石原さとみさん主演ドラマ『ポリティカルパン』の主題歌は、RADWIMPSの書き下ろし新曲『娑婆堕罵 -Shabadaba-』(読み方:しゃばだば)です。10月7日(水)22時の初回放送内で初解禁され、歌詞は現時点で未公開です。
作詞作曲はボーカルの野田洋次郎さん。フジテレビの発表によると、RADWIMPSがフジテレビ系の連続ドラマに主題歌を提供するのは今回が初めてです。
夜更けにこのニュースを読んだとき、僕の胸に真っ先に刺さったのは、野田さんの「売れそうにない曲ができた」という一言でした。この記事では、曲名の読み方と意味、北野拓プロデューサーが明かした起用の経緯、野田洋次郎さん・野木亜紀子さんのコメントを、ドラマ評論家としての視点で読み解いていきます。
この記事を読むとわかること
- ポリティカルパン主題歌の曲名・読み方・解禁日時!
- 歌詞の公開状況と、RADWIMPS起用の舞台裏
- 曲名『娑婆堕罵』に読み取れる三つの意味と、野木作品の主題歌史での位置づけ
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- ポリティカルパンの主題歌は誰が歌う?答えはRADWIMPSの新曲
- 石原さとみ主演『ポリティカルパン』とはどんなドラマ?
- 主題歌『娑婆堕罵 -Shabadaba-』の読み方と解禁日は?
- ポリティカルパン主題歌の歌詞はいつ公開?配信・CD情報
- なぜRADWIMPSだったのか?北野拓プロデューサーが語ったオファーの経緯
- 野田洋次郎・野木亜紀子のコメントから読む『娑婆堕罵』の狙い
- 曲名『娑婆堕罵』の意味とは?三つの顔から読み解く
- RADWIMPSの毒気路線と野木亜紀子作品の主題歌史を比べると?
- 考察:ポリティカルパン主題歌はドラマ主題歌の常識を変えるか
- ポリティカルパン主題歌はRADWIMPS『娑婆堕罵』|この記事のまとめ
- よくある質問
- 参考
ポリティカルパンの主題歌は誰が歌う?答えはRADWIMPSの新曲
結論から言うと、ポリティカルパンの主題歌はRADWIMPSが担当し、曲は野田洋次郎さんがこのドラマのために書き下ろした新曲です。
発表は2026年9月30日。フジテレビの発表を受けて、音楽メディアやエンタメニュースが一斉に報じました。
RADWIMPSにとって「フジ系連ドラ初」の主題歌
フジテレビの発表によると、今回の楽曲はRADWIMPSがフジテレビ系連続ドラマに提供する初めての主題歌です。
長いキャリアを持つバンドが、フジの水曜22時枠(水10)と初めて組む。この「初」には、企画側がどれだけ本気でこのバンドを口説いたかがにじんでいると、僕は感じています。
これまでの主題歌は「寄り添う」タイプだった
RADWIMPSは、作品と一体化した主題歌を数多く生んできたバンドです。
- 映画『君の名は。』(2016年)の「前前前世」
- TBS系ドラマ『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』(2022年)の「人間ごっこ」
- NHK連続テレビ小説『あんぱん』(2025年)の「賜物」
ただ、どれも物語にそっと寄り添い、登場人物の背中を押すタイプの曲でした。今回のオーダーは、その真逆を向いています。
石原さとみ主演『ポリティカルパン』とはどんなドラマ?
主題歌の意味をつかむために、まずドラマ本編の骨格を押さえておきます。
ひと言でいえば、石原さとみさん演じる女ルパン・如月弥生が政界に潜り込み、政治の金を奪い取る怪盗エンターテインメントです。
石原さとみ×野木亜紀子、約8年ぶりのタッグ
脚本は野木亜紀子さん。石原さんと野木さんが組むのは、『アンナチュラル』(2018年・TBS系)以来、約8年ぶりとなります。
プロデュースは北野拓さん(フジテレビ第1スタジオ)、音楽は岩崎太整さん。社会風刺とエンタメの融合を掲げた企画です。
放送日時と主なキャスト
放送は10月7日(水)スタート、毎週水曜22時〜22時54分です。主な出演者は次のとおりです。
- 石原さとみ(主演・如月弥生)
- 高橋一生
- 河合優実
- 寛一郎 ほか
「政治の金を盗む怪盗」と「怒りを鳴らすロック」。この二つが重なる場所に、今回の主題歌は置かれています。

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31日間0円で、今夜観たい1本を探す主題歌『娑婆堕罵 -Shabadaba-』の読み方と解禁日は?
タイトルは『娑婆堕罵 -Shabadaba-』、読み方は「しゃばだば」です。初解禁は10月7日(水)22時からの初回放送内です。
漢字四文字の圧は強いのに、響きはジャズのスキャットのように軽い。初めて見たとき、僕はこの落差こそが楽曲のコンセプトなのだと直感しました。
先行配信ではなく「初回放送で初解禁」
楽曲はMVや先行配信ではなく、ドラマの第1話の中で初めて流れます。
北野プロデューサーも、1話の放送で楽曲が解禁されるので、ドラマと一緒に楽しみにしてほしいという趣旨のコメントを寄せています。曲を「作品の一部」として最初に届けたいという意思の表れだと、僕は受け取りました。
レーベル情報
レーベルはMuzinto Records/EMIと発表されています。
ポリティカルパン主題歌の歌詞はいつ公開?配信・CD情報
2026年10月2日時点で、『娑婆堕罵』の歌詞、配信日、CD発売日はいずれも発表されていません。
検索している方がいちばん気になるのは歌詞だと思います。ここではその疑問にまとめて答えておきます。
歌詞が初めて聴けるのは10月7日の放送内
現時点で歌詞の一部を耳にできる機会は、10月7日22時からの初回放送が最初になります。
この記事では、歌詞を予想して書くことはしません。代わりに、作り手たちの言葉と曲名から「どんな曲なのか」を読み解いていきます。
配信・CDの最新情報は公式で確認を
配信やCDのスケジュールは、今後の発表を待つ段階です。最新情報はRADWIMPSの公式サイト・公式SNS、そしてフジテレビの番組公式サイトで確認してください。

なぜRADWIMPSだったのか?北野拓プロデューサーが語ったオファーの経緯
起用のきっかけは、北野拓プロデューサーが企画当初から描いていた「尖った主題歌」の構想と、野田洋次郎さんのSNS投稿でした。
企画当初から「ラップ調の尖った曲」が設計図にあった
北野さんは、社会風刺とエンタメ性を融合させた新しいドラマを目指すうえで、企画の初期から主題歌もラップ調でとことん尖った曲にしたいと考えていたそうです。
つまり主題歌は、完成したドラマに後から添えるものではなく、最初から作品の設計図に組み込まれていたわけです。今回の起用で、僕がいちばん重要だと考えるポイントがここです。
きっかけは野田洋次郎のSNS投稿と「おしゃかしゃま」「DADA」
転機は、毒気のある曲でのコラボレーションもきっと面白いものになる、という趣旨の野田さんのSNS投稿でした。北野さんはそれを見たと語っています。なお、投稿の具体的な時期や媒体は、コメントでは明らかにされていません。
北野さんは、RADWIMPSの「おしゃかしゃま」(2009年のアルバム『アルトコロニーの定理』収録)や「DADA」(2011年のシングル)がとても好きだったとも明かしています。どちらもラブソングとは対極にある、皮肉と攻撃性をむき出しにした楽曲です。
「以前の書き下ろし」で生まれた信頼
北野さんは、以前にも繊細な題材で主題歌を書き下ろしてもらった信頼があったと語っています。ただし、それがどの作品なのか、作品名はコメントで明かされていません。
その信頼をもとに直接会ってオファーし、届いた曲に背中を押されて覚悟を決めて制作している、とも明かしています。主題歌が作り手の覚悟まで固める。そんな関係が生まれている現場は、作品として強くなる可能性が高いと僕は見ています。
野田洋次郎・野木亜紀子のコメントから読む『娑婆堕罵』の狙い
二人のコメントの核は、野田さんの「苛立ちや憤りをガソリンにした」と、野木さんの「想像の三倍尖った」という言葉に集約されます。
歌詞はまだ聴けません。それでも、この二つの言葉には曲の温度がはっきり刻まれています。
野田洋次郎「苛立ちや憤りをガソリンに」
野田さんは、最初に企画を聞いたとき、この題材を現代のドラマでエンタメとして描くことに新鮮な驚きを覚えたそうです。
さらに北野さんと野木さんから、既存のドラマ主題歌の概念を壊すような、尖りまくった曲がほしいと頼まれ、燃えるような気持ちで制作したと語っています。そして、自分の内側に巣食う苛立ちや憤りを燃料にして作り上げたと明かしました。この一文を見出しに取る媒体が目立ったのも印象的でした。
「群を抜いて売れそうにない曲」という逆説
野田さんは、今期の、もしかしたら今年のドラマ主題歌の中で、群を抜いて売れそうにない曲ができたとも書いています。
同時に、キャリアの中でも胸を張れるカッコいい曲ができたと言い切っています。僕はこれを、売れ線を捨てて、本当に鳴らしたい音を選んだという宣言として受け取りました。
野木亜紀子「浄土なのか忍土なのか」
脚本の野木さんは、尖った曲という注文に対して、想像の三倍尖った、気分が上がるパンチの効いた曲が届いたと喜んでいます。
さらに、娑婆は浄土なのか忍土なのか、「飼われているのか飼い慣らされているのか」と問いかけました。そのうえで、皮肉に満ちながらも愛がにじむ楽曲で、これ以上ぴったりな主題歌はないと評価しています。
この「皮肉と愛の同居」こそが、この曲の核心だと僕は考えています。

曲名『娑婆堕罵』の意味とは?三つの顔から読み解く
ここからは、曲名そのものを僕なりに読み解きます。公式に解説されたものではなく、あくまで私見です。それでも初回を観る前に知っておくと、聴こえ方が変わるはずです。
一つ目の顔:仏教語としての「娑婆」=忍土
「娑婆」はもともと仏教の言葉で、苦しみに耐えて生きるこの世界を指し、「忍土」とも訳されます。
野木さんの「浄土なのか忍土なのか」という問いは、この意味を踏まえたものでしょう。僕たちの社会は救いの場所なのか、耐えるだけの場所なのか。政治を題材にしたドラマにこれほど合う問いは、そう多くありません。
二つ目の顔:「シャバ」=塀の外の世界
日常語で「シャバ」といえば、刑務所の外の自由な世界のことです。
主人公は怪盗。捕まれば塀の中、逃げ切れば娑婆です。けれど、闇の金を動かす側が自由に歩く「娑婆」こそが、実は檻なのではないか。野木さんの「飼い慣らされているのか」という言葉と重ねると、曲名にはそんな皮肉が仕込まれているように僕には見えます。
三つ目の顔:「堕」と「罵」という当て字
「しゃばだば」という軽やかな音に、あえて「堕ちる」「罵る」という字を当てています。
陽気なスキャットの裏に、堕落と罵倒が潜んでいる。表向きは愛想よく、裏では金が動く。政治の二重構造を文字の選び方だけで表しているのだとしたら、見事な仕掛けだと思います。

RADWIMPSの毒気路線と野木亜紀子作品の主題歌史を比べると?
比べてみると、『娑婆堕罵』はRADWIMPSにとっては「毒気路線の地上波連ドラ進出」、野木作品にとっては「怒りと皮肉という新しい感情の色」だと位置づけられます。
「おしゃかしゃま」から『娑婆堕罵』へ続く一本の線
RADWIMPSには、繊細な恋の歌と、社会や人間の傲慢さを刺す曲という二つの顔があります。
2009年の「おしゃかしゃま」は、仏教的なモチーフで人間の思い上がりを突いた曲でした。北野さんが好きな曲として挙げたこの曲と、仏教語「娑婆」を冠した今回の曲は、モチーフの面でも一本の線でつながっていると僕は読んでいます。
一方で、2022年の「人間ごっこ」や2025年の「賜物」は、温かみのある主題歌でした。毒気路線のRADWIMPSが地上波の連ドラで正面から鳴らされる機会は、これまで多くなかったように感じます。個人的には、「新しい顔」というより「しまわれていた牙が、約15年ぶりに表舞台に戻ってきた」という感覚に近いです。
野木作品では主題歌が物語の一部になってきた
野木さんの脚本作品は、主題歌と物語が強く結びついてきました。
『アンナチュラル』(2018年)では米津玄師さんの「Lemon」が、『MIU404』(2020年)では同じく米津さんの「感電」が、それぞれ作品の空気そのものになりました。
「Lemon」は喪失に寄り添う曲、「感電」は疾走感の曲でした。今回の『娑婆堕罵』は、制作側の言葉を信じるなら「怒り」と「皮肉」の曲です。野木作品の主題歌に、これまでになかった感情の色が加わるという点で、転換点になると僕は見ています。

考察:ポリティカルパン主題歌はドラマ主題歌の常識を変えるか
ここからは、ドラマ評論家としての私見です。結論から言えば、僕は「変える可能性が十分にある」と考えています。
先例は『君の名は。』の「設計段階からの音楽」
主題歌を企画段階から作品に組み込むやり方には、RADWIMPS自身に先例があります。映画『君の名は。』では、新海誠監督が脚本の段階からRADWIMPSに声をかけ、物語と音楽を並行して練り上げたことが知られています。
その結果、「前前前世」は宣伝用のタイアップ曲ではなく、作品の推進力そのものになりました。今回の北野さんの「企画当初から尖った主題歌を」という構想は、同じ発想を連ドラの世界に持ち込んだものだと僕は読んでいます。
「売れない宣言」は最高の自信表明
ヒットだけを狙った曲は、時に作品から浮いてしまいます。逆に、作品のために研がれた曲は、作品とともに長く記憶に残りやすい。
政治の闇を描くドラマは、説教くさくなる危うさを抱えがちです。そこに怒りをエンタメとして鳴らせる音楽が乗れば、視聴者は風刺を説教ではなく爽快感として受け取れる。野田さんの「売れそうにない」は、その役割に徹するという覚悟の表明だと、僕は受け取っています。
初回で注目したいのは「どの場面で鳴るか」
僕が初回でいちばん注目しているのは、曲がオープニングで流れるのか、エンディングで流れるのか、そして物語のどの瞬間に重なるのかです。
野木作品では、主題歌が物語のクライマックスに食い込む演出が印象を決めてきました。怪盗が金を奪う瞬間に「しゃばだば」が鳴るのか、それとも余韻の中で皮肉として鳴るのか。ステアリングを切る角度ひとつで景色が変わるように、鳴る位置ひとつで、この曲の意味は大きく変わるはずです。
ポリティカルパン主題歌はRADWIMPS『娑婆堕罵』|この記事のまとめ
- 主題歌はRADWIMPS『娑婆堕罵 -Shabadaba-』(しゃばだば)、野田洋次郎の書き下ろし
- フジテレビ系連続ドラマへの主題歌提供は今回が初
- 初解禁は10月7日(水)22時の初回放送内、歌詞・配信日は未発表
- 起用の背景は、北野Pの「尖った主題歌」構想と野田のSNS投稿
- 野田は「苛立ちや憤り」を燃料に制作、野木は「皮肉と愛がにじむ曲」と評価
- 曲名には、仏教の忍土・塀の外のシャバ・堕落と罵倒という三つの意味が読み取れる
政治の金を盗む女ルパンと、怒りを鳴らすロックバンド。この組み合わせは、野木作品の主題歌史にも、RADWIMPSのドラマ主題歌史にも、新しい一行を書き加えることになりそうです。
娑婆は浄土か、忍土か。その答えは、10月7日の夜、画面の向こうで鳴る最初の一音に託されています。
よくある質問
「おしゃかしゃま」と今回の主題歌は関係がありますか?
公式に続編とされているわけではありません。ただ、北野拓プロデューサーが起用理由の一つとして「おしゃかしゃま」や「DADA」が好きだったことを挙げており、毒気のある作風の流れをくむ曲として期待されています。
北野拓プロデューサーが言う「以前の書き下ろし作品」とは何ですか?
以前にも繊細な題材で主題歌を書き下ろしてもらった信頼がある、と語られていますが、具体的な作品名はコメントでは明かされていません。
主題歌はオープニングとエンディングのどちらで流れますか?
2026年10月2日時点では発表されていません。10月7日の初回放送で確認できます。
――ドラマ評論家・岸本 湊人(『ドラマ見届け人・湊の部屋』運営。連続ドラマを毎クール見届け、脚本構造と登場人物の心理、主題歌と物語の関係を中心に考察記事を執筆)
参考
- ポリティカルパン – フジテレビ
- 石原さとみ主演×野木亜紀子脚本「ポリティカルパン」主題歌はRADWIMPS「カッコいい曲ができた」 | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]
- RADWIMPS、新曲「娑婆堕罵 -Shabadaba-」が石原さとみ主演ドラマ『ポリティカルパン』主題歌に
- RADWIMPS、フジテレビ系ドラマ『ポリティカルパン』主題歌を担当 | Daily News | Billboard JAPAN
- RADWIMPS、石原さとみ主演ドラマ『ポリティカルパン』主題歌担当 野田洋次郎の書き下ろし
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