『VIVANT』第2シーズン初回・第11話は、関東地区で世帯18.8%、個人12.1%を記録しました。
2026年7月26日にTBS系で放送されたリアルタイム視聴率で、ビデオリサーチの日報を基にした速報値です。瞬間最高世帯視聴率は19.4%に達し、前作最終回の19.6%に初回から0.8ポイント差まで迫りました。
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『VIVANT』第2シーズン初回の視聴率は何%だった?
『VIVANT』第2シーズン初回となる第11話の平均視聴率は、世帯18.8%、個人12.1%でした。
いずれもビデオリサーチ日報調べによる、関東地区のリアルタイム視聴率です。デイリースポーツ、日刊スポーツ、ORICON NEWSなどが、放送翌日の2026年7月27日に報じました。
項目 第11話の数字 調査・放送条件
放送日 2026年7月26日 TBS系・日曜午後9時
平均世帯視聴率 18.8% 関東地区・リアルタイム
平均個人視聴率 12.1% 関東地区・リアルタイム
瞬間最高世帯視聴率 19.4% 午後10時、10時1分、10時13分
瞬間最高個人視聴率 12.5% 午後9時9分
上記はビデオリサーチの日報データに基づく速報値で、後日修正される可能性があります。
毎日新聞の報道によると、関西地区の平均世帯視聴率も18.8%でした。
関東と関西で同じ世帯視聴率を記録したことから、特定地域だけに偏った盛り上がりではなく、東西の幅広い視聴者が放送時間にテレビの前へ集まったことがうかがえます。
ただし、「リアルタイム視聴率」は録画再生やTVer、U-NEXTなどの配信視聴を含みません。
現在のドラマは、地上波放送だけでなく、録画、無料見逃し配信、定額制動画サービスなど複数の方法で見られています。そのため18.8%という数字は、作品に触れた人の総数ではなく、放送中にリアルタイムで視聴した世帯の割合です。
瞬間最高19.4%を記録した時間帯は?
瞬間最高世帯視聴率19.4%は、午後10時、午後10時1分、午後10時13分の3地点で記録されました。
個人視聴率の最高値は午後9時9分の12.5%で、世帯視聴率とは異なる時間帯にピークを迎えています。
午後10時台には、乃木憂助が黒須駿をめぐる異変を把握し、国外で用意された装備を確認する流れなど、物語が新たな事件へ踏み込む場面が描かれていました。
もっとも、瞬間最高視聴率だけを根拠に「この場面が人気だったから数字が上がった」と断定することはできません。
分かるのは、番組内でその時間帯に視聴していた世帯の割合が最も高かったという事実です。場面そのものの集客力というより、放送開始から1時間が経過しても多くの視聴者が離脱せず、物語を見届けていた可能性を示すデータと捉えるべきでしょう。
僕が注目したのも、派手な海外映像だけではありません。
断片的な情報をつなぎ、仲間の身に起きた危機を読み取ろうとする乃木の姿が、次の展開を知りたいという緊張を持続させていました。『VIVANT』の強さは、事件の規模だけでなく、視聴者に考える時間を与える情報設計にもあると感じます。

前作全10話の視聴率推移と第11話を比較すると?
第2シーズン初回の18.8%は、第1シーズン初回の11.5%を7.3ポイント上回りました。
一方、第1シーズン最終回の19.6%との差は0.8ポイントです。前作が全10話をかけて到達した最高値の約96%に、続編は初回から達した計算になります。
第1シーズンと第2シーズン初回の世帯視聴率推移は、次の通りです。いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区のリアルタイム視聴率です。
放送回 放送日 平均世帯視聴率 前回との差
第1話 2023年7月16日 11.5% ―
第2話 2023年7月23日 11.9% +0.4
第3話 2023年7月30日 13.8% +1.9
第4話 2023年8月6日 13.4% -0.4
第5話 2023年8月13日 14.2% +0.8
第6話 2023年8月20日 14.3% +0.1
第7話 2023年8月27日 14.1% -0.2
第8話 2023年9月3日 14.9% +0.8
第9話 2023年9月10日 14.9% ±0.0
第10話・最終回 2023年9月17日 19.6% +4.7
第11話・第2シーズン初回 2026年7月26日 18.8% 前作最終回比-0.8
第1シーズン全10話の単純平均は14.26%で、小数第1位に丸めると約14.3%です。
初回の11.5%から最終回の19.6%までは、8.1ポイント上昇しました。第4話と第7話では前週を下回ったものの、全体では物語が進むにつれて視聴者を増やした作品だったことが分かります。
前作は、放送開始時点で物語の全体像がほとんど明かされていませんでした。
誤送金事件から始まり、公安、別班、テント、乃木とノゴーン・ベキの親子関係へと謎がつながるたびに、口コミや配信を通じて新たな視聴者が加わっていったと考えられます。
それに対し、第2シーズンは18.8%という高い位置から始まりました。
これは、前作を途中から見始めた人や、放送終了後に配信などで追いついた人が、第2シーズンでは最初からリアルタイム視聴に参加した可能性を示しています。
前作は「まだ知られていない作品が発見されていくドラマ」でした。
今作は「すでに知られている作品が期待に応え続けられるかを試されるドラマ」です。この違いが、第12話以降の数字を見るうえで重要になります。

視聴率18.8%は2026年のドラマ市場でどれほど高い?
18.8%という数字は、NHKの連続テレビ小説や大河ドラマを含む、2026年に放送を開始したドラマの初回世帯視聴率で最高と報じられました。
比較の基準日は2026年7月28日時点です。
ここで注意したいのは、「2026年に放送されたすべてのドラマの全放送回で最高」という意味ではないことです。
対象はあくまで、2026年に放送を開始したドラマの「初回」。朝ドラの特定回や他作品の最終回などを含めた年間最高視聴率とは、比較条件が異なります。
視聴率の記事では、「何%だったか」だけでなく、「どの地域の、どの視聴区分を、どの作品群と比較した記録なのか」を確認しなければなりません。
『大空港~GATE24~』初回との差は8.1ポイント
『VIVANT』第11話の放送前に、2026年7月期の民放連続ドラマで初回トップだったのは、趣里さん主演のテレビ朝日系『大空港~GATE24~』でした。
2026年7月23日に放送された初回は、平均世帯視聴率10.7%、平均個人視聴率6.2%を記録しています。
『VIVANT』第11話との世帯視聴率の差は8.1ポイントで、18.8%は10.7%の約1.76倍です。
ただし、放送曜日、時間帯、作品ジャンル、放送尺、想定視聴者が異なります。この数字だけで、両作品の内容や価値に優劣をつけることはできません。
比較から読み取れるのは、『VIVANT』が同じ2026年7月期の新作・続編ドラマの中で、極めて大きな事前期待を集めていたという点です。
民放連続ドラマで世帯18%以上は前作最終回以来
民放連続ドラマで世帯視聴率18%以上を記録したのは、2023年9月17日放送の『VIVANT』第1シーズン最終回以来と報じられています。
前作最終回は19.6%だったため、「18%台」ではなく、正確には18%以上、または18%超の水準と表現するのが適切です。
第1シーズン最終回から第2シーズン初回までは、約2年10カ月あります。
録画や見逃し配信が定着し、リアルタイム視聴の選択肢が相対的に狭まる中、同じシリーズが再び18%以上に到達したことは象徴的です。
ただし、これをテレビドラマ全体の復調とみなすのは早計でしょう。
現時点で確認できるのは、『VIVANT』という特定シリーズが、現在の視聴環境でも例外的に多くの視聴者を同じ放送時間へ集めたということです。

『VIVANT』初回が高視聴率になった要因は?
視聴率の数字だけでは、視聴者一人ひとりが番組を見た理由まで特定できません。
ここでは原因として断定せず、前作の推移や放送日の状況から考えられる三つの要因候補を整理します。
前作で増えた視聴者が初回から戻ってきた
最も大きな土台は、第1シーズンが初回11.5%から最終回19.6%まで視聴者を増やしたことです。
第2シーズン初回は、前作初回を7.3ポイント上回りました。前作の途中から作品を知った人や、録画・配信で後から見た人が、続編では放送開始時点から参加した可能性があります。
続編作品の初回視聴率は、単なる宣伝量だけでは説明できません。
前作を見た人が「もう一度見たい」「あの結末の続きを確かめたい」と感じて初めて、大きな数字につながります。18.8%は、約3年間にわたって維持された作品への関心が表れた数字と考えられます。
「シーズン2第1話」ではなく通算第11話で再開した
第2シーズン初回は、新しい物語として番号をリセットせず、シリーズ通算の「第11話」として放送されました。
物語も前作最終回から直結しています。
乃木憂助がノゴーン・ベキに銃弾を放った日、柚木薫やジャミーンと再会した日の裏側で何が起きていたのかを描き、新たな事件へつなげました。
この構成は、新規視聴者にとっては前作の知識が必要になる高めの入口です。
一方、前作を見届けた視聴者には、「あの結末は本当に終わりだったのか」という強い確認欲求を生みます。第11話という表記そのものが、続編ではなく“中断していた物語の再開”であることを伝えていました。
僕は、この連続性がリアルタイム視聴を促した重要な要素だったと見ています。
あらすじを後から確認するだけではなく、前作の認識が覆る瞬間を、ほかの視聴者と同じ時間に目撃したい。『VIVANT』は、その欲求を作りやすいドラマです。
直前番組と放送中の話題がイベント感を高めた
7月26日は午後8時から、堺雅人さん、阿部寛さん、二宮和也さん、松坂桃李さんらが出演する直前生放送が編成されました。
本編終了後の午後10時25分からは、『日曜日の初耳学』で堺雅人さんを取り上げた90分スペシャルも放送されています。
さらにORICON NEWSによると、第11話の放送中にはXで世界トレンド1位となり、放送当日の朝から終了後までに配信された主要WEBニュースは130本を超えました。
関連番組やSNS上の反響が、視聴率を何ポイント押し上げたかは確認できません。
それでも、午後8時から本編終了後まで『VIVANT』に触れる機会が連続し、放送日そのものが一つのイベントとして設計されていたことは事実です。
謎やサプライズが重視される作品では、SNSで結末を知る前に見たいという心理も働きます。
「後日、配信で見ることができる」時代に、あえて「今夜、放送中に見る理由」を作れたことが、『VIVANT』の大きな強みだと僕は考えます。
第12話以降の視聴率は何を基準に見るべき?
第12話は、2026年8月2日に放送予定です。
第11話で別班員をめぐる新たな事件が動き出したため、第12話では謎の提示から追跡や救出へ、展開が加速するとみられます。
ただし、第12話が18.8%を下回ったとしても、それだけで失速とは判断できません。
連続ドラマでは、大規模な宣伝、久しぶりの再開、出演者への期待が重なる初回に視聴者が集まり、第2話で数字を下げることがあります。初回と通常回では、視聴条件が同じではないからです。
今後は、次の四つの指標を継続して確認する必要があります。
- 前週差:第12話以降に何ポイント増減したか
- 世帯・個人の維持率:第11話の数字を基準に何%の視聴者が残ったか
- 3~4話単位の推移:一度の下落ではなく数話平均で安定しているか
- 配信指標:TVerなどの再生数やランキングが公表された場合、リアルタイム視聴とどう補完し合うか
たとえば、第12話の世帯視聴率が17.0%だった場合、第11話からの前週差はマイナス1.8ポイントです。
一方、維持率で見ると約90.4%となります。初回から数字を下げていても、9割前後を維持していれば、高い水準で視聴者が残ったと評価できる余地があります。
個人視聴率も重要です。
世帯視聴率はテレビを所有する世帯単位の割合で、個人視聴率は実際に視聴した個人の割合を示します。世帯だけが高いのか、個人でも高い水準を保てるのかを見ることで、視聴の広がりをより立体的に捉えられます。
また、第1シーズンは毎週一直線に上昇したわけではありません。
第4話と第7話で前週を下回った後に持ち直し、最終回で19.6%まで伸びました。単週の増減より、重要人物の正体判明や事件の転換点で数字がどう動くかを見る方が、物語と視聴者の関係を正確に分析できます。
第2シーズンは、2026年7月から2クール連続で放送されます。
長期放送では、スポーツ中継、特別番組、連休、季節行事など、作品内容以外の条件も視聴率に影響します。終了月が正式に示されていない段階では、「12月まで」と断定せず、公式発表通り「7月から2クール連続放送」と表現するのが適切です。
僕が今後重視したいのは、初回の18.8%を超えるかどうかだけではありません。
高い注目を集めた視聴者のうち、何割が数話後にも残っているのか。世帯と個人の数字が同じ方向に動くのか。物語の節目で再び上昇するのか。
18.8%は作品全体への最終評価ではなく、前作が積み上げた期待値を示す出発点です。続編の本当の強さは、その期待を一度集めることではなく、長い物語の中で維持できるかによって測られるでしょう。

まとめ
『VIVANT』第2シーズン初回となる第11話は、2026年7月26日に放送され、関東地区で世帯18.8%、個人12.1%を記録しました。
ビデオリサーチ日報調べのリアルタイム視聴率で、現段階では変更の可能性がある速報値です。瞬間最高世帯視聴率は19.4%でした。
第1シーズン初回の11.5%を7.3ポイント上回り、最終回の19.6%には0.8ポイント差まで迫っています。
2026年7月28日時点では、NHKの朝ドラや大河ドラマを含む、2026年放送開始ドラマの初回世帯視聴率で最高と報じられました。
今後は単純な前週比だけでなく、世帯・個人視聴率の維持率、数話単位の平均、配信指標をあわせて見る必要があります。
高い数字はゴールではありません。
約3年ぶりに物語へ戻ってきた視聴者を、第2シーズンの最後まで引きつけられるか。『VIVANT』の本当の評価は、これから積み重なる数字と物語の両方によって決まります。
よくある質問
『VIVANT』第2シーズン初回の視聴率は確定値ですか?
2026年7月28日時点で報じられている世帯18.8%、個人12.1%は、ビデオリサーチの日報データに基づく速報値です。後日修正される可能性があります。
第2シーズン初回は前作より高かったのですか?
前作初回の11.5%より7.3ポイント高く、前作最終回の19.6%より0.8ポイント低い結果でした。
第12話以降は何を見れば人気を判断できますか?
前週との差だけでなく、第11話を基準にした維持率、世帯・個人視聴率の動き、3~4話単位の平均、配信指標の公表状況を確認することが重要です。
執筆:岸本 湊人
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