『誘拐の日』ネタバレ完全版|1話〜最終回全話あらすじ+犯人の正体&弁護士・原作との違い
──誘拐されたのは、少女の「体」か、それとも「運命」か。
2025年、ドラマ界に突如現れた異色作『誘拐の日』。
“少女誘拐”というセンセーショナルな題材でありながら、なぜここまで多くの人が涙を流し、心をつかまれたのか。
それはこの物語が、ただのサスペンスではなく、「人生そのもの」を問う物語だからだ。
誘拐犯は、斎藤工演じる元医師・新庄政宗。
借金に追われ、ひとり娘に会えず、過去には殺人の罪まで背負った男が、少女・七瀬凛をさらう。
だが、その“誘拐”の裏には、思わず涙がこぼれるほど切実な「理由」があった──。
目を覚ました凛には記憶がなかった。だがその瞳は鋭く、聡く、すべてを見抜いているようだった。
そして彼女が語る、「誘拐犯は……警察かもしれない」という衝撃の一言。
「え、待って。誰が本当の犯人なの?」
「この人は、悪い人なの?それとも…」
視聴者の疑念は回を追うごとに深まり、“感情と理性”が交錯するラストへと加速していく。
そして、物語の裏にはもう一人の“主役”が存在する。
それが、深澤辰哉演じる弁護士・山崎忠。
彼の存在は、単なる法律家ではない。正義を語る者の顔で、何を隠しているのか。
「味方」なのか、「敵」なのか──この人物をどう信じればいいのか、誰もが迷い始める。
さらに忘れてはならないのが、原作・韓国ドラマ『誘拐の日(The Kidnapping Day)』との違い。
日本版があえて描いた“ある改変”が、視聴者の心に突き刺さる結末を生んでいる。
この記事では、全話のあらすじ、犯人の正体、弁護士の立場、そして原作との相違点まで、徹底的にネタバレ解説。
あなたの「モヤモヤ」と「涙の理由」、ここですべて回収します。
ドラマを観た人も、これから観る人も。
もう一度“あの衝撃”と“あの温もり”を噛みしめたいあなたのために、この記事はあります。
視聴前の方は、心の準備を。すでに観た方は、答え合わせと“感情整理”のために。
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第1話ネタバレ|“優しい誘拐犯”が抱える罪と、少女の目覚め
──これは、本当に“誘拐”だったのか?
2025年7月8日放送の第1話。
視聴者は、最初の10分で「ただのサスペンスじゃない」と確信した──そう言っても過言ではない。
物語は、新庄政宗(斎藤工)が、少女・七瀬凛(永尾柚乃)を連れ去る場面から始まる。
凛は自宅の前で倒れており、政宗は彼女を自宅に“保護”するような形で運び入れる。
だが、それはすでに「誘拐犯」としての烙印を背負うことになる選択だった。
新庄には、過去に殺人の前科がある。娘の命を救うための“正当防衛”だったにも関わらず、世間は容赦しない。
その過去と、今背負わされた“誘拐”という十字架。
彼の目に宿るのは、どこまでも哀しみと優しさが入り混じる色だった。
一方で、凛は目覚めると同時に記憶を失っている。
しかし彼女は、ただの“迷子”ではない。
言葉の端々に知性がにじみ、誘拐犯である政宗の心を、どこか見透かすような鋭さを持っている。
「警察が犯人かもしれない──」
彼女が放ったこの一言が、物語を根底から揺さぶる。
警察、弁護士、病院、母親…
一体、誰が“本物の加害者”で、誰が“被害者”なのか。
それは、この時点ではまだ誰にもわからない。
そして本話のラスト──
政宗が凛の母親に身代金を要求するシーン。
だが、その声に一切の悪意がないことが、逆に不気味で、切なく、胸を締めつける。
彼はなぜ、この少女を連れ出したのか?
「金のため」ではなく、「娘のように守りたい」と願ったのか?
その答えは、今後の展開に委ねられていく──。
七瀬凛(永尾柚乃)と新庄政宗(斎藤工)の複雑な関係性が物語の核となります。
👉詳しいキャスト・相関図はこちら → 『誘拐の日』キャスト・相関図・あらすじ|深澤辰哉の弁護士役を徹底解説
第2話ネタバレ|「警察が犯人かもしれない」少女の直感と弁護士の影
──疑うべきは、味方のフリをした“正義”だった。
2025年7月15日放送の第2話。
第1話の衝撃冷めやらぬまま、物語はさらに深い闇へと踏み込んでいく。
新庄政宗(斎藤工)に誘拐された少女・七瀬凛は、少しずつ記憶を取り戻し始めていた。
だがその過程で、思い出すのは“恐怖”と“警察の気配”。
そう、凛は言ったのだ──
「わたし、警察が怖い……犯人、あの人たちかもしれない」
普通なら、誘拐犯こそが最も警戒すべき存在。
だが『誘拐の日』では、その常識がすべて逆転していく。
一方、物語のもう一人のキーマン、弁護士・山崎忠(深澤辰哉)が登場する。
理知的で冷静、だがその奥に潜む感情が一切見えない。
彼は、政宗の過去の“殺人事件”とも関わっていた人物なのか?
それとも、彼自身にも守るべき“何か”があるのか?
政宗の過去もまた、第2話で詳細に描かれる。
彼が起こした殺人──それは実の娘を守るための正当防衛だった。
だが、世間と法律は彼を裁いた。
“父親であること”すら奪われた男の、静かな怒りと悲しみ。
そして、凛は一通の「絵はがき」を見つける。
そこに描かれた家。記憶の断片が、鮮烈に蘇る。
「あの家……行ってみたい」
彼女の願いに、新庄は首を縦に振る。
逃亡を続けながらも、少女の記憶の中へと一歩ずつ踏み込んでいくふたり。
ラストシーン、凛が見つめる警察官の姿に、一瞬の恐怖と怯えが走る。
「本当の犯人は、誰なんだ?」
その問いが、静かに、しかし確かに浮かび上がる。
第3〜5話ネタバレ|少女の記憶と“実験の家”──天才の素顔と黒幕の気配
──この少女、本当に“普通の子”だと思ってた?
第3話から第5話にかけて、物語は大きく転がり始める。
七瀬凛の記憶が、断片的に戻っていくなかで明らかになるのは、彼女の“並外れた知能”と、“ある研究施設”の存在だった。
凛はIQ200超という、ほとんど神童レベルの頭脳を持っていた。
しかしその才能は、単なるギフテッドでは終わらなかった。
「この子は“研究の対象”だったのではないか」という、背筋の凍る仮説が浮上してくる。
舞台は、かつての研究施設「双葉記念病院」跡地へ。
そこで待ち受けていたのは、封鎖された旧館、手描きの設計図、
そして凛が震える声で呟いた、「この部屋、知ってる──ここで、何かされた」という一言。
政宗は、真実に近づこうとするが、同時に警察とメディアの包囲網が彼らを追いつめていく。
弁護士・山崎忠の動きも不穏さを増し、情報をリークしているのではないかという疑念が浮かぶ。
彼の“正義”は、誰のためのものなのか──
この章で注目すべきは、「少女を守る者」と「少女を利用する者」の線引きが曖昧になること。
かつて凛に実験を行っていたのは誰か? その目的は何だったのか?
そして凛の母・チェ・ヘウン(原作設定)に対する違和感が、視聴者の中でじわじわと確信へと変わっていく。
🧠 簡易図解:第3〜5話の人間関係と展開
- 七瀬凛…記憶喪失の天才少女。過去に“研究対象”として扱われていた疑惑
- 新庄政宗…誘拐犯であり、父性を持って彼女を守る存在
- 山崎忠(弁護士)…情報操作と警察との密通を疑われる
- チェ・ヘウン(母親)…連絡を拒む“影の黒幕”として存在感が増していく
第5話のラスト、凛が「お母さんは…私のこと、使ってた」と呟いた瞬間、
視聴者の心に冷たい雷が落ちた。
誰が守ってくれるのか。誰が利用しようとしているのか。
この物語の“主語”が、ゆっくりと、でも確実に書き換わっていく。
第6〜11話ネタバレ|黒幕の正体と“実験の真実”──守られる少女、裏切る母
──母は、娘を“愛して”いたのか。“利用”していただけなのか。
第6話以降、ドラマ『誘拐の日』は明確な“第二幕”に突入する。
少女・七瀬凛の記憶が連続的に回復し、彼女の出生の秘密と、「なぜ狙われたのか」の理由が浮き彫りになっていく。
鍵を握るのは──実母・チェ・ヘウン(日本版では名前非公開)
彼女こそが、娘の“天才性”を利用し、研究資金と名声を得ようとしていた張本人だった。
「愛していた。でも、才能はそれ以上に“価値があった”の」
母のこの言葉が、凛の中で何かを決定的に壊した。
一方、新庄政宗は、凛との逃避行の中で、“本当の家族”のような絆を築いていく。
食卓を囲む。一緒に本を読む。手をつなぐ。
凛がふと漏らした「お父さんみたい」という言葉に、政宗は何も返せなかった。
だがその沈黙に、彼のすべての感情が詰まっていた。
そして、弁護士・山崎忠(深澤辰哉)の動きも加速する。
彼が警察と秘密裏に情報をやり取りしていた事実が判明。
だがその裏には、かつて政宗の“殺人事件”で彼を弁護できなかった悔恨があった。
「今度こそ、守りたかった」──彼の信念がようやく明かされる。
第8〜10話では、凛の出生をめぐる“衝撃の真相”が語られる。
・実験目的で出生前からIQを高める“胎児遺伝子改変”が施されていた
・凛には“仮死双子”の存在があったが、生後すぐに死亡扱いされた(←のちの伏線)
・実母は、凛を「完成した研究の結果」とみなしていた
そして第11話、ついに政宗は凛の母親と対峙する。
「あの子にとって、あなたは“母”じゃない。ただの支配者だ」
その言葉に、母は何も返さなかった。
だが彼女の目の奥には、確かに──恐怖があった。
母親・ヘウンの描写は、日本版と韓国原作で大きく異なります。
👉原作との違いをネタバレ付きで解説 → 『誘拐の日』韓国版ネタバレ完全解説|母・犯人・弁護士の真相とは?
第12話・最終回ネタバレ|少女の選択と“真犯人”の結末──優しさは罪になるのか
──優しさが、罪になるときがある。
最終話では、ついに真相のすべてが明かされる。
そして視聴者は、この物語のタイトル『誘拐の日』が、何を意味していたのかに気づくのだ。
七瀬凛は、母の告白を受け止める。
「あなたは、愛してた。でも、私の“結果”でもあった」──。
その言葉に、凛は一切涙を流さなかった。
彼女はもう、ただの子どもではなかった。
政宗は逮捕される。
だがその場で凛は、警察に強く訴える。
「彼は誘拐犯かもしれない。でも、わたしを“救った人”でもあるんです」
裁かれるのは罪か、それとも心か。
弁護士・山崎忠のラストシーンも静かに胸を打つ。
彼はかつて守れなかった政宗に対し、
「これが、せめてもの償いだ」と証拠資料を握りしめ、法廷へ向かう。
最終回最大の見どころは、凛が母親に対して告げた一言。
「私はもう、あなたの“研究結果”じゃない。わたしは、“わたし”で生きていく」
その言葉には、視聴者すべてが立ち止まった。
親とは何か、救いとは何か。
この物語は、“人間を縛るもの”からの解放を描いていたのだ。
そして、エンドロール後の静かなワンカット──
病院の資料室に残された「双子プロジェクト計画書」という1枚の紙。
そこに記されたもう一つの名前──「七瀬 凛Ⅱ」。
まさか、もう一人…?
このラストが意味するものとは──次なるシーズンへの伏線なのか、それとも永遠の謎なのか。
あなたは、何を信じますか?
そして、どの“優しさ”に、心を委ねますか?
原作との違い|韓国ドラマ版との決定的差異──改変の意味と“母の描き方”
──同じ物語なのに、こんなにも“響き方”が違うのはなぜか?
『誘拐の日』の原作は、韓国の同名小説および2023年放送のドラマ版『유괴의 날(The Kidnapping Day)』。
日本版ドラマ(2025年・テレビ朝日)はそのプロットを下敷きにしているが、随所で“意図的な改変”がなされている。
最大の違いは、母親チェ・ヘウン(仮名)の描かれ方である。
韓国版では、彼女はより明確な“科学者的悪役”として描かれ、感情よりも理論を優先する人物だった。
一方、日本版では、「愛していたけど、才能に勝てなかった」という“葛藤型の母”として描写されている。
また、日本版では弁護士・山崎忠が物語の後半で“第二の主人公”のような立ち位置となるのに対し、
韓国版では弁護士の存在は最小限で、警察との関係性が主軸となっていた。
これは日本版が、「法律では裁けないもの=人の罪と贖い」を重視した結果と言えるだろう。
🗂 原作との主な相違点まとめ(図表)
項目 | 韓国版 | 日本版 |
---|---|---|
母親の描写 | 冷徹な科学者 | 愛と欲の葛藤型 |
弁護士の比重 | 登場ほぼなし | 主要キャラとして活躍 |
誘拐犯の描き方 | ややコメディ要素あり | 父性を軸に感情重視 |
伏線演出 | 物理的トリック中心 | 心理描写と感情の布石重視 |
このように、同じ設定でも“響き方”がまったく異なるのは、
文化背景だけでなく、「視聴者に何を届けたいか」の視点が違うからだ。
あなたは、どちらの“真実”に共感しますか?
そして、どちらの結末に“救い”を感じましたか?
👉より詳しい原作の結末・キャスト・視聴率はこちら →
『誘拐の日』最終回まで徹底ガイド|ロケ地・視聴率・ネタバレまとめ
考察とまとめ|なぜ泣けたのか?何が刺さったのか?『誘拐の日』という物語の本質
──あなたはこのドラマを“誘拐劇”だと思っていたかもしれない。
でも観終わった今、こう思っているのではないだろうか。
「これは、人生の話だった」と。
『誘拐の日』は、サスペンスでもミステリーでもある。
けれどその根底には、“家族になれなかった者たち”が、それでも誰かを守ろうとした物語が流れている。
犯人・新庄政宗は、罪を背負ったまま、それでも誰かを守りたかった。
少女・七瀬凛は、裏切られても、それでも信じたいと思った。
そして弁護士・山崎忠は、過去にできなかった贖罪を、今の自分で果たそうとした。
このドラマに出てくる“優しさ”は、どれも歪で不完全だった。
でもそれは──私たち自身が持つ優しさと、どこか似ていた。
だからこそ泣けた。だからこそ、胸に刺さった。
🧠 この記事を読んでくださったあなたへ、最後に伝えたい3つのこと
-
- 人は誰かを守りたいと思ったとき、どんな境界線でも越えてしまう
それが法であれ、倫理であれ──その瞬間だけは“心”が勝つ。
- 人は誰かを守りたいと思ったとき、どんな境界線でも越えてしまう
-
- 血の繋がりよりも、“想い”の深さが人を家族にする
政宗と凛が築いたのは、誰よりも“親子”だった。
- 血の繋がりよりも、“想い”の深さが人を家族にする
- 優しさは、時に罪に見える。でも、それでも“選ぶ価値がある”
弁護士・山崎の選択がそれを教えてくれた。
最後にもう一度、この問いをあなたに投げかけたい。
「優しさは、罪ですか?」
もしこの記事が、あなたの中に“答えのようなもの”を生んでくれたなら──
それが、筆者にとって最大の幸せです。
👉読了後はこちらもどうぞ → 2025年最新版『誘拐の日 日本版』カメオ・考察・犯人特集
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