経営者がモデルとは限らない、という話だ。

ここを混同すると、明誠学院大学の監督交代や予選会での敗退を、東洋大学の実際の出来事と誤って結びつけてしまう。

ロケ地の公式発表だけでは、モデル校の由来までは証明できない。

明治学院大学は明誠学院大学と関係がある?

明治学院大学は実在する大学で、箱根駅伝本選出場を目指す「MG箱根駅伝プロジェクト」に取り組んでいる。

一方、ドラマの明誠学院大学は、過去に箱根駅伝で実績を持ちながら、近年は本選出場を逃している古豪という設定だ。

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名称に「学院大学」が含まれ、どちらも箱根駅伝に関係している。

だからといって、同じ大学として扱うことはできない。

さらに、実際の第102回箱根駅伝では、明治学院大学の髙橋歩夢選手が関東学生連合の個人枠に選出されたことが確認できる。

学生連合という共通点まで出てくると、明誠学院大学との関係を考えたくなるところだ。

しかし、ここには注意が必要になる。

ここで確認できる現実の選手の活動と、架空の明誠学院大学の設定は、別の話だ。

大学名が似ていても、競技制度に共通点があっても、モデルとする根拠がなければ断定できない。

池井戸潤はなぜ実在大学をそのまま舞台にしなかった?

明誠学院大学のモデルを考えるうえで、最も重要なのは原作者の発言だ。

池井戸潤さんは、文藝春秋「本の話」の2024年4月24日公開インタビュー第1回で、実在する大学を物語の舞台にすることへの迷いを明かしている。

箱根駅伝を目指す実在の大学には、現実に競技へ打ち込む学生たちがいる。

その大学名を借りて、架空の人物や出来事を自由に描くことが適切なのか。

反対に、大学名をすべて架空にしてしまうと、箱根駅伝という現実の競技とのつながりが弱まる。

池井戸さんは、この問題を解決できず、構想が6〜7年にわたって行き詰まっていたと説明している。

これは、単なるネーミングの悩みではない。

実在する大学には、そこで走ってきた選手、指導者、応援してきた人々の歴史がある。その名前を使うなら、架空の失敗や対立にも現実の学校を連想させる力が生まれてしまう。

文藝春秋の刊行記念インタビュー第2回でも、池井戸さんは実在校とのつながりを残しつつ、物語の中心となるチームやライバルを架空にした理由に触れている。

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ここに、僕は作者の慎重さを感じる。

物語を面白くするだけなら、実在の強豪校を中心に据えた方が、読者にその学校の歴史や実績を説明する手間は少ないかもしれない。

しかし、それでは現実の学生が背負っているものまで、架空の物語に利用することになる。

池井戸さんは、そこを簡単に飛び越えなかった。

実在校をただ借りるのでもなく、現実の大学駅伝から完全に切り離すのでもない。

僕は、これが明誠学院大学という架空校を置いた大きな意味だと考えている。

さらに、2026年10月公開の池井戸さんへのインタビューでも、学生連合という仕組みが物語の突破口になったことが語られている。

学生連合なら、所属する大学が異なる選手たちを一つの物語に集められる。

現実の一校の歴史を背負わせずに、大学駅伝の世界を描く道が開けたわけだ。

明誠学院大学を特定の実在校へ結びつけることより、なぜ架空校が必要だったのかを理解する方が、作品の設定に近づける。

※画像はAIによるイメージ

明誠学院大学・東西大学はどんな架空校?キャストと所属大学一覧

『俺たちの箱根駅伝』では、明誠学院大学や東西大学をはじめ、学生連合に参加する選手の所属先として複数の架空大学が登場する。

大学ごとに競技上の立場が異なるため、名前だけでなく、その大学が物語でどんな役割を持つかを見ておくと分かりやすい。

明誠学院大学は3年ぶりの箱根復帰を目指す古豪

明誠学院大学は、箱根駅伝本選への出場を2年連続で逃した古豪だ。

2026年10月10日放送の第1話では、諸矢久繁監督のもと、3年ぶりの箱根復帰を目指して予選会に挑む。

しかし、期待されていた本選出場は実現しない。

その後、新監督として就任するのが、大学OBの甲斐真人だ。

主要人物を整理すると、次のようになる。

役名俳優名とフリガナ明誠学院大学での立場
甲斐真人山下智久(やましたともひさ)新監督・大学OB
諸矢久繁寺尾聰(てらおあきら)長年チームを率いた前監督
青葉隼斗小林虎之介(こばやしとらのすけ)4年生・キャプテン
前島友介杢代和人(もくだいかずと)4年生の部員
矢野計図奥智哉(おくともや)3年生マネージャー

俺たちの箱根駅伝【公式】日テレ/2026-10-15の公式動画投稿

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甲斐は学生時代に箱根駅伝を走った経験があり、卒業後は商社に勤務していた。

一方、諸矢は38年間にわたってチームを率いてきた指導者。

つまり明誠学院大学では、単に監督が交代するだけでなく、指導経験も競技との関わり方も異なる人物へチームが引き継がれる。

ここで妙に引っかかるのが、「古豪」という言葉だ。

過去の実績があるからこそ、復活への期待は大きくなる。しかし、昔の賞状をどれだけきれいに額装しても、今年の予選会のタイムが縮まるわけではない。

学校には長い歴史がある。

けれど、4年生の青葉や前島には、同じ学年で箱根に挑める次の年はない。

大学の復活と、最終学年の選手が持つ最後の機会は、同じ時間の中にあるようで違う。

僕は、この違いが明誠学院大学の物語に切実さを与えていると読む。

東西大学は連覇を狙う強豪校

東西大学は、箱根駅伝の連覇を狙う架空の強豪校だ。

監督の平川庄介を山本耕史(やまもとこうじ)が演じる。

平川は明誠学院大学の新監督・甲斐真人と、学生時代から関係のある人物。

2026年10月24日放送の第3話では、両者が1万メートル記録挑戦競技会で再会する。

日本テレビの第3話公式あらすじによると、学生時代の平川は甲斐に一度も勝てなかった。

ところが現在、平川は箱根連覇を目指す強豪校の監督で、甲斐は予選会で敗れた大学の選手たちを集めた学生連合の監督になっている。

甲斐が掲げた本選3位以上という目標に対し、平川は厳しい反応を示す。

なかなかややこしい関係だ。

学生時代は勝てなかった相手に、監督としては強豪校を率いる立場から向き合っている。

昔の勝敗表を持ってきても、現在の指導者としての優劣がそのまま分かるわけではない。

選手として走る能力と、監督としてチームを動かす能力は別だからだ。

僕には、東西大学の設定が甲斐と平川の現在地を比較するための役割も担っているように見える。

平川が率いるのは、すでに強いチーム。

甲斐が率いるのは、これから異なる大学の選手たちをまとめなければならないチーム。

二人が同じ競技に関わっていても、与えられた課題はまるで違う。

関東学生連合に参加する架空大学11校の所属一覧

日本テレビの公式キャスト・相関図には、明誠学院大学以外にも複数の大学名が登場する。

学生連合に関わる主要選手の所属大学11校を、番組公式の人物設定と照合して整理した。

架空大学主な所属選手
品川工業大学諫山天馬
目黒教育大学富岡周人
武蔵野農業大学猪又丈
清和国際大学松木浩太
山王大学倉科弾
東邦経済大学村井大地
東洋商科大学桃山遙
関東文化大学内藤星也
調布大学佐和田晴
京成大学乃木圭介
多摩塾大学峰岸蓮

日テレドラマ公式チャンネル/公式紹介映像

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※日本テレビの公式キャスト・相関図にある所属情報をもとにした一覧。学生連合の全登録者を網羅する表ではない。

公式キャスト情報には、このほかにも武蔵中央大学、関東中央大学、東京中央大学、西南大学などの所属設定が掲載されている。

したがって、表の11校だけが作品に登場する架空大学という意味ではない。

ここで特に紛らわしいのが、東洋商科大学という名前。

東洋大学は実在するが、東洋商科大学は作中の架空の所属先だ。

名称が似ているだけで、東洋大学の系列校や別組織と扱うことはできない。

また、所属大学の異なる選手たちを一つのチームに集めることで、それぞれが背負ってきた事情を同じ舞台へ持ち込める。

同じユニフォームを着るからといって、最初から同じ考えで走れるわけではない。

そこに、学生連合という設定ならではの難しさがある。

※画像はAIによるイメージ

関東学生連合は実在する?第102回箱根駅伝からの選考制度を比較

関東学生連合は実在する制度で、箱根駅伝の予選会で本選出場を逃した大学の選手たちが集まって編成される。

ドラマでは、明誠学院大学の青葉隼斗が学生連合の一員として箱根を目指す。

ただし、現実の選考規定と、ドラマ内の人物設定や選出経緯を同一視することはできない。

第102回大会から16人の選考方法が変更された

関東学生陸上競技連盟は2025年10月27日、「第102回東京箱根間往復大学駅伝競走 関東学生連合チームの編成について」を公表した。

この資料によると、2026年1月開催の第102回大会から、学生連合16人の編成方法が変更されている。

選考区分第102回大会からの条件人数
チーム枠予選会総合11〜20位の大学に各1枠10人
その他個人枠原則として総合21位以下の大学から、各大学1人を個人順位で選出6人
合計2区分で編成16人

個人枠には、もう一つ重要な条件がある。

関東学連の資料では、予選会で完走者が10人に達せず、大学として総合順位が付かなかった場合も、個人成績などの条件を満たせば選出対象になることが説明されている。

つまり、

ということだ。

単純に「11〜20位の10校と、21位以下の6校」とだけ覚えると、この例外を見落としてしまう。

また、第102回大会からは学生連合としての出走上限回数が2回までに変更された。

現実の大会制度は物語を理解する手がかりになる。

しかし、制度の数字が一致することと、架空の選手の選出過程まで実際の規定どおりに描かれていることは別だ。

学生連合はオープン参加なのに甲斐はなぜ3位以上を目指す?

ドラマの甲斐真人は、学生連合に対して本選3位以上という高い目標を掲げている。

俺たちの箱根駅伝【公式】日テレ/2026-10-16の公式動画投稿

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しかし、学生連合は通常の大学チームと同じ公式順位を争う立場ではなく、オープン参加として扱われる。

ここに、ドラマならではの大きな問いが生まれる。

公式順位として残らないなら、上位を目指す意味は薄れるのか。

それとも、結果の扱いが違っても、選手が全力で挑戦する意味は変わらないのか。

第2話の日本テレビ公式あらすじでは、青葉が学生連合への選出を辞退しようとしながら、甲斐の言葉を受けて出場を決意する流れが描かれる。

大学としての予選会敗退は覆らない。

それでも、青葉個人にとって箱根を目指す道まで閉ざされたわけではない。

ここが僕には面白い。

大学の成績表には敗退と記されていても、選手自身の挑戦にまで終了印が押されるわけではない。

学校の結果と、選手個人の可能性を分けて考えられる。

この仕組みがあるからこそ、明誠学院大学以外の架空大学にも、それぞれの選手が抱える目標を与えられるのだと思う。

第3話で見える学生連合の難しさ

2026年10月24日放送の第3話では、学生連合が1万メートル記録挑戦競技会に参加する。

日本テレビの公式あらすじによると、甲斐に反発して練習への取り組みが十分ではなかった松木浩太らが好タイムを記録する一方、青葉隼斗はレース途中で失速してしまう。

同じチームに所属していても、選手ごとの状態はそろっていない。

ここを、単なる実力の差と片付けるのは早い。

第3話の説明から確認できるのは、練習への向き合い方や競技会での結果に違いがあることだ。

選手全員の心理や不調の原因まで、この情報だけで断定することはできない。

ただ、甲斐が向き合う課題の難しさは見えてくる。

強い選手を集めれば、自動的に強いチームが完成するわけではない。

材料がそろっていても、料理が完成したとは言えない。組み合わせ方と、それぞれの状態を見極める仕事が残っている。

学生連合の物語では、個人の走力と、チームとして力を発揮できるかどうかが別の問題になっている。

架空大学をいくつも登場させた意味は、この違いにも表れているように思う。

俺たちの箱根駅伝【公式】日テレ/2026-10-23の公式動画投稿

第3話の公式告知を確認できるため。記事の対象に関連する番組公式投稿です。「今夜」などの表現は投稿当時のものです。予告・告知と本編の結果は区別してください。

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東洋大学川越キャンパスはどこで撮影?ロケ地と使用施設を確認

東洋大学川越キャンパスは、ドラマ『俺たちの箱根駅伝』のメインロケ地として使用された。

東洋大学公式サイトの2026年10月2日付発表によると、撮影期間は2026年1月から3月。陸上競技場や体育館、校舎など、複数の施設が使われている。

川越キャンパスで撮影された場所は?

東洋大学が公表した主な使用施設を整理した。

項目確認できる内容
大学東洋大学
キャンパス川越キャンパス
所在地埼玉県川越市
撮影期間2026年1月〜3月
主な屋外施設陸上競技場
主な屋内施設体育館、学生ホール
使用校舎1号館、2号館、5号館、7号館

大学の発表では、練習風景やミーティングなどの撮影が行われたことも説明されている。

撮影に参加した出演者として挙げられているのは、山下智久さん、寺尾聰さん、駿河太郎(するがたろう)さん、金田明夫(かねだあきお)さんらだ。

駿河さんは清和国際大学の北野公一監督、金田さんは東邦経済大学の大沼清治郎監督を演じる。

つまり、東洋大学のキャンパスでは、明誠学院大学に関わる人物だけでなく、別の架空大学の監督を演じる出演者も撮影に参加している。

ここで確認できるのは、実際に使用された施設と撮影に関わった出演者まで。

どの施設が劇中のどの大学の建物として登場したかについては、個別の場面との照合が必要になる。

なお、東洋大学の発表では全10話の放送予定にも触れ、川越キャンパスで撮影した場面が各話に登場する予定と案内されている。

立正大学熊谷キャンパスもロケ地なのか?

立正大学熊谷キャンパスについても、ドラマのロケ地候補として紹介されることがある。

俺たちの箱根駅伝【公式】日テレ/2026-10-14の公式動画投稿

放送・作品紹介の公式情報を確認できるため。記事の対象に関連する番組公式投稿です。「今夜」などの表現は投稿当時のものです。予告・告知と本編の結果は区別してください。

表示できない場合は俺たちの箱根駅伝【公式】日テレで確認する

公式掲載元確認日:2026-10-25。掲載当時の情報と現在の放送状況は区別してください。

ただし、2026年10月25日時点で今回照合できた資料では、立正大学自身による対象作品・撮影場所・使用場面を明示した公式発表までは確認できなかった。

したがって、現段階では撮影候補として扱い、公式発表がある東洋大学川越キャンパスとは区別する。

キャンパスの外観がドラマに似ているというだけでは、撮影場所の確定には足りない。

建物が似ていることと、実際にカメラが置かれたことは別の事実だからだ。

確認済みのメインロケ地は東洋大学川越キャンパス。立正大学熊谷キャンパスの撮影状況は、追加の公式資料による確認が必要という整理になる。

実在する競技施設と用品はどんな役割を持つ?

大学の競技施設には、陸上競技部が日常的に活動するための空間がある。

東洋大学の競技場や校舎が撮影に使われ、専修大学などが実際の競技用品を提供したことは、作品が現実の大学駅伝の環境を取り入れている具体例だ。

競技場は、選手が練習し、競技に向き合う場所を支える。

一方、ユニフォームや襷は、選手の所属や大学駅伝の文化を示すものになる。

建物と用品では、画面の中で担う役割が違う。

僕は、この二つがそろっているところに本作の制作上の工夫を感じる。

架空の人物を描く一方で、その周囲には現実の大学陸上競技部が使う設備や用品がある。

架空のチームをただ白紙の背景に立たせるのではなく、大学駅伝という競技の環境に置こうとしているように見える。

その積み重ねが、実在する大学の名前と架空の人物を同じ作品の中に並べる土台になっているのだろう。

※画像はAIによるイメージ

『俺たちの箱根駅伝』はなぜ実在大学と架空大学を混ぜる?物語の構造を考察

『俺たちの箱根駅伝』が実在大学と架空大学を混ぜているのは、現実の箱根駅伝とのつながりを保ちながら、架空の選手や指導者に独自の物語を与えるためだと僕は読む。

ここでは、原作者の発言とドラマ第1〜3話の設定をもとに、その意味をもう少し掘り下げたい。

明誠学院大学の「古豪」という肩書きが選手を苦しくする

明誠学院大学は、過去に箱根駅伝で実績を残してきた大学として描かれる。

しかし、現在は2年連続で本選出場を逃している。

かつての実績があるからこそ、大学には復活を目指す理由がある。

ところが、現在所属する選手たちにとって、過去の実績は必ずしも助けになるとは限らない。

第1話では予選会に敗れ、第2話では学生連合という別の道が動き出す。

この展開で、明誠学院大学が抱える二つの時間が分かれていく。

一つは、長い歴史を持つ大学の時間。

もう一つは、卒業までの限られた時間を走る学生たちの時間だ。

大学は翌年も、その次の年も箱根を目指せる。

でも、青葉たち4年生は、同じ立場で来年もう一度走ることはできない。

ここが少し残酷で、物語としても強い。

学校の看板は残る。でも、その看板の下で走る選手には入れ替わりがある。

過去の栄光は大学の財産になっても、現在の選手の挑戦に十分な時間を与えてくれるわけではない。

だからこそ、大学としての敗退後も、学生連合で箱根を目指す青葉の選択には意味が生まれる。

学校の復活だけが選手の目標ではない。選手には選手自身の時間がある。

僕には、この違いが明誠学院大学という架空校を立体的にしているように思える。

池井戸潤が学生連合を中心に置いた意味

池井戸さんは『俺たちの箱根駅伝』の創作について、実在する大学の選手たちへの配慮を繰り返し語っている。

俺たちの箱根駅伝【公式】日テレ/2026-10-21の公式動画投稿

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さらに、学生連合という仕組みが物語の出発点になったことも説明している。

この二つを合わせると、なぜ架空大学が複数必要だったのかが見えてくる。

実在する一校の歴史を借りずに、大学駅伝に挑む選手たちの物語を描く。

そのためには、明誠学院大学という中心校だけでなく、そこへ集まってくる異なる所属先の選手たちが必要になる。

学生連合なら、出身大学の違う選手が同じチームで走ることになる。

それぞれが背負っている大学の事情も、箱根駅伝に挑む理由も同じとは限らない。

単一の大学を描く作品では、どうしても学校としての目標が物語の中心になりやすい。

一方、学生連合を中心に置けば、学校の目標と個人の目標が一致しない場合にも踏み込める。

僕は、ここが本作ならではの面白さだと思う。

甲斐はチームとして本選3位以上を目指す。しかし、選手一人一人にとって、その目標が最初から同じ重さを持っているとは限らない。

監督が高い目標を掲げたからといって、全員の気持ちが一斉にそろうわけではない。

駅伝は同じ方向に走る競技なのに、そこへ向かう理由は一人ずつ違う。

この違いを描けるところに、架空大学と学生連合を組み合わせた意味がある。

大日テレビも架空だから、もう一つのチームを描ける

『俺たちの箱根駅伝』には、学生ランナーの物語と並んで、駅伝中継を担うテレビ局の物語がある。

劇中の「大日テレビ」も架空のテレビ局だ。

箱根駅伝中継のチーフプロデューサー・徳重亮を大泉洋(おおいずみよう)、センターディレクター・宮本菜月を伊藤沙莉(いとうさいり)が演じる。

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2026年10月24日放送の第3話では、長年センターアナウンサーを務めてきた前田久志が病気治療のために入院し、徳重たちが代役探しを迫られる。

候補となるベテランアナウンサー・辛島文三や、編成局長が推薦する丸太真二などをめぐり、中継現場では判断が求められる。

ここで大学側とテレビ局側を並べると、共通点が見えてくる。

学生連合では甲斐が、異なる大学から集まった選手たちをまとめなければならない。

大日テレビでは徳重が、それぞれ専門的な役割を持つスタッフをまとめながら、中継を成立させなければならない。

片方は箱根を走るためのチーム。

もう片方は、その走りを届けるためのチームだ。

どちらも、能力のある一人だけでは完成しない。

第3話では、学生連合の青葉が自信を失う一方、テレビ局側でも中心となるアナウンサーの不在という問題が起きる。

立場は違っても、予定していた役割を誰がどう担うのかが問われている。

僕には、この二つが一本の駅伝のようにつながって見える。

学生側が襷をつなぐなら、テレビ局側も実況、映像、判断を次の担当者へつなぐ必要がある。

もちろん、これは作品構造からの僕の解釈であり、作者がタイトルの意味を一つに限定して説明したものではない。

それでも、作品名が『俺たちの箱根駅伝』であることには、学生以外の人々まで含めて読める余地がある。

現実の箱根駅伝を描きながら、大学もテレビ局も架空にする。

その選択によって、作品は特定の組織の実話に縛られず、競技に関わるさまざまな仕事を描けるのだろう。

実在大学の名前を探すだけでは見落とすもの

実在大学の名前やモデル校を調べるのは、作品を理解する入り口として自然なことだ。

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東洋大学の撮影協力や、原晋監督の本人役出演など、現実の大学駅伝との接点を知れば、ドラマの見え方も変わってくる。

ただ、僕はそこで少し気を付けたい。

明誠学院大学を「東洋大学に似ている」「明治学院大学の名前に近い」といった理由だけで実在校へ結びつけると、作者が架空校を選んだ意味を見落としやすくなる。

池井戸さんは、実在する選手たちに配慮しながら、学生連合という舞台に物語の可能性を見いだした。

その経緯を知ると、明誠学院大学がどこか一校の写しではないことにも価値があると分かる。

架空だからこそ、甲斐には監督としての難題を与えられる。

青葉には、大学として敗れたあとも箱根を目指す選択を与えられる。

平川には、過去の競技成績と現在の指導者としての立場が食い違う関係を与えられる。

そして、その一つ一つを現実の特定の大学の出来事として扱わずに済む。

僕には、この二つの役割が本作の大学設定を支えているように思える。

※画像はAIによるイメージ

まとめ|『俺たちの箱根駅伝』実在大学一覧とモデル校の結論

『俺たちの箱根駅伝』では、東洋大学がドラマへ実名で登場することが、2026年10月2日の大学公式発表で確認できる。

一方、中心となる明誠学院大学や、強豪校の東西大学は架空の大学だ。

青山学院大学・早稲田大学・駒澤大学などは原作での登場が確認できるが、それだけでドラマへの実名登場を確定することはできない。

専修大学・明治大学・日本大学などの制作協力も、大学名の登場とは区別する必要がある。

そして、明誠学院大学のモデルを特定の実在校とする公式発表は、今回確認した資料には見当たらない。

原作者の池井戸潤さんが実在する大学の学生たちへの配慮から、架空校を中心に据えた経緯を知ると、この設定は単なる名前の置き換えではないと分かる。

現実の大学駅伝への敬意を残しながら、登場人物には作品独自の挑戦を与える。

僕はそこに、『俺たちの箱根駅伝』が実在大学と架空大学を組み合わせた一番の理由を感じる。

次に作品を見るときは、どの大学がモデルかだけでなく、学校の目標と選手一人一人の目標がどこで重なり、どこで違っているのかに注目してみたい。

よくある質問

『俺たちの箱根駅伝』に東洋大学は本当に登場する?

はい。東洋大学は2026年10月2日の公式発表で、ドラマに東洋大学が登場することを明らかにしている。

川越キャンパスがメインロケ地として使われ、実際の陸上競技部のユニフォームなども提供された。

明誠学院大学のモデルは青山学院大学や明治学院大学?

2026年10月25日時点で照合できた主要な公式資料では、どちらかを特定のモデル校とする発表は確認できていない。

原晋監督の本人役出演や、大学名の類似だけではモデル校と判断できない。

『俺たちの箱根駅伝』の関東学生連合は実在する?

実在する制度だ。

2026年1月開催の第102回大会からは選考方法が変更され、予選会総合11〜20位校のチーム枠10人と、原則として21位以下などの大学から選ぶ個人枠6人の計16人で編成される。

ただし、ドラマの架空の選手については、劇中の設定と現実の選考制度を区別する必要がある。

岸本湊人

参考

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