次期朝ドラ『ブラッサム』の舞台・ロケ地はどこ?脚本家情報や主題歌アーティスト予想

1200×800px、横長6:4。2026年度後期朝ドラ『ブラッサム』の舞台・山口県岩国市を象徴する実写映画風ビジュアル。春の錦川に架かる五連アーチの錦帯橋と満開の桜を主役にし、朝霞の中から柔らかな光が差し込む。橋の入口付近に明治時代を思わせる和装の若い女性作家を小さな後ろ姿で配 朝ドラ
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朝ドラ『ブラッサム』の舞台は山口県岩国市で、確認済みロケ地は錦帯橋周辺と旧目加田家住宅です。

2026年9月28日に始まるNHK連続テレビ小説『ブラッサム』は、岩国市出身の作家・宇野千代をモデルに、石橋静河さん演じる葉野珠が故郷を飛び出し、作家として自分の人生を切り開いていく物語です。NHK出版の公式ドラマガイドでも、岩国は珠の人生が始まる重要な舞台として紹介されています。

この記事では2026年9月18日時点の公表情報をもとに、錦帯橋と旧目加田家住宅のロケ情報、宇野千代生家との違い、岩国で『ブラッサム』をたどる際の注意点まで整理します。

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朝ドラ『ブラッサム』の舞台・ロケ地はどこ?

『ブラッサム』の物語の出発点は山口県岩国市で、2026年9月18日時点で確認できる岩国ロケ地は錦帯橋周辺と旧目加田家住宅です。

まず押さえておきたいのは、「ドラマの舞台」「実際に撮影された場所」「宇野千代本人のゆかりの地」は同じ意味ではないことです。

区分 場所 2026年9月18日時点の位置づけ
物語の出発点 山口県岩国市 葉野珠が生まれ育つ故郷
確認済みロケ地 錦帯橋周辺 2026年3月31日~4月2日の岩国ロケで撮影
確認済みロケ地 旧目加田家住宅 岩国ロケで撮影されたことが報じられている
モデルゆかりの地 宇野千代生家 石橋静河が訪問。現時点では本編撮影地とは断定できない
モデルゆかりの地 岩国学校教育資料館 宇野千代が通った小学校に関係する建物

NHK出版の公式ドラマガイドでは、葉野珠は幼いころから抱いていた「小説を書きたい」という夢を胸に、故郷の山口・岩国を飛び出し、多くの人と出会いながら作家への道を進む人物として紹介されています。

つまり、岩国だけで半年間の物語が完結するわけではありません。

それでも岩国が「舞台」と強く打ち出されるのは、ここが珠の人生のスタート地点であり、後の生き方を理解するための基準となる場所だからでしょう。

また、放送前の2026年9月18日時点では、ロケ地のすべてが公表されているわけではありません。

今後の放送や公式発表によって新たな場所が判明する可能性があるため、「現在確認できるロケ地」と「今後判明するかもしれない場所」を分けて見ることが大切です。

※画像はAIによるイメージ

錦帯橋と旧目加田家住宅では何が撮影された?

『ブラッサム』の岩国ロケは2026年3月31日から4月2日までの3日間行われ、錦帯橋周辺と旧目加田家住宅などで撮影されました。

4月2日に岩国市で行われたロケ報告会を伝えた報道によると、地元のエキストラやボランティアスタッフも参加し、主演の石橋静河さんに加え、1980年代の葉野珠を演じる加賀まりこさん、珠を支える秘書・藤川優子役の松たか子さんも岩国ロケに参加しています。

錦帯橋ロケは満開の桜に合わせて行われた

『ブラッサム』全体の撮影は2026年3月17日にNHK大阪放送局のスタジオでスタートし、主演の石橋静河さんは3月25日にクランクインしました。

その後、3月31日から岩国でのロケが始まり、4月2日に岩国ロケを終えています。

なぜ、この時期だったのでしょうか。

制作統括の村山峻平さんはロケ報告会で、『ブラッサム』にとって桜が重要なモチーフであるため、岩国の満開の桜を撮影できるようスケジュールを組んだと説明しています。

前作『ばけばけ』より早い時期から撮影を始めた背景にも、開花時期の読みにくい桜を逃したくないという制作側の狙いがありました。

これはロケ地情報として、かなり重要なポイントです。

錦帯橋は「有名な観光地だから選ばれた」というだけではなく、桜という作品全体のモチーフを映像として定着させるための場所でもあったからです。

2026年8月に公開されたポスタービジュアルも、錦帯橋のすぐ脇にある桜並木で撮影されたことを制作統括の村山さんが明かしています。

つまり錦帯橋周辺は、本編ロケだけではなく、『ブラッサム』という作品の顔を作る場所にもなっています。

私がドラマ評論の立場から注目したいのは、橋そのものよりも「橋を渡る」という行為です。

故郷から外の世界へ向かう珠にとって、川を越えて向こう岸へ進む風景は、説明台詞を使わなくても「ここから別の人生へ向かう」という感覚を画面に与えられます。

これはあくまで放送前の私見ですが、錦帯橋が単なる背景ではなく、珠の移動や決断を視覚化する場所としてどう使われるのかは、大きな見どころになると考えています。

旧目加田家住宅も確認済みの岩国ロケ地

錦帯橋周辺だけでなく、国指定重要文化財の旧目加田家住宅でも『ブラッサム』の撮影が行われています。

岩国ロケ報告会を伝えたReal Soundでは、錦帯橋とともに旧目加田家住宅で撮影されたことが報じられています。

旧目加田家住宅は岩国市横山に残る歴史的建造物で、岩国市の国指定文化財一覧では1974年2月5日に重要文化財に指定されたことが確認できます。

明治30年、1897年に始まる珠の物語にとって、現代的な建物が画面へ入り込まない歴史空間は非常に重要です。

セットだけですべてを作るのではなく、土地に残る建築そのものを使うことで、木材や土壁、瓦、庭の奥行きといった「時間を経た質感」が映像へ入ります。

※画像はAIによるイメージ

ただし、ロケ地巡りを考えている人には大切な注意点があります。

岩国市によると、旧目加田家住宅は保存活用に伴う防災・防犯施設などの整備のため、2025年12月1日から2026年12月末まで休館予定です。2026年9月18日時点では内部を通常見学できる状態ではありません。

ドラマ放送後に訪れる場合も、休館期間が変更されていないか岩国市の最新案内を確認したほうが安心です。

「ロケ地として確認されていること」と「現在、観光客が内部へ入れること」は別問題です。

この区別まで押さえておくと、実際に岩国を訪れたときの行き違いを防げます。

加賀まりこ・松たか子が岩国ロケに参加した意味

岩国ロケでもう一つ気になるのが、若い葉野珠役の石橋静河さんだけではなく、1980年代の珠を演じる加賀まりこさんと、秘書・藤川優子役の松たか子さんも参加していることです。

具体的にどの場所で、どの場面を撮影したのかは、放送前の段階では詳しく公表されていません。

したがって「数十年後に珠が錦帯橋へ帰ってくる」などと物語を断定することはできません。

ただし事実として、若い珠だけでなく、年齢を重ねた珠に関係する出演者も岩国へ入っている。

ここから読み取れるのは、少なくとも制作側が岩国を「幼少期を撮ったら役目を終える場所」とだけ考えてはいない可能性です。

若いころに見た風景と、人生を重ねてから見る風景では、同じ場所でも意味は変わります。

『ブラッサム』では岩国の風景が、珠の年齢や人生経験によってどう見え方を変えるのか。

ロケ地を知ったうえで本編を見るなら、ここはぜひ注目したいポイントです。

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宇野千代生家は『ブラッサム』のロケ地?ゆかりの地との違い

宇野千代生家は『ブラッサム』の重要な関連スポットですが、2026年9月18日時点では本編の確認済みロケ地として断定できません。

主演の石橋静河さんが、岩国ロケに先立って宇野千代生家を訪れたことは公表されています。

しかし、公開された情報が示しているのは「生家を訪れた」という事実です。

「そこでドラマ本編を撮影した」という意味ではありません。

ここは検索する人が最も混同しやすいところでしょう。

宇野千代生家=モデル本人のゆかりの地。錦帯橋周辺・旧目加田家住宅=現時点で撮影が確認できるロケ地。

このように分けて覚えると分かりやすくなります。

※画像はAIによるイメージ

宇野千代は1897年、現在の岩国市にあたる地域で生まれました。

山口県の公式観光情報によると、生家は宇野千代自身が1974年に修復し、2002年5月から一般公開されています。明治期の建物で、現在も宇野千代に関する資料などを見ることができます。

なお、2026年9月14日から18日までは館内展示の改修工事に伴う臨時休館が案内されています。

この記事の基準日がちょうど9月18日のため、放送開始前後に訪れる人は最新の開館状況を確認してから向かうのがよいでしょう。

さらに山口県公式観光サイトでは、2026年9月19日から土日限定で錦帯橋と宇野千代生家を結ぶ無料シャトルバスを運行する予定と案内されています。

ロケ地とモデルゆかりの地が徒歩圏に散らばる岩国では、ドラマ放送に合わせて「作品を見る旅」と「宇野千代本人を知る旅」が重なっていきそうです。

岩国学校教育資料館では宇野千代の特別展を開催

宇野千代の岩国時代をもう少し深く知りたいなら、岩国学校教育資料館も重要です。

岩国市によると、宇野千代は小学生時代に岩国尋常小学校へ通っており、現在の岩国学校教育資料館の建物は当時、その校舎の一部として使われていました。

同館では2026年9月19日から2027年6月13日まで、特別展「宇野千代~心に流れる故郷・岩国~」が開催されます。

展示は宇野千代と故郷・岩国のつながりを中心に構成され、開館時間は9時から17時、月曜などが休館日として案内されています。

宇野千代は1974年に生家を修復したあと、たびたび岩国へ帰省したことも岩国市が紹介しています。

ここで見えてくるのは、「岩国を出た作家」という一方向の物語だけではありません。

故郷を離れたから終わりではなく、離れたあとも故郷との関係が続いていた。

これは『ブラッサム』を見るうえでも、大切な補助線になると思います。

※画像はAIによるイメージ

この二つを分けて歩くことも、『ブラッサム』を楽しむコツです。

錦帯橋や旧目加田家住宅では「ドラマがどう撮られたのか」を想像する。

宇野千代生家や学校教育資料館では、「実在した宇野千代は岩国でどんな時間を過ごしたのか」を考える。

フィクションと史実を混同せず、二つを行き来することで、作品の背景はむしろ立体的になります。

『ブラッサム』で岩国はどんな物語の出発点になる?

葉野珠は1897年に岩国で生まれ、故郷を離れたあとも小説を書く夢を手放さず、激動の時代を生きながら作家への道を進んでいきます。

NHK出版の公式ドラマガイドでは、『ブラッサム』は明治・大正・昭和を駆け抜けた作家・宇野千代をモデルにした物語で、珠は結婚、離婚、震災、戦争、倒産など幾度もの出来事に直面しながら、小説を書き続けていく人物として紹介されています。

大切なのは、葉野珠は宇野千代本人そのものではないということです。

宇野千代の人生や作品をモチーフにしながら、人物や出来事を再構成したフィクションとして描かれます。

だから放送後に「史実と違う」と感じる場面が出てきたとしても、それだけで間違いとは言えません。

実在人物をモデルにしたドラマでは、「何を史実から残し、何を変えたか」という選択そのものに脚本の意図が現れます。

脚本は櫻井剛さんと小松與志子さんが担当します。2026年9月18日発売のNHKドラマ・ガイドでも両名が「作」として明記されています。

この記事では舞台・ロケ地を主題にしているため脚本家の経歴を詳しく広げませんが、一人の女性の長い人生をどう再構成し、故郷の記憶をどのタイミングで物語へ戻すのかは、脚本を見るうえで重要なポイントになるでしょう。

主題歌はYOASOBIの「咲き誇れ」です。

2026年7月23日にYOASOBIの主題歌担当と綿矢りささんによる原作小説の書き下ろしが発表され、9月7日に楽曲タイトルが「咲き誇れ」と発表されました。

ここでも岩国とのつながりがあります。

コンポーザーのAyaseさんは楽曲制作にあたり宇野千代の自伝『生きて行く私』を読み、さらに宇野千代をより深く感じるため岩国市を実際に訪れてから楽曲を作ったと説明しています。

ドラマのロケ地だけでなく、主題歌を作る側まで岩国へ足を運んだ。

これは『ブラッサム』にとって岩国が単なる設定資料ではなく、作品の空気をつかむために実際に触れるべき場所として扱われていることを示しているように感じます。

ここで私が注目しているのは、作品名の『ブラッサム』、岩国の桜、宇野千代と桜のイメージ、そして主題歌「咲き誇れ」が同じ方向を向いていることです。

桜をただ美しい季節の象徴として使うのではなく、何度うまくいかなくても、また自分の人生を選び直していく珠の生き方と重ねる。

その視点を持って見ると、錦帯橋周辺で満開の桜を撮るために制作スケジュールまで調整した意味も、よりはっきり見えてきます。

考察・まとめ|岩国は葉野珠の「人生の基準点」になるのか

ここからは、2026年9月18日時点で分かっている事実を踏まえた私見です。

『ブラッサム』の舞台・ロケ地を調べていくと、岩国は単なる「第1週で主人公が旅立つ故郷」では終わらないのではないかと感じます。

その理由の一つが、若い珠を演じる石橋静河さんだけでなく、1980年代の珠を演じる加賀まりこさん、秘書役の松たか子さんまで岩国ロケへ参加していることです。

もちろん、どの場面で岩国が再登場するのかは放送前には分かりません。

しかし長い人生を描く物語において、故郷はしばしば「帰る場所」以上の役割を持ちます。

昔は出たくて仕方なかった場所。

夢を追うために離れなければならなかった場所。

何十年もたって戻ると、自分がどれほど変わったのかを測れる場所。

同じ風景でも、見る人物の時間が変われば意味は変わります。

私は『ブラッサム』における岩国も、そのような人生の基準点として機能するのではないかと考えています。

そして今回、錦帯橋だけではなく、旧目加田家住宅という歴史的な生活空間まで撮影に使われました。

さらに宇野千代生家、かつての小学校に関係する岩国学校教育資料館が現実の街に残り、宇野千代自身と岩国との関係をたどることができます。

ここには三つの層があります。

実在した宇野千代が見た岩国。

フィクションの葉野珠が生きる岩国。

2026年の私たちが実際に訪れられる岩国。

この三つを混ぜてしまうと、「生家もロケ地なのでは」「ドラマの出来事もすべて史実なのでは」という誤解が生まれます。

反対に、一度きちんと分けてから重ねて見ると、『ブラッサム』という作品はぐっと面白くなるはずです。

放送開始後に私が確かめたいのは、「錦帯橋が何話に出たか」だけではありません。

若い珠が見る岩国と、人生を重ねた珠が見る岩国では、カメラの距離、光、人物の立ち位置がどう変わるのか。

旅立つ前の風景と、何かを経験したあとの風景は、同じように撮られるのか。

そこまで見ていくと、ロケ地は「撮影場所を当てるための情報」から、人物の心を読むための手掛かりへ変わります。

朝ドラ『ブラッサム』は2026年9月28日放送開始。物語の原点は山口県岩国市で、2026年9月18日時点で確認できる岩国ロケ地は錦帯橋周辺と旧目加田家住宅です。

岩国ロケは3月31日から4月2日まで行われ、満開の桜を撮るために撮影時期そのものが意識して組まれました。

一方、宇野千代生家は石橋静河さんが訪れた重要なゆかりの地ですが、現段階では確認済みの本編ロケ地とは分けて考えるのが正確です。

旧目加田家住宅は2026年12月末まで休館予定で、宇野千代生家についても公開日が変わる場合があります。実際に訪れる際は、岩国市や山口県公式観光情報の最新案内を確認してから向かうのが安心でしょう。

放送が始まったら、ぜひ「どこで撮影されたか」だけではなく、その岩国の風景が葉野珠の人生のどの瞬間に置かれ、どんな意味を持たされているのかにも目を向けてみてください。

場所の意味が変わった瞬間、私たちはきっと、珠が歩いてきた時間まで見ているのだと思います。

よくある質問

朝ドラ『ブラッサム』の舞台はどこですか?

物語の出発点は山口県岩国市です。主人公・葉野珠は岩国で生まれ育ったあと故郷を離れ、作家を目指して人生を進むため、全編が岩国だけで展開するドラマではありません。

『ブラッサム』で確認されている岩国のロケ地はどこですか?

2026年9月18日時点では、錦帯橋周辺と旧目加田家住宅での撮影が確認されています。岩国ロケは2026年3月31日から4月2日までの3日間行われました。

宇野千代生家は『ブラッサム』のロケ地ですか?

石橋静河さんが岩国ロケに先立って宇野千代生家を訪れたことは公表されていますが、2026年9月18日時点では本編の確認済みロケ地とは断定できません。宇野千代本人の人生と岩国との関係を知る「モデルゆかりの地」と考えるのが適切です。

執筆:岸本湊人(ドラマ評論家・ブログ戦略家)

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