『ザ・ロイヤルファミリー』登場人物＆相関図を図解で解説｜小説版・ドラマ版“モデル実在”との比較付き

──あの夜の画面の向こうで。
僕は、久しぶりに心臓がバクンと鳴る音を聞いた。

税理士の男が、セリ会場で一頭の馬を見つめていた。
その目に宿るのは計算じゃなかった。「ロイヤルホープ」──そう名づけられた仔馬は、希望の象徴であり、血の運命だった。

それが『ザ・ロイヤルファミリー』というドラマのはじまり。
競馬×家族×継承×裏社会。こんなにも人間臭くて、こんなにも“視聴後に語りたくなる”作品を、僕は久々に見た。

登場人物たちがみんな、何かを「継ごう」としている。
でも、それが財産なのか、夢なのか、呪いなのかは、人によって違う。

僕がこの記事を書く理由はシンプルだ。

「これから観る人も、すでにハマってる人も、もっと深く味わえるように」
そして、この記事を通して、“この物語がなぜ僕たちの胸を叩くのか”を一緒に探していきたい。

■ 僕の心に刺さった「登場人物のリアル」

まず、主人公の栗須栄治（演：妻夫木聡）。
彼の「挫折した人間にしか出せない静かな熱さ」が、僕の胸をぐいぐい押してくる。

税理士として、数字に誠実であろうとする男。
でも、競馬の世界に足を踏み入れた瞬間、理屈がすべて崩れていく。

なぜなら、競馬は“計算よりも情熱”で動いてる世界だから。
山王耕造（演：佐藤浩市）という豪腕の馬主社長との出会いは、まさに運命。

耕造の「家族の裏切り」と「馬への狂気的な愛」が合わさって、登場人物全体の関係図が激しくねじれていく。

そこに加わるのが、目黒蓮さん演じる“中条耕一”。
彼の登場が、第4話で相関図を完全に塗り替えた。

まさかの“隠し子”設定。そして、病院のシーン──
僕は正直、鳥肌が立った。家族って、こんなにも不器用で、こんなにも強い。

■ この作品が「ただのドラマ」で終わらない理由

僕が『ザ・ロイヤルファミリー』を紹介したいのは、単にドラマが面白いからじゃない。

それよりも、“観た人の人生に、そっと何かを残していく”タイプの物語だから。

誰しも、“継がなかった夢”や“継ぎたくなかった現実”って、あると思う。

このドラマは、そんな僕たちに問いかけてくる。

「あなたは、何を継ごうとしてる？」

だからこそ、この記事ではただのあらすじ紹介だけじゃ終わらない。

• 登場人物を相関図で一気に理解できるように
• 原作小説とドラマの“違い”をわかりやすく比較
• 各話の見どころと、キャラの変化を物語として解剖

この記事を読み終わったあと、きっとあなたの中にも、
「ああ、このドラマって、自分の話でもあったんだな」という余韻が、そっと残っているはず。

さあ、物語の“血の系譜”を一緒にたどっていこう。

この先にあるのは、数字じゃ測れない感情のドラマ。
そして、僕たち一人ひとりの「継承」の物語かもしれない。

──ドラマ評論家として、数百本の家族ドラマを見てきた。
でもこの作品には、それらとは一線を画す“静かな熱”がある。

『ザ・ロイヤルファミリー』の登場人物たちは、決して物語のために動いていない。
彼らはそれぞれに“どうしても譲れない想い”を抱え、それゆえに、交差し、衝突し、すれ違っていく。

その“人生のリアル”こそが、視聴者の胸を突き動かしている理由だと、僕は感じている。

栗須 栄治（くりす・えいじ）｜数字に誠実だった男が「馬」に心を動かされた瞬間

■ 彼の静かな再起は、僕たちの物語でもある

税理士として、どこか“正解”だけを選んできた男。
そんな彼が、血統でも収益性でもなく、「信じた馬」に手を伸ばす姿に、僕は本気で泣きそうになった。

■ 過去の恋、そして今の挑戦

元恋人・加奈子との再会は、“過去にけじめをつける”だけの場面じゃなかった。
再び誰かを信じて、未来に向かうという決意。それが栗須の最大の見せ場だと僕は思う。

山王 耕造（さんのう・こうぞう）｜“家族”と“馬”に人生を賭けた男

■ 佐藤浩市の凄みが、キャラの深みを生む

耕造はただの豪腕社長ではない。
彼の馬への執着は、「愛してもらえなかった過去」を埋める行為のようにも見えた。
そこに、親としての弱さ・情けなさがにじんでいて、僕は胸が苦しくなった。

■ 家族を愛したいのに、上手くできない男

息子・優太郎との断絶。妻・京子との温度差。
家族を持ちながら、“孤独”という名の競走馬にまたがって生きてきた男。
それが山王耕造という存在だと、僕は感じている。

野崎 加奈子（のざき・かなこ）｜過去と未来を繋ぐ、静かな炎

■ “生産牧場”の象徴であり、“再生”の象徴でもある

彼女のセリフにはいつも“削ぎ落とされた強さ”がある。
自分の感情を前に出さない。でも、馬を語るときだけ、少し声が震える。
それが、加奈子という人間の“揺るがない芯”を感じさせた。

■ 女性の視点で“継承”と向き合う存在

家業、地域、恋愛。全てを受け入れながらも、自分の信念だけは曲げない。
僕は彼女の生き様に、ある種の“憧れ”すら抱いた。

中条 耕一（ちゅうじょう・こういち）｜目黒蓮が体現した“継がれなかった者”の痛み

■ 第4話、衝撃の“隠し子”設定と母との再会

母との病室シーンは、今期ドラマ屈指の“間”の名場面だった。
言葉を交わさずとも、血の重さは伝わる。それを目黒蓮さんは表情で表現していた。

■ 「名前を名乗ること」が、ここまで重いドラマがあったか

彼は、自分の存在を否定され続けてきた人間だ。
だからこそ、「耕一」という名を口にするその一瞬が、
継承ではなく、“承認”の物語だったのだと、僕は確信した。

このドラマ、登場人物が増えるほど、ますます面白くなるってどういうこと！？

そう思って相関図を見た瞬間、僕はひとり、部屋で声を出してツッコんでました。
「おいおい、ここがつながるのかよ！」って。
いやもうほんと、よくできすぎてて、関係性の伏線の量が尋常じゃない。

家族関係、会社、競馬界、恋愛、そして“過去”。
全部がからみあって、まるで巨大なスパゲッティのような人間模様。

このページでは、その絡まりまくったドラマの相関図を、視聴者目線で「見てて超おもしろい！」と感じたポイントに絞って、３つのレイヤーで読み解いていきます！

主要相関図を読み解く3つのレイヤー

■ レイヤー①｜血縁：まさかの“隠し子”が物語をひっくり返す！

いやほんとに、第4話で目黒蓮くん演じる耕一が“隠し子”って判明したとき、僕はテレビの前で口が開きっぱなしでした。
山王耕造と美紀子の関係とか、耕一と母との再会とか、もうね、昼ドラ顔負けの衝撃展開ですよ。

ただ、驚くだけじゃない。この“名前を名乗る”って行為、めちゃくちゃ重たいテーマなんですよね。
「お前は誰なんだ？」って、家族の中で問われることのしんどさ…リアルすぎてグッと来ました。

■ レイヤー②｜会社と競馬事業の“ギャップ”がエグい

ロイヤルヒューマン社の競馬事業部、なんか他と完全にノリが違う！
普通のサラリーマンから見たら、「え、そんな予算で馬買う！？」みたいな世界が広がってる。

そこに放り込まれた栗須が、“数字の論理”から“情熱の世界”へ飛び込んでく姿、本当に熱い。

しかも、加奈子は生産牧場で、優太郎は父の事業で──みんな“馬”というキーワードでつながってる。
この相関図、じつは“競馬”を軸にして感情がぐるぐる回ってるんです。

■ レイヤー③｜血を超えて“信頼”でつながる人間関係が沁みる

このドラマ、家族の話なのに、血縁より“信頼”のほうが強い場面が多いんですよ。

栗須と加奈子、耕一と美紀子……どの関係も、「一度失った絆をどうやって取り戻すか」がテーマになってる。

僕が個人的にグッと来たのは、「この人となら、もう一度信じてみよう」っていう瞬間が、馬を通じて描かれているところ。

つまりね、このドラマって“継ぐ”だけじゃなくて、「選び直す」ことができる家族の物語なんです。

公式相関図から見える、“今後の鍵”を握る人物

■ 目黒蓮＝耕一の存在がとにかくデカい！

目黒蓮くんの耕一、相関図で見たら「ちょっと影のポジションかな？」って思うかもだけど、
第4話で完全に“主役級”の衝撃を持ってきました。

しかもこの人、今後いろんなキャラとの関係が広がりそうで、「影の家系図」って感じでワクワクしかしない。

■ 実はサブキャラが鍵握ってる説、濃厚です

佐木騎手とか、加奈子の弟とか、「あれ、あなたにも過去があったの！？」ってレベルの濃いキャラばっかり。

全員がストーリーに何かしらの“火種”を持ってて、相関図を見れば見るほど「次どうなるの！？」ってなる構造。
本当に、見事としか言いようがないです。

正直に言います。僕、この回を書くのが一番テンション上がってます（笑）。
だって、『ザ・ロイヤルファミリー』を観ていると、どうしてもこう思っちゃうじゃないですか？

「これ、実話でしょ！？絶対どこかにモデルいるでしょ！！」

あのセリ会場のリアルな空気。
重たい家族の会話。
そして、企業と競馬界が絡み合う裏側の描き方。
全部が妙に“生々しい”。

僕もドラマ評論家として数百本観てきたけど、ここまで「現実と虚構の境目」があいまいになるドラマは久々なんですよ。
もうワクワクを通り越して、毎話メモ取りながら観てます。

原作小説『ザ・ロイヤルファミリー』とドラマ版の違いとは？

■ 原作は“完全フィクション”だけど、リアルすぎて信じたくなる

原作を書いたのは、社会派の筆致に定評がある早見和真さん。
この人、ほんと取材がエグい。読んでると、まるで牧場の土の匂いがする。

しかも、「家族」「継承」「競馬」というテーマをここまで人間ドラマに落とし込める作家って、そうそういないんですよ。
僕も読後しばらく放心して、「これドラマになったらすごいことになるな」って思ってました。

■ ドラマ版は“大胆改変”で、よりエモーショナルに

そしてその予想を軽く超えてきたのが、今回のドラマ版。
原作を“再構成”してるんですが、その大胆さが最高なんです。

たとえば、目黒蓮くん演じる耕一。
原作にはいない“隠し子ポジション”の登場人物なんですが、これがまた物語に深みを与えてくる。

最初は「そんな設定足すの？」と思ったけど、第4話で彼の“出生の秘密”が明かされた瞬間、僕、椅子から立ち上がりました。
「この改変、天才すぎる！」って。

こういう大胆な脚本変更って、原作ファン的には賛否分かれるところなんですけど、
今作は「時代のアップデート」として本当にうまく機能してる。
家族や血縁の問題を“令和のリアリティ”で描いてるんですよね。

個人的には、第3話の牧場シーン。
あの一連の空撮と会話のテンポが原作の文体とリンクしてて、演出チームの理解度の高さに震えました。

モデルは誰？実在の人物・団体との共通点を探る

■ 山王家のモデル、いるようでいない。でも“いそう”なんです

もうね、ファンの間ではX（旧Twitter）でも話題になってます。
「これ、某有名オーナーブリーダーじゃない？」とか、「財界にこんな親子いそう！」とか。

ただ、制作サイドも原作者も一貫して「フィクションです」と言ってる。
でもそのうえで、僕は思うんですよ。
“現実を下敷きにしたフィクション”ほど、リアルなものはない。

山王耕造のキャラクターなんて、いそうでしょ？
家族に不器用で、でも馬には真っ直ぐ。
経営者で、どこか時代の寵児。……僕、取材で似た空気の人に何人も会ってきました。

■ 競馬シーンの“現場感”がマジで本物

セリ会場、牧場、トレセン（調教センター）──全部リアルすぎ。
僕、何回か実際に競馬の現場に取材入ったことがあるんですけど、
カメラワークと照明の“湿度感”が本物の現場そのもの。

ドラマって、セット感が出ちゃうと一気に冷めるんですが、
今作は「土の温度」まで感じるんですよね。
馬の息づかい、風の音、牧場のスタッフの無言のやり取り──その全部が“生活の一部”として描かれている。

だから僕、途中からもう「これはフィクションです」と言われても信じられなくなった（笑）。
“リアルに見える”ってこと自体が、最高の演出なんです。

じゃあ結局、“どこまでがフィクション”なの？

■ 答え：物語はフィクション。でも感情はノンフィクション。

脚本も演出も、確かにフィクションです。
でも、そこで描かれる“人間の痛み”や“選択の重さ”は、完全に現実のもの。

「誰かを信じたい」「それでも裏切られた」「それでももう一度信じる」──
そういう瞬間の積み重ねが、この作品の心臓部なんですよ。

ドラマって、ここまでリアルでいいんだ。
僕はこの作品にそう教えられた気がします。

僕が最初に息をのんだのは、カメラが静かに切り取った牛舎の片隅だった。
誰もが見逃すような“画面のスミ”に、この物語がただのフィクションじゃないって、静かに確信した。

主人公・栗須栄治（妻夫木聡）が馬の世界へ一歩足を踏み入れた瞬間、
それはまるで、僕たち視聴者の心にも「未知のスタートゲート」が開いたような気がした。

■ 第1話：挫折と再起、馬と人の出会い

・税理士・栗須栄治、人生のレールが狂い出す

いつも通りに生きてきた。でもその“いつも”が崩れたとき、人は何に出会うのか。
父の死、数字からの離脱、社会人としての自己否定。栗須の孤独に、僕は何度も「自分だったかもしれない」と息を呑んだ。

・山王耕造との出会い／元恋人・加奈子との再会

北海道の競馬セリ会場。場違いなスーツ姿の栗須。
そこで出会ったのは、圧倒的な存在感を放つ山王耕造（佐藤浩市）と、忘れられない元恋人・加奈子（松本若菜）。

この再会から、すべてが“再び”動き出した。過去も、信頼も、自分自身も。

・僕のひと言：「人生のリスタートボタンって、案外“違和感”から始まる」

■ 第2話：家族の価値観と社内の波紋

・“名家”の重力に飲まれていく栗須

山王家の空気は、ただの家族じゃない。
企業、政治、血縁、利害…すべてが絡み合う“重圧の巣窟”。

母・京子（黒木瞳）の冷たい眼差し、息子・優太郎（小泉孝太郎）の冷静すぎる合理主義。

「この家では、正義は“理屈”じゃなく“立場”で決まる」──そう感じて、僕は思わず背筋を伸ばした。

・栗須の“仕事”が“覚悟”に変わる

数字と信念の間で揺れる栗須が、初めて「自分の意思で動こう」とする場面。
ここに、この物語の“軸”が宿ったと僕は思う。

・僕の感想：「家族って、優しさで人を守るけど、同じだけ“期待”でも人を追い込むんだ」

■ 第3話：馬と人—育成の現場と絆の始まり

・朝焼けの中、栗須の“目”が変わる

育成牧場で出会った馬〈ロイヤルホープ〉。
あの馬の背中には、栗須と、僕たち視聴者が見る“希望”が乗っていた。

調教師・広中（安藤政信）が言う「馬より、馬の後ろにいる人を見ろ」という言葉がズドンと刺さる。

数字しか見なかった男が、「人」を見るようになる──この変化に僕は涙ぐんだ。

・僕の感想：「“育てる”って、“信じる”と同義なんだと気づかされた」

■ 第4話：スキャンダル・隠し子・レースへの布石

・金髪ジョッキー・佐木との出会い

佐木（高杉真宙）の無骨さ、警戒心、でもどこか人懐こさもあるキャラ。
「あ、この人もまた、何かから“逃げて”来たんだな」と思わせる瞳に引き込まれた。

・社内スキャンダルと優太郎の追い詰められた背中

優太郎の苦悩、栗須の苦悩、それぞれが“家の看板”と“自分の正義”の間で揺れる。
まさにこのドラマのテーマ、「何を選ぶか」が全員に突きつけられる瞬間。

・そして…中条耕一（目黒蓮）の正体が明かされる

耕一の存在は、山王家の“もうひとつの血脈”。
母・美紀子（中嶋朋子）との病院シーン。あの空気感、あの沈黙。あれは“真実が存在する静寂”だった。

・僕の叫び：「今、この家族は“レース”じゃなく、“過去”と戦ってるんだ」

このドラマ、観ながら何度つぶやいたか分からない。
「今の、完全に人生の分かれ道だったよね？」って。

登場人物たちの決断が、もうリアルで、エグくて、刺さるのよ。
だって、自分のことみたいなんだもん。“逃げられない瞬間”で、ちゃんと「選んでる」姿がカッコよすぎて。

■ 栗須栄治の決断：「数字」より「人」を信じた

はじめは完全に外の人だったよね、栗須（妻夫木聡）。
でもさ、第3話で馬を買うかどうかの場面で、「この人を信じよう」って決めるの。

これ、彼にとっては自分の信じてきた“合理性”への裏切り。
でも、あえてそれをやった。その瞬間、「あ、栗須、ついに踏み出したな」って思った。

僕、画面見ながら、思わず「よっしゃ栗須！！」って叫んじゃったもん。

■ 山王耕造の決断：「家族」って言った瞬間

耕造（佐藤浩市）、めちゃくちゃ渋いじゃん。
基本、感情見せない。言葉も少なめ。

でもさ、第4話で耕一（目黒蓮）に対して“家族”って言ったのよ。
その一言だけで、僕は泣いた。

ああ、この人、ちゃんと心動いてたんだなって。もう心がドカンって掴まれた。

■ 中条耕一の決断：「名乗る」覚悟

耕一が“隠し子”って分かっても、黙ってるって選択もあったわけで。

でも彼、名乗るんだよね。あの静かなうなずき。
もうそれだけで「この子…強い…」って泣いたよ僕。

「名乗る」ってさ、ただの自己紹介じゃない。
「過去も今も、自分ごと受け止める」ってことなんだなって、ズドンときた。

■ 加奈子の決断：「一緒に背負う」覚悟

加奈子（松本若菜）、カッコよすぎん？

再会した栗須に向かって、「来なさい」って。しかも上からでも冷たくもなく、すごく優しい顔して。

それってただの「受け入れ」じゃなくて、「一緒に戦う覚悟できた」ってメッセージだと思った。

その一言に全部詰まってた。あれ、まじ名シーン。

こんな感じで、このドラマってね、「誰かが何かを“選ぶ”瞬間の連続」なの。

それが本当にリアルでさ。見てると自分も、「ちゃんと自分の意思で生きてる？」って背中押されるのよ。

だから、観ててめっちゃエネルギーもらえる。
で、また次の話が観たくなる。もう、完全にハマってます。

うわ〜、ほんとにこのドラマさ……観終わるたびに「なんか背中つかまれた！」って感じになるのよ！
見てる間は夢中なんだけど、エンディングが流れ出すと、急にいろんな感情と“問い”が押し寄せてくるんだよね。

たとえばこんなこと、考えさせられなかった？👇

• 家族ってさ、本当に“血”だけのつながりなの？
• 信じるって、リスクがあってもできる？
• 誰かに決められて生きてない？自分で選んでる？

登場人物たちがさ、それぞれ自分のタイミングで、バチっと決断していくじゃん？
その“決断の瞬間”に、こっちも背筋伸びるっていうか、「あ、自分も何か決めなきゃ」って思っちゃう。

僕は、耕一が「名乗る」って決めたシーンで完全に持ってかれた。
だって、あれ、「自分の過去を受け入れて、自分を肯定する」ってことなんだよ？ 重いよ？ でも、それだけ強いのよ、あの選択。

■ このドラマ、めちゃくちゃ“生き方”問うてくる

「競馬」とか「家族」とか、表面だけ見るとテーマはそっちに見えるじゃん？
でもその奥には、確実にもっとでっかいテーマがある。

“自分の人生、ちゃんと自分で運転してる？”
って、すごいストレートに投げかけてくる。

しかもそれが、説教くさくないのがまたズルいんだよ！

人物のセリフとか表情で見せてくるから、「うわ、わかる〜」って気づいたらこっちも一緒に考えちゃってる。

■ 観終わった後に何かが残る。それが“名作”の証

このドラマ、ただ面白いだけじゃない。ちゃんと“心に残る”んだよね。
僕なんて、もう次の話が待ちきれなくて、一週間長すぎる！

でも、それって裏を返せば、登場人物と一緒に僕らも“人生のアップダウン”を生きてるってこと。

しかも、毎話ちゃんと心が動かされるから、見終わると「ちょっと自分も頑張ろう」って思える。

こんなドラマ、なかなか出会えないよ。
だから、今この物語と出会えた僕ら、ラッキーすぎるでしょ？

てことで、みんな！次回も一緒に楽しもうね！！

Q1. 湊人くん、あれって実話？モデルいるの？

これ、ほんっっとよく聞かれる！（笑）
結論から言うと、「フィクションだけど、取材量がえぐい」ってやつ。

僕も競馬業界を何度か取材したことあるけど、登場人物のセリフや所作、牧場の空気感が“リアルすぎて怖い”レベルなんだよね。

モデルって話では、ある有名牧場の家系がよく噂になるけど、あくまで“世界観の参考”ってとこじゃないかな。公式も「完全オリジナル」って明言してるし！

Q2. 原作とドラマ、どう違う？どっちから入るべき？

僕は小説先派なんだけど、正直、ドラマから入っても全然OK！
むしろドラマのほうが人間関係の“ドロドロ”が見えやすくて、感情の揺れがガツンとくる。

違いとしては、耕一（目黒蓮）がめっちゃフィーチャーされてるのがドラマ版。原作だとそこまで存在感なかったんだけど…
今の視聴者の“感情移入ポイント”を意識して脚色されてて、これがね、たまらんのよ。

Q3. 正直、競馬ってわからん！大丈夫？

うん、安心して（笑）。僕の友人も「馬のこと全然知らんけどハマった」って言ってた。

競馬用語がちょいちょい出てくるけど、人間ドラマに集中して観ても100%楽しめる作りになってるから。

ちなみに、育成牧場って“競馬界の保育園＋養成学校”みたいなもん。そうやってちょっとずつ覚えていくのが楽しいんだよね。

Q4. 湊人さん的に、印象深い“決断”ってどこ？

うわ、これ一番悩むやつ。でも、やっぱり第4話の耕一が「名乗る」覚悟を決めたとこかな。

血縁とか過去のしがらみとか背負いながら、「自分はこう生きる」って決める瞬間に、僕は何度も心打たれた。

あのセリフ、リアルで使えないけど（笑）、生き方としては超使える。ほんとに。

Q5. で、結局このドラマ、何がすごいの？

めっちゃ本質突いてきたね（笑）。僕の答えはこれ：

「“生き方そのもの”を視聴者に問い続ける脚本力」

ただのお家騒動ドラマじゃない。
「家族とは？」「信頼とは？」「選ぶって何だ？」
っていう、人生レベルのテーマをエンタメでやってのけてるのがすごい。

そしてそれを、“重たくなく”、かつ“ちゃんと深い”のがこの作品の真骨頂。

• 「はじめに｜TBSテレビ 日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』」– 作品公式サイト。主演・キャスト・放送枠などの基本情報が確認できます。
  
  

  TBSテレビ「日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』」

  TBSテレビ日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』の公式サイトです。毎週日曜よる9時放送。主演・妻夫木聡。競馬の世界を舞台にひたすら夢を追い続けた熱き大人たちの物語。

  

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• 早見和真 著『ザ・ロイヤルファミリー』（新潮文庫／2022年11月28日刊）– 原作小説の詳細、あらすじ、刊行情報。
  
  

  『ザ・ロイヤルファミリー』 早見和真 | 新潮社

  お前に一つだけ伝えておく。絶対に俺を裏切るな――。父を亡くし、空虚な心を持て余した税理士の栗須栄治はビギナーズラックで当てた馬券を縁に、人材派遣会社「ロイヤルヒューマン」のワンマン社長・山王耕造の秘書として働くことに。競

  

  www.shinchosha.co.jp
• 「目黒蓮が『ザ・ロイヤルファミリー』に出演決定」– キャスト発表・役どころについて報じたニュース。
  
  

  目黒蓮が「ザ・ロイヤルファミリー」に謎の男役で日曜劇場初出演「役について今は言えない（笑）」 | TVガイドWeb

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  【TBS系日曜劇場でTVドラマ化決定！】早見和真『ザ・ロイヤルファミリー』が連続ドラマに！　主演は妻夫木聡さん。新しい帯で大重版出来！

  株式会社新潮社のプレスリリース（2025年8月5日 06時00分）【TBS系日曜劇場でTVドラマ化決定！】早見和真『ザ・ロイヤルファミリー』が連続ドラマに！　主演は妻夫木聡さん。新しい帯で大重版出来！

  

  prtimes.jp

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