ポリティカルパンのロケ地はどこ?撮影場所の聖地巡礼ガイド

夜の議事堂風の重厚な建物を背に、シルエットの女怪盗が振り返る政界サスペンスの雰囲気 ポリティカルパン

石原さとみさん主演のドラマ『ポリティカルパン』のロケ地は、エキストラ募集の告知から、ホテルスプリングス幕張・静岡県庁・藤沢の「隠れ里 車屋」・水戸市内などが撮影予定地として分かっています。

脚本は野木亜紀子さん、フジテレビ系の水曜10時枠で、2026年10月7日に放送が始まります。

この記事では、判明している撮影場所を「確定度」ごとに整理しました。9月30日に新たに分かった水戸・柏・静岡市の撮影予定、巡礼のマナー、そしてロケ地の選び方から見えてくる物語の構造まで、放送前に押さえておきたい情報を僕の視点でまとめています。

この記事を読むとわかること

  • ポリティカルパンのロケ地・撮影場所の一覧と、情報の確かさ
  • 9月30日に判明した、10月の水戸・柏・静岡市の撮影予定
  • 静岡県庁が「国会」の代役にふさわしい理由と、聖地巡礼のマナー
  1. ポリティカルパンのロケ地はどこ?撮影場所の一覧【確定度つき】
    1. ロケ地情報はどこから分かったのか
    2. 確定度「△」の2か所の扱い
  2. ホテルスプリングス幕張はポリティカルパンのどんな場面のロケ地?
    1. ロケ地ホテルとしての実績
    2. 政治家と社長が同じ空間にいる意味
  3. 静岡県庁はなぜポリティカルパンの「国会」の代役に選ばれた?
    1. 国会議事堂と同じ時代に建った本館
    2. 「昭和の庁舎」が官庁の代役になってきた系譜
    3. 10月にも静岡市で議員役の撮影予定
  4. 藤沢「隠れ里 車屋」と新橋・神田はポリティカルパンのどんなロケ地?
    1. 料亭に記者が集まるという緊張
    2. 新橋周辺の夜とホスト役
    3. 神田のスタジオとオフィス街
  5. 水戸・柏・湾岸スタジオで何を撮る?ポリティカルパン放送直前の撮影情報
    1. 水戸市:分かっていること/分かっていないこと
    2. 柏市:分かっていること/分かっていないこと
    3. 湾岸スタジオ:女性議員役
  6. ポリティカルパンとはどんなドラマ?ロケ地を読むための基本情報
    1. あらすじとキャスト
    2. 制作陣と『アンナチュラル』以来の再タッグ
  7. ポリティカルパンの聖地巡礼で気をつけたいマナーは?
    1. 施設ごとの注意点
    2. 撮影予定日に現地へ行かない
  8. ポリティカルパンのロケ地から何が読み取れる?物語の構造を考察
    1. ロケ地は「金の流れ」の地図になっている
    2. 野木亜紀子作品の「距離の取り方」との共通点
    3. 永田町ではなく地方の議場を選ぶ意味
    4. 今後の見通し
  9. ポリティカルパンのロケ地を巡る前に知っておきたいことまとめ
  10. よくある質問
    1. ポリティカルパンはいつから放送されますか?
    2. ロケ地の正式な情報はどこで確認できますか?
    3. ポリティカルパンのエキストラにはどうすれば参加できますか?
    4. 新橋の具体的な撮影場所は分かっていますか?
  11. 参考

ポリティカルパンのロケ地はどこ?撮影場所の一覧【確定度つき】

結論から言うと、告知で撮影予定地として示された場所は確度の高いものが9か所です。ほかに、作品名が伏せられた募集による候補が1か所、週刊誌の報道による報道ベースが1か所あります。

根拠はいずれも放送前に出たエキストラ募集の告知や報道で、「撮影が予定されていた場所」という意味です。劇中でどの場面に使われるかは、10月7日の放送開始後でないと分かりません。

確定度は次の3段階で示しています。

  • ◎:告知に『ポリティカルパン』の作品名と場所が明記されたもの
  • ○:作品名入りの応募フォームに、地域と日程だけが記されたもの
  • △:作品名非公表の募集、または報道のみのもの
ロケ地(確定度)所在地2026年の日程募集された役柄
◎ フジテレビ湾岸スタジオ東京都江東区8月10日(予定)女性議員役
◎ 神田のスタジオ東京都千代田区8月22日(予定)OL・会社員・大学生役
◎ 新橋周辺東京都港区8月24日夜(予定)ホスト役
◎ 隠れ里 車屋神奈川県藤沢市8月26日(予定)記者役
◎ ホテルスプリングス幕張千葉県千葉市美浜区8月29〜31日(募集日程)議員・会社社長役
◎ 静岡県庁静岡県静岡市葵区9月5日(予定)国会議員役
◎ 水戸市内某所茨城県水戸市10月5日(予定)議員役・秘書役
○ 柏市内の施設千葉県柏市10月10日(予定)デモ隊役
○ 静岡市内の施設静岡県静岡市10月18日(予定)国会議員役
△ 水戸市民会館(候補)茨城県水戸市8月13・14日(予定)国会議員役
△ 千代田区のオフィス街東京都千代田区8月中旬(報道)ー

一覧にすると、ホテル、県庁、料亭、夜の繁華街、オフィス街と、舞台が驚くほど幅広いことが分かります。

政界の表舞台から夜の街、そして普通の人の暮らしまで。 ロケ地の顔ぶれそのものが、政治の金が社会のどこを流れていくのかを示しているように、僕には見えました。

ロケ地情報はどこから分かったのか

2026年8月から9月上旬の募集の多くは、エキストラ募集情報サイト「東京エキストラNOTES」が協力作品として告知していたものです。

水戸市内の撮影は、茨城県水戸市の「みとフィルムコミッション」の公式サイトで告知されました。東京エキストラNOTESでも9月30日付で紹介され、募集担当はYプロダクションと記されています。柏市・静岡市の日程も、同じ日に紹介された応募フォームで分かったものです。

静岡県庁については、地元メディアの「静岡ライフ」が撮影予定を報じました。静岡市フィルムコミッションのページにも、作品名入りで「9月上旬・静岡市内・国会議員役」の募集が掲載されていました(応募多数で終了)。

確定度「△」の2か所の扱い

水戸市民会館は、作品名を伏せた「フジテレビ10月期ドラマ」として募集されていました。監督や制作会社が一致していたことから本作と推測されているだけで、公式に確認された情報ではありません。

千代田区のオフィス街は、写真週刊誌「FRIDAY」が8月中旬に撮影があったと報じたものです。具体的な場所は示されておらず、告知による裏付けもないため、報道ベースとしています。

なお、ネット上には「静岡県庁は国会議事堂のシーンで使われた」と言い切る記事もあります。ですが、放送前の現時点でそれを確かめる公式な材料はない、と僕は考えています。

ホテルスプリングス幕張はポリティカルパンのどんな場面のロケ地?

ホテルスプリングス幕張は、2026年8月29〜31日の日程で、国会議員のパーティーに参加する議員・会社社長役のエキストラが募集されたロケ地です(根拠:東京エキストラNOTESの作品名入り告知)。

服装はスーツやパーティー向けのきれいめな装いが指定されていて、大勢が集まる華やかな場面だったことがうかがえます。

ロケ地ホテルとしての実績

住所は千葉県千葉市美浜区ひび野1-11で、JR海浜幕張駅のすぐ近くにあります。

このホテルは、ドラマやMVの撮影地としてよく知られています。ホテルの公式サイトには年ごとの撮影実績が載っていて、僕も今回あらためて目を通しました。

たとえば、日本テレビ系『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』(2021年)の最終話、フジテレビ系『ラジエーションハウスⅡ』、TBS系『夕暮れに、手をつなぐ』(2023年)の第1話などで使われたと紹介されています。

「何度も選ばれてきた宴会場」は、撮影する側にとって勝手の分かる舞台でもあります。 大人数のエキストラを3日間動かす本作の撮影にも、その実績が生きたのではないかと僕は見ています。

政治家と社長が同じ空間にいる意味

僕が注目したのは、政治家と会社社長が同じパーティーでグラスを交わすという設定です。

政治の金がどこから流れ込むのか。その「入口」を描く場面として、主人公の弥生が獲物を見定める舞台になるのではないかと想像しています。もちろん、これは放送前の私見です。

※画像はAIによるイメージ

静岡県庁はなぜポリティカルパンの「国会」の代役に選ばれた?

静岡県静岡市葵区追手町9-6の静岡県庁では、2026年9月5日の朝8時から夜8時まで、30代以上の男女による国会議員役の撮影が予定されていました(根拠:作品名入りのエキストラ告知と静岡ライフの報道)。

持ち物として、スーツに加えて黒いかばんや名刺入れまで指定されていました。議員らしさを小道具の一つひとつで作り込む現場のこだわりが、この細かさから伝わってきます。

国会議事堂と同じ時代に建った本館

静岡県庁の本館は1937年(昭和12年)に完成し、2001年に国の登録有形文化財に登録されています。3階には県議会の本会議場があります。

僕が「なるほど」と思ったのは、静岡県の公式サイトに、同じ時期の建物として国会議事堂(1936年完成)が挙げられていたことです。

コンクリートの建物に和風の瓦屋根を載せた「帝冠様式」の外観は、昭和初期に流行したものです。国会議事堂とほぼ同じ時代の空気をまとった議場だからこそ、架空の国の議会を描く舞台に選ばれたのではないか。これが僕の見立てです。

「昭和の庁舎」が官庁の代役になってきた系譜

ドラマの世界では、同じ帝冠様式の名古屋市役所や愛知県庁のように、戦前の庁舎が官庁や警察の場面の撮影に使われてきた例が少なくありません。

重厚な石とコンクリート、長い廊下、天井の高い議場。新しい建物では出せない「権力の重さ」が、昭和の庁舎には残っています。静岡県庁の起用も、その系譜の上にあると考えると腑に落ちます。

10月にも静岡市で議員役の撮影予定

9月30日に紹介された応募フォームには、2026年10月18日に静岡市内の施設で国会議員役を募集する日程も記されていました。

施設名は書かれておらず、県庁と同じ場所かどうかは分かりません。ただ、9月に続いて議員役を集める予定があることから、静岡が本作の「議会の場面」を担う拠点になっている可能性は高いと僕は考えています。

なお、本館は今も現役の庁舎です。JR静岡駅から徒歩圏内ですが、訪れる際は仕事をしている場所だということを忘れずにいたいところです。

※画像はAIによるイメージ

藤沢「隠れ里 車屋」と新橋・神田はポリティカルパンのどんなロケ地?

神奈川県藤沢市城南2-9-13の日本料理店「隠れ里 車屋」は、2026年8月26日に20代以上の男女の記者役が募集されたロケ地です(根拠:作品名入りの告知)。

数寄屋造りの建物に、個室や広間、茶室を備えた料亭で、JR辻堂駅から車で約10分の場所にあります。

料亭に記者が集まるという緊張

鎌倉に暮らす僕にとって、辻堂周辺は普段の生活圏の延長にあります。湘南の住宅街の奥にある一軒が政界ドラマの舞台になると知って、見慣れた景色の見え方が少し変わりました。

ホテルや県庁が「表の政治」なら、料亭は昔から「裏の政治」の象徴です。密談の場に記者が集まるのか、それとも記者を遠ざけるための場なのか。 この設定ひとつで、物語の緊張感が想像できます。

新橋周辺の夜とホスト役

2026年8月24日の夜には、新橋周辺でホスト役の男性が募集されていました。光沢のあるシャツなどの衣装指定があったとされています。

具体的な店や通りは公表されていません。なぜ政治ドラマにホストが登場するのかは、本作で最も謎めいたピースだと僕は感じています。

神田のスタジオとオフィス街

東京都千代田区神田のスタジオでは、2026年8月22日に10代から60代のOL・会社員・大学生役が募集されていました。

また、FRIDAYは8月中旬に千代田区のオフィス街で撮影があったと報じています。政治を描くドラマに、ごく普通の会社員や学生が映る。その対比は、政治の金が私たちの暮らしと地続きだというメッセージにつながっているのかもしれません。

※画像はAIによるイメージ

水戸・柏・湾岸スタジオで何を撮る?ポリティカルパン放送直前の撮影情報

水戸市では、みとフィルムコミッションの公式告知により、2026年10月5日に水戸市内某所で議員役・秘書役の撮影予定があることが分かっています。

ここでは、一般に公開された告知の範囲だけを、分かっていることと分かっていないことに分けて整理します。

水戸市:分かっていること/分かっていないこと

  • 分かっていること:2026年10月5日(予定)、水戸市内で、40代以上の男性の議員役と20代以上の女性の秘書役を募集(市のフィルムコミッションの公式告知)
  • 分かっていないこと:具体的な撮影場所(参加決定者にのみ連絡)、8月の水戸市民会館と同じ場所かどうか

初回放送は10月7日です。その直前まで議員の場面を撮る予定があることから、物語の中盤以降にも議員が集う場面が続くと考えるのが自然でしょう。

柏市:分かっていること/分かっていないこと

  • 分かっていること:2026年10月10日(予定)、柏市内の施設で、デモ隊役の募集予定が応募フォームに記されていた
  • 分かっていないこと:施設名、時間、劇中での位置づけ

柏の情報は、エキストラ登録者に向けた案内とみられます。この記事では人数などの詳細には踏み込まず、「予定がある」ことだけを記しておきます。

それでも僕は、この「デモ隊」という役柄に強く惹かれました。政治の金をめぐる物語に、市民の声が大きなうねりとして映り込む。弥生の盗みが社会にどんな波紋を広げるのかを描く場面になるのでは、と想像しています。

湾岸スタジオ:女性議員役

東京都江東区のフジテレビ湾岸スタジオでは、2026年8月10日に20代から70代の女性議員役が募集されていました。ここでも黒いかばんと名刺入れが指定されています。

スタジオ撮影なので、劇中では議員会館や控室などの架空の施設として映る可能性があります。静岡、水戸、湾岸と、議員役の募集が場所を変えて何度も行われていることから、本作の主戦場は「議員が群れる場所」だと僕は読んでいます。

※画像はAIによるイメージ

ポリティカルパンとはどんなドラマ?ロケ地を読むための基本情報

ここで、ロケ地を読み解くための作品の骨格を押さえておきます。

『ポリティカルパン』は、フジテレビ系の水曜10時枠の連続ドラマとして、2026年10月7日から毎週水曜よる10時〜10時54分に放送されます。全話数は、現時点で公式に発表されていません。

あらすじとキャスト

主人公は、使い道が不透明な「ポリティカル・マネー=政治の金」に目をつけた“史上最強の女ルパン”如月弥生(石原さとみさん)です。

架空の国「ニッポニア」を舞台に、弥生が政界へ潜り込みます。与党の金庫番を務めるエリート議員・夏目将門(高橋一生さん)とだまし合いを繰り広げながら、とりわけダークな政治の金を奪っていく怪盗エンターテインメントです。

主な出演者は次のとおりです。

  • 石原さとみ(如月弥生)
  • 高橋一生(与党の金庫番議員・夏目将門)
  • 河合優実(大物政治家の娘・小早川雅)
  • 渡部篤郎(弥生とともに金を盗み出すキーマン・乾)
  • 草刈正雄(与党副総裁・小早川士郎)
  • 酒向芳(与党幹事長・岩倉憲之助)
  • 余貴美子(政界を引退した元政治家・樺島響子)
  • 猫背椿(弥生の行きつけの大衆食堂の店主・角田桃子)

そのほか、寛一郎さん、川西拓実さん(JO1)、きょんさん(コットン)、宮本エリアナさん、矢野聖人さん、古舘寛治さん、岩松了さん、間宮啓行さんらが出演します。

制作陣と『アンナチュラル』以来の再タッグ

脚本の野木亜紀子さんと石原さとみさんは、2018年のTBS系『アンナチュラル』以来、約8年ぶりのタッグです。

演出は『silent』『海のはじまり』を手がけた髙野舞さんら、プロデュースは北野拓さん、制作はホリプロです。エンディングはRADWIMPSの「娑婆堕罵 -Shabadaba-」、音楽は岩崎太整さんが担当します。

※画像はAIによるイメージ

ポリティカルパンの聖地巡礼で気をつけたいマナーは?

ロケ地を訪れるときに守りたいのは、公表された場所だけを、施設のルールに従って訪ねることです。

ロケ地を歩きたくなる気持ちは、僕も同じです。ただ、聖地巡礼は施設や地域への配慮があってこそ楽しめるものです。

施設ごとの注意点

  • ホテルスプリングス幕張:宿泊客や利用者の迷惑にならないよう、館内での撮影可否は事前にホテルへ確認を
  • 静岡県庁:行政の仕事が行われている現役の庁舎です。見学のルールや開庁時間は県の公式案内で確認しましょう
  • 隠れ里 車屋:営業中の料亭です。外観を撮りに行くより、予約して食事を楽しむのが筋だと僕は思います
  • 新橋・水戸・柏・静岡市の「某所」:具体的な場所は公表されていません。推測で特定の店や施設に押しかけるのは避けましょう

営業時間や見学条件は変わることがあります。最新の情報は各施設の公式で確認してください。

撮影予定日に現地へ行かない

エキストラ募集の告知では、撮影で知った内容をSNSやブログで公開しないこと、写真撮影やサインを求めないこと、入り待ち・出待ちをしないことが繰り返し呼びかけられています。

この記事で10月の撮影予定に触れたのは、一般に公開された告知の範囲で「どの地域が舞台になりそうか」を知ってもらうためです。撮影予定日に現場を探しに行くのは、作品を応援することにはなりません。 完成するまで秘密をそっと守ることも、ファンにできる応援のひとつです。

ポリティカルパンのロケ地から何が読み取れる?物語の構造を考察

ここからは私見です。僕はこのブログで、毎クールの話題作について、放送後のエンドロールに出る「撮影協力」の表記を一話ずつ確かめ、ロケ地を追ってきました。その経験から見えたことを書きます。

ロケ地は「金の流れ」の地図になっている

ロケ地の一覧を並べて感じたのは、この作品が政治の金の流れを、地図のように描こうとしているのではないか、ということです。

ホテルの宴会場では政治家と企業がつながり、料亭には記者が集い、夜の新橋にはホストがいて、神田のオフィス街では普通の人が働いている。県庁や水戸、湾岸スタジオには何度も議員が呼び集められ、柏ではデモ隊が声を上げる。

これらを結ぶと、権力の中枢から夜の街、日常、そして市民の声へと続くルートが浮かびます。

ただし、ホストやデモ隊が劇中でどう関わるかは、何も公表されていません。「金の流れの地図」という読みは、役柄の並びから組み立てた仮説にすぎないことを、あえて書き添えておきます。

野木亜紀子作品の「距離の取り方」との共通点

野木亜紀子さんは、『アンナチュラル』では不自然死の解明を通じて労働や差別の問題を、『MIU404』では機動捜査隊の目線で社会の分断を描いてきました。

僕がとくに重ねて見ているのは、実在の未解決事件をもとにした映画『罪の声』の脚本です。現実の事件を下敷きにしながら、名前や設定を変えることで、生々しさを保ちつつ物語として語れる距離を作っていました。

架空の国「ニッポニア」という設定も、同じ発想だと考えられます。現実の政治を名指ししないことで、かえって遠慮なく風刺できる。その「少しだけ違う国」を形にする作業が、ロケ地選びなのだと思います。

永田町ではなく地方の議場を選ぶ意味

実在の国会議事堂の内部でドラマを撮るのは、一般に難しいとされます。そのため政治ドラマでは、議場の代わりになる場所探しがいつも課題になります。

本作が選んだのは、国会議事堂と同時代に建った静岡県庁の本館、そして地方都市の水戸でした。見慣れた日本が、どこか少しだけ違う国に見える。 この違和感こそが、ニッポニアという設定のリアリティを支える鍵になると僕は考えています。

若いころの僕は、ロケ地を「有名なあの場所」としか見ていませんでした。今は、なぜその場所が選ばれたのかを考えることが、ドラマの余白を味わう楽しみになっています。ステアリングを切る角度で行き先が変わるように、撮影場所の選び方ひとつで、物語が観る人に届く角度も変わるのです。

今後の見通し

放送が始まれば、建物の外観や駅、道路の映り込みから、新しいロケ地が次々に判明していくはずです。

ロケ地の公式な答え合わせは、毎話のエンドロールに出る「撮影協力」の表記になります。特に、新橋の撮影場所、水戸市内の「某所」、そして10月の静岡市の施設がどこなのかは、多くのファンが確かめたくなるポイントでしょう。

僕自身も放送後、公表された場所に限って、鎌倉から足を延ばし、公道から外観を確かめるつもりです。

ポリティカルパンのロケ地を巡る前に知っておきたいことまとめ

最後に要点を整理します。

  • 告知で示された確度の高い撮影予定地は9か所(幕張、静岡県庁、藤沢の車屋、新橋、神田、湾岸、水戸市内、柏、静岡市)
  • 水戸市民会館は作品名非公表の募集のため候補、千代田区のオフィス街は報道ベース
  • 9月30日の告知で、10月の水戸・柏・静岡市の撮影予定が判明
  • いずれも放送前の情報で、劇中での使われ方は放送後のエンドロールで確定
  • 巡礼は公表された場所だけを、マナーを守って

ホテルの光、料亭の灯り、昭和の議場。散らばった場所が10月7日の夜、一つの物語として結ばれます。ドラマが始まる前から、僕の胸にはもう、小さな火が灯っています。

よくある質問

ポリティカルパンはいつから放送されますか?

2026年10月7日(水)から、フジテレビ系で毎週水曜よる10時〜10時54分に放送されます。全話数は現時点で公式に発表されていません。

ロケ地の正式な情報はどこで確認できますか?

放送後のエンドロールに出る「撮影協力」の表記が、最も確かな手がかりです。放送前の情報は、エキストラ募集の告知や自治体のフィルムコミッションの案内から分かったもので、劇中での使われ方までは確定していません。

ポリティカルパンのエキストラにはどうすれば参加できますか?

本作の募集は、東京エキストラNOTESや、みとフィルムコミッション、静岡市フィルムコミッションなどで告知されてきました。募集は終了しているものも多く、条件も回ごとに違うため、最新の情報は各告知元で確認してください。

新橋の具体的な撮影場所は分かっていますか?

分かっていません。告知では「新橋周辺」とされているだけで、店や通りの名前は公表されていません。推測で特定の店を訪ねるのは避けましょう。

参考

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