中国ドラマ『逐玉:翡翠の君』は、張凌赫と田曦薇が主演する全40話の時代劇で、偽装結婚から始まる恋と宮廷の権力争いを描きます。
雪の日に出会った肉屋の娘と、正体を隠した若き将軍。二人の運命には、任豪、孔雪児、鄧凱らが演じる登場人物の恋心や野心が複雑に絡み合っています。
この記事では、主要キャスト22人の配役、人物相関図、俳優の過去出演作を整理します。謝征・言正・九衡・武安侯という4つの呼び名や、斉旻と随元青の関係も、重大な結末には踏み込まず解説します。
ドラマを観たあとの「次の1本」は、U-NEXTで探せます。TBS系・テレビ東京系のドラマ、NHKの大河・朝ドラ、映画や韓流まで、見放題は39万本以上。初回登録なら31日間0円です。
31日間0円で、見放題ラインナップを見てみる※配信状況は変わることがあります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
『逐玉:翡翠の君』キャスト一覧!主演・登場人物の役どころは?
『逐玉:翡翠の君』の主演は、謝征を演じる張凌赫(ジャン・リンホー)と、樊長玉を演じる田曦薇(ティエン・シーウェイ)です。
物語では、二人の偽装結婚を出発点に、李懐安の恋心、斉旻の複雑な出自、魏厳が握る朝廷の権力などが絡み合っていきます。
最初に覚えたいのは、謝征・言正・九衡・武安侯が同じ人物であること。 ここを押さえるだけでも、序盤の人物関係はかなり理解しやすくなります。
主要キャスト22人の配役一覧表
2026年10月11日時点で確認できるiQIYI(愛奇芸)の公式作品ページには、俳優と役名の対応が掲載されています。
以下は、その配役情報を中心に22人を整理したものです。役どころの説明には、作品紹介や人物設定を踏まえた補足も含めています。
俳優名 役名 役どころ
張凌赫(ジャン・リンホー) 謝征/言正 正体を隠して暮らす武安侯。長玉と偽装結婚する
田曦薇(ティエン・シーウェイ) 樊長玉 妹を守るため肉屋を営む主人公
任豪(レン・ハオ) 李懐安 李家の若者。長玉に想いを寄せる
孔雪児(コン・シュエール) 兪浅浅 商売を営む女性。斉旻と深い因縁を持つ
鄧凱(ドン・カイ) 斉旻 複雑な出自と過去を抱える人物
李卿(リー・チン) 公孫鄞 謝征の友人であり知略を支える協力者
喻鐘黎(ユー・ジョンリー) 斉姝 皇帝の姉にあたる長公主
林沐然(リン・ムーラン) 随元青 長信王家に関わる若者
厳屹寛(イエン・イークアン) 魏厳 朝廷の丞相。謝征の母方の伯父
劉琳(リウ・リン) 趙大娘 長玉を気にかける近所の女性
岳旸(ユエ・ヤン) 趙大叔 趙大娘とともに長玉を見守る住民
杜淳(ドゥ・チュン) 王捕頭 林安の治安に関わる役人
譚凱(タン・カイ) 長信王 朝廷と対立する勢力の中心人物
管雲鵬(グアン・ユンポン) 斉昇 大胤の皇帝
王九勝(ワン・ジウション) 李太傅 李懐安の祖父である朝廷の重臣
毛林林(マオ・リンリン) 魏綰 魏家に関わる重要人物
李建義(リー・ジエンイー) 陶太傅 朝廷の重臣
葉祖新(イエ・ズーシン) 承徳太子 皇室の過去に関わる人物
于洋(ユー・ヤン) 先帝 過去の皇室に関わる人物
傅淼(フー・ミャオ) 宋母 宋家に関わる女性
林思意(リン・スーイー) 十三娘 物語に関わる女性
張舒淪(ジャン・シュールン) 謝五 謝家側に関わる人物
※日本語の俳優名は代表的なカタカナ表記を採用しています。配信媒体によって表記が異なる場合があります。
※表の俳優と役名の対応はiQIYI公式の中国語版作品ページを基準にしています。一方、人物同士の親族関係や過去の事情については、公式の配役一覧だけで全項目を説明できるわけではありません。
中国ドラマの人物一覧は、名前と俳優を覚えるだけでも大変です。
しかし、本作では登場人物の重要度を出演時間だけで判断しない方がよいでしょう。
長玉の恋を中心に追うなら李懐安が重要ですし、宮廷の陰謀を知りたいなら魏厳や長信王を理解する必要があります。
同じ人物でも、恋愛の場面と政治の場面では違った意味を持つ。それが『逐玉』の人物構成の特徴です。
謝征・言正・九衡・武安侯は同じ人物?
結論から言うと、謝征、言正、九衡、武安侯はすべて張凌赫が演じる同一人物を指します。
呼び名 意味
謝征(シエ・ジョン) 本来の名前
言正(イェンジェン) 身分を隠す際に使う名前
九衡(ジウハン) 謝征の字(あざな)
武安侯 謝征の爵位
中国時代劇では、実名のほかに字、官職、爵位などで人物を呼ぶことがあります。
そのため、同じ男性に複数の呼び名が使われても、別人とは限りません。
謝征の場合は、呼び名の違いそのものに意味があります。
言正として長玉の家で暮らしている間、彼は高い身分を表に出していません。
一方、武安侯としての謝征は、軍を率いる責任と過去の悲劇に向き合う使命を背負っています。
僕は、この設定が単なる変装以上の意味を持つと考えています。
名前を隠すことは、過去の重荷から一時的に離れることでもある。しかし、自分が何者なのかという事実まで消せるわけではありません。
名前が変わっても、背負ってきた人生は変わらない。
そこに謝征という人物の切なさがあります。
『逐玉:翡翠の君』の作品基本情報
項目 内容
日本語タイトル 逐玉:翡翠の君
中国語原題 逐玉
英語タイトル Pursuit of Jade
中国での配信開始 2026年3月6日
話数 全40話
制作国 中国
ジャンル 時代劇・恋愛・宮廷陰謀
主な監督 曾慶傑(ゾン・チンジエ)
原作 団子来襲の小説『逐玉』
主演 張凌赫、田曦薇
中国での主な配信先 iQIYI、Tencent Video
国際配信 Netflixなど
iQIYIの公式作品紹介では、全40話、曾慶傑監督、主演の張凌赫と田曦薇という基本情報が確認できます。
また、2026年3月6日に掲載された羊城晩報系メディアの記事では、同日の配信開始とNetflixでの展開が報じられています。
原作は、晋江文学城で発表された団子来襲による小説です。
中国では『侯夫人与殺猪刀』という作品名でも知られ、肉屋の娘と高貴な身分の男性という対照的な設定が物語の入口になっています。
なお、配信サービスごとに視聴地域や字幕の提供状況は異なります。
日本から視聴する場合は、最新の日本語字幕の有無や配信対象話数を各サービスで確認してください。
『逐玉』のあらすじ|肉屋の娘と将軍が偽装結婚
物語の舞台は、架空の王朝・大胤です。
樊長玉は両親を失い、幼い妹を守りながら家業の肉屋を営んでいました。
生活は決して楽ではありません。それでも、家族の暮らしを守るために働き続けています。
ある雪の日、長玉は傷ついた青年を助けます。
青年が名乗った名前は言正。しかし、その正体は、十七年前の悲劇に関する真相を追う武安侯・謝征でした。
長玉には家を守りたい事情があり、謝征には身分を隠したまま行動したい理由があります。
二人はそれぞれの目的を果たすため、偽装結婚という選択をします。
最初は利害の一致による関係でしたが、一緒に暮らすうちに互いへの気持ちが変わり始めます。
しかし、二人の人生は家庭の中だけでは完結しません。
謝征が追う過去の事件と、朝廷を揺るがす争いが、やがて二人の関係にも影響を及ぼしていきます。
公式あらすじでは、長玉が戦乱に向き合う展開も作品の大きな特徴として紹介されています。
ただし、その過程で何が起き、誰がどのような運命を迎えるのかについては、ここでは伏せておきます。
僕が興味深いと思うのは、偽装結婚が単なる恋愛のきっかけではなく、二人がそれぞれの生き方を見直す入口になっていることです。
謝征は高い地位を持ちながら普通の生活に触れ、長玉は日常を守ろうとする中で、次第に大きな世界へ関わっていきます。
同じ家で暮らすことから始まった物語が、やがて国の問題にまで広がる。
その展開に、本作ならではの魅力があります。

『逐玉:翡翠の君』主演キャスト2人のプロフィールと過去出演作
『逐玉:翡翠の君』の主演二人は、それぞれ異なる環境で生きてきた人物を演じています。
張凌赫が演じる謝征は、高い身分と重い過去を持つ男性。田曦薇が演じる樊長玉は、日々の商売と家族を守りながら生きる女性です。
二人の過去出演作と比較すると、今回の役柄で注目したい特徴が見えてきます。
張凌赫(ジャン・リンホー)|謝征/言正役
張凌赫は1997年12月30日生まれの中国俳優です。
南京師範大学で学んだ経歴を持ち、2020年の『探偵麗女~恋に落ちたシャーロック姫~』で主演デビューしました。
その後、中国時代劇を中心に存在感を高めています。
代表的な出演作には、次の作品があります。
- 『蒼蘭訣~エターナル・ラブ~』
- 『雲之羽~揺らめく愛、刹那の二人~』
- 『寧安如夢』
- 『度華年 The Princess Royal』
『逐玉』で演じる謝征は、武安侯という地位を持つ青年です。
十七年前の悲劇について真実を追い、そのために身分を隠して行動しています。
一方、長玉と暮らす言正としての彼は、表向きには特別な権力を持たない青年です。
この二つの立場が、役柄の中心になっています。
『蒼蘭訣』の長珩仙君と謝征は何が違う?
張凌赫の過去出演作で比較したいのが、『蒼蘭訣』の長珩仙君です。
長珩仙君は、自分の立場や責任と、個人的な感情との間で葛藤する人物でした。
『逐玉』の謝征にも、使命と愛情の間で揺れるという共通点があります。
しかし、謝征には、正体を隠して庶民の暮らしに入り込むという設定が加わっています。
高貴な立場の人物が、身分を知られていない相手と関係を築くとき、その愛情は何によって生まれるのでしょうか。
爵位や権力を知らない長玉にとって、言正は目の前にいる一人の男性です。
僕は、ここが謝征という役の重要な部分だと考えています。
地位を知られないことで初めて得られる信頼があるのなら、それは武安侯としての彼が普段は得にくいものなのかもしれません。
だからこそ、言正として過ごす時間と、武安侯として責任を果たす時間の違いに注目したいところです。
実際の映像を全話検証した演技評価ではありませんが、役柄の設定から考えると、日常と軍事の場面で人物の振る舞いがどう変化するかが見どころになります。
田曦薇(ティエン・シーウェイ)|樊長玉役
田曦薇は1997年10月14日生まれの中国俳優です。
上海戯劇学院で演技を学び、明るく親しみやすい人物から、芯の強さを持つヒロインまで幅広い役柄を演じてきました。
代表的な出演作には『卿卿日常~宮廷を彩る幸せレシピ~』『田園ロマンス~恋の収穫祭~』などがあります。
『逐玉』で演じる樊長玉は、肉屋を営む女性です。
両親を失った後、妹との生活を守りながら、自らの力で困難に立ち向かっていきます。
謝征のような高い身分は持っていません。
しかし、生活を守るために働く力、判断する力、行動する勇気を備えています。
この人物にとって強さとは、他人に勝つことだけではありません。
自分の大切なものを失わないために立ち続けることなのです。
『卿卿日常』のヒロインと樊長玉の違い
『卿卿日常』では、田曦薇の明るく自然体なヒロイン像が作品の魅力を支えていました。
『逐玉』の樊長玉にも、親しみやすさや行動力という共通点があります。
しかし、長玉の場合は、物語が始まった時点ですでに家計と家族の生活を背負っています。
ここが大きな違いです。
恋愛が始まる前から、彼女には守るべき日常があります。
さらに、物語が進むと、これまで肉屋で培ってきた力とは異なる場面で決断を迫られます。
家族の暮らしを守るための力が、より大きな責任へと結びついていくのです。
僕は、長玉を「最初から強い女性」として見るだけでは、その魅力を十分に理解できないと思います。
重要なのは、彼女が何のために強さを必要としているかです。
妹のために働き、家を守り、困っている人に手を差し伸べる。
その積み重ねがあるからこそ、後に彼女が向き合う困難にも物語としての説得力が生まれます。
守りたい人がいるから、強くあろうとする。
それが樊長玉というヒロインを理解するための、一つの鍵でしょう。

「今日は何を観よう」で終わる夜を、「どれから観よう」と楽しむ夜に変えてみませんか。
U-NEXTは見放題作品が39万本以上(レンタルを含めると42万本以上)。雑誌も210誌以上が読み放題です。31日間0円で試せて、最新作のレンタルに使える500円分のポイント付き。
31日間0円で、今夜観たい1本を探す『逐玉:翡翠の君』脇役キャストは誰?主要6人の人物関係
『逐玉』で押さえておきたい脇役は、李懐安、斉旻、兪浅浅、随元青、公孫鄞、斉姝の6人です。
それぞれ主人公との距離が異なり、恋愛、家族、政治、友情という別々の角度から物語に関わっています。
俳優のプロフィールとあわせて、どの人物と深くつながっているのかを整理しましょう。
任豪(レン・ハオ)|李懐安役
任豪は1995年7月17日生まれの中国俳優です。
オーディション番組『創造営2019』を経て結成されたボーイズグループ「R1SE」のメンバーとして活動した経歴があります。
俳優としては『国子監は花ざかり~ロマンスは最高学府で~』『千古の愛、天上の詩』などに出演してきました。
本作で演じる李懐安は、朝廷に影響力を持つ李家の若者です。
李太傅の孫であり、樊長玉に想いを寄せる人物として登場します。
李懐安を単純な恋敵として覚えてしまうと、彼の役どころは十分に見えてきません。
彼には個人的な恋心と、家柄によって生じる立場の両方があります。
謝征とは異なる形で長玉に関わるため、二人の男性の価値観を比較するうえでも重要です。
鄧凱(ドン・カイ)|斉旻役
鄧凱は1995年2月8日生まれの中国俳優です。
魯迅美術学院で学び、『風月変~幸せを願う蝶の恋人たち~』『少年歌行~Beginning of the Legend~』などに出演しています。
本作で演じる斉旻は、複雑な出自と過去を抱える人物です。
物語では随元淮という名前も関わり、長信王家との関係が重要な意味を持ちます。
ここで気をつけたいのは、斉旻と随元青を、単純に同じ血筋の兄弟と理解しないことです。
二人の関係には、身分や育った環境を巡る事情があり、それが後の対立にも影響します。
この事情の詳細は物語の核心に関わるため、ここでは明かしません。
斉旻は兪浅浅に対しても強い感情を抱いています。
その気持ちは彼の行動を理解する鍵になりますが、相手への愛情と、自分の望みを押し通そうとする執着は区別して見る必要があります。
僕は、この人物の魅力を、単純な善悪では判断しにくいところに感じます。
苦しみの背景を理解することと、すべての行動を許すことは同じではありません。
その難しさを視聴者に突きつける人物だと考えています。
孔雪児(コン・シュエール)|兪浅浅役
孔雪児は1996年4月30日生まれの中国俳優です。
オーディション番組『青春有你2』を経て、ガールズグループ「THE9」のメンバーとして活動しました。
その後は俳優としても活動し、『明媒善娶』『折腰』などに出演しています。
『逐玉』で演じる兪浅浅は、商売を営む女性です。
斉旻と深い因縁を持ち、彼の感情や行動に影響を与える人物でもあります。
ただし、兪浅浅を斉旻の恋愛相手という説明だけで終わらせるのは不十分です。
彼女には自分の生活があり、守ろうとしているものがあります。
この点は、主人公の樊長玉とも重なります。
二人は境遇こそ異なりますが、恋愛とは別に、自分が生きるための基盤を持とうとしているのです。
林沐然(リン・ムーラン)|随元青役
林沐然は2005年10月20日生まれの中国俳優です。
幼い頃から映像作品に出演してきた経歴を持ち、本作では随元青を演じています。
随元青は、長信王家に関わる若者です。
斉旻との間には複雑な兄弟関係がありますが、その背景には出自と身分に関する事情が存在します。
人物相関図を見る際は、長信王、随元青、斉旻という三者をひとまとまりで覚えると分かりやすくなります。
ただし、彼らが同じ目的で行動するとは限りません。
家族として扱われることと、互いに信頼し合っていることは、別の問題だからです。
僕が注目したいのは、若い世代の人物が、上の世代から引き継いだ対立にどう向き合うのかという点です。
自分で選んだわけではない立場が、人生の選択を左右してしまう。
随元青は、そんな問題を考えるうえでも重要な登場人物です。
李卿(リー・チン)|公孫鄞役
李卿は2000年12月13日生まれの中国俳優です。
『花令嬢の華麗なる計画』『書巻一夢』などに出演してきました。
本作で演じる公孫鄞は、謝征の友人であり、知略によって彼を支える協力者です。
軍を率いる謝征とは、役割が異なります。
謝征が直接行動する場面では、公孫鄞は状況を整理し、判断を助ける立場として理解できます。
一方、公孫鄞にも個人的な感情があります。
皇帝の姉である斉姝との関係では、自分の気持ちだけで判断できない事情に直面します。
他人の問題には冷静でも、自分の恋愛となると簡単には答えが出せない。
そんな知性と感情の距離が、公孫鄞という人物の見どころです。
喻鐘黎(ユー・ジョンリー)|斉姝役
喻鐘黎は1997年4月5日生まれの中国俳優です。
上海戯劇学院で演技を学び、『寧安如夢』などに出演しています。
『逐玉』で演じる斉姝は、大胤の皇帝・斉昇の姉にあたる長公主です。
皇族という高い身分を持ちながら、与えられた立場に従うだけではなく、自分の意思で行動しようとします。
医療に関わり、負傷した人々を助ける姿勢も人物の特徴です。
公孫鄞との関係では、恋愛感情と身分の問題が重なります。
ここで比較したいのが、謝征と樊長玉の関係です。
謝征は身分を隠した状態で長玉と出会いますが、斉姝は皇族としての立場を背負ったまま公孫鄞と向き合います。
同じ身分違いの恋でも、乗り越えなければならない事情は異なります。
僕は、この二組を比べることで、本作が「好きになればすべてが解決する」という単純な物語ではないことが分かると思います。
愛情があるからこそ、相手の人生や責任について考えなければならない。
そこに、大人の視聴者にも響く恋愛劇としての奥行きがあります。

『逐玉:翡翠の君』人物相関図!恋愛・親族・対立関係を整理
『逐玉:翡翠の君』の人物相関図は、樊長玉と謝征を中心に、恋愛、親族、協力、政治的対立の4種類に分けると理解しやすくなります。
特に混同しやすいのが、謝征と魏厳の親族関係、斉旻と随元青の複雑な関係、皇帝・斉昇と長信王を中心とする政治勢力です。
人物の名前だけでなく、誰とどのような立場で関わっているかを見ることが重要です。
主要人物の相関図|まずは関係の全体像

画像とあわせて、主要な人物関係を文章でも確認しておきましょう。
関係の種類 人物 関係の内容
恋愛 樊長玉 ⇔ 謝征 偽装結婚から始まる関係
片想い 李懐安 → 樊長玉 李懐安が長玉に想いを寄せる
恋愛 公孫鄞 ⇔ 斉姝 身分の違いが関わる関係
因縁 斉旻 ⇔ 兪浅浅 過去の事情と強い感情が絡む
親族 謝征 ― 魏厳 母方の伯父と甥
姉弟 斉姝 ― 斉昇 長公主と皇帝
祖父と孫 李太傅 ― 李懐安 李家の親族
協力 謝征 ― 公孫鄞 友人・協力者
複雑な家族関係 斉旻 ― 随元青 出自と身分の事情が関わる
政治的対立 朝廷 ― 長信王側 王朝の権力を巡る対立
※序盤の人物理解を目的とした関係図です。物語の進行によって人物の立場や協力関係が変わる場合があります。
この相関図で最も重要なのは、親族が必ずしも味方ではなく、敵対する勢力に属する人物にも個人的なつながりがあるという点です。
謝征と魏厳は家族として結びついていますが、過去の悲劇を巡る問題が二人の関係を複雑にしています。
また、長信王家と斉旻の関係も、名前や表向きの立場だけでは十分に説明できません。
政治的な対立と個人的な感情が重なることで、一つの選択が複数の人物に影響を及ぼしていくのです。
謝征と魏厳の関係|伯父であり朝廷の実力者
魏厳を演じるのは、厳屹寛(イエン・イークアン)です。
『隋唐演義』『新水滸伝』などへの出演歴を持つ中国のベテラン俳優として知られています。
魏厳は朝廷の丞相であり、謝征の母方の伯父です。
謝征を育てた立場にも関わっているため、二人の間には政治的な関係だけでなく、家族としてのつながりがあります。
ところが、謝征が追い続ける十七年前の悲劇は、朝廷の権力構造とも無関係ではありません。
魏厳との関係にも疑念が生じていきます。
ただし、疑われていることと、事件への関与が確定していることは違います。
真相や人物の最終的な立場は物語の核心に関わるため、ここでは明かしません。
僕は、謝征と魏厳の関係が政治劇としての緊張感を生んでいると思います。
自分を育ててくれた相手に疑いを向けなければならないとしたら、それは単純な敵対よりも苦しい問題です。
真実を求める行動が、過去の恩情と衝突する。
この構図が、謝征の復讐を単なる個人的な怒りだけでは語れないものにしています。
長信王・斉旻・随元青の関係|なぜ複雑なのか?
長信王を演じるのは譚凱(タン・カイ)です。
長信王は朝廷と対立する勢力の中心人物として登場します。
その家に関わるのが、鄧凱演じる斉旻と、林沐然演じる随元青です。
ここで読者が混乱しやすいのは、斉旻に随元淮という名前が関わっていることです。
斉旻と随元淮は同じ人物を指す呼び名として扱われますが、その背景には出自と身分を巡る重要な事情があります。
一方、随元青は別の人物であり、二人の関係を単純に実の兄弟と断定するのは適切ではありません。
物語では、長信王家に属することと、生まれながらの血縁関係が必ずしも一致しない問題が関わっています。
この事情は過去の皇室にもつながりますが、具体的な真相を説明すると大きなネタバレになります。
序盤を理解する段階では、次のように覚えるとよいでしょう。
- 斉旻:随元淮という名前にも関係する、出自に秘密を持つ人物
- 随元青:長信王家に属し、斉旻と複雑な関係を持つ人物
- 長信王:二人の立場を理解するための中心人物
ここで大切なのは、名前だけで家系を確定しないことです。
中国時代劇では、家名、爵位、養育環境、皇室との関係が重なり、一人の人物に複数の立場が生じることがあります。
『逐玉』でも、その違いが人物の行動を左右する重要な要素になっています。
皇帝・斉昇と李太傅|朝廷側の関係は?
大胤の皇帝・斉昇を演じるのは、管雲鵬(グアン・ユンポン)です。
斉昇は斉姝の弟であり、王朝の中心に位置する人物です。
しかし、皇帝という地位にあるからといって、朝廷のすべての問題を一人で決められるとは限りません。
丞相や重臣たちの政治的な思惑も、王朝の動きに影響します。
その重臣の一人が、王九勝(ワン・ジウション)演じる李太傅です。
李太傅は李懐安の祖父にあたり、李家の政治的な立場を理解するうえで重要です。
魏厳との間にも権力を巡る緊張関係があり、朝廷の動きは一枚岩ではありません。
さらに、李建義が演じる陶太傅など、皇帝の周囲には複数の人物が登場します。
ここで押さえたいのは、皇帝の側にいる人物が全員同じ考えを持っているわけではないことです。
謝征も、李懐安も、家族や組織の中で自分の判断を迫られます。
政治的な立場がある人物ほど、私情だけで動くことは難しくなるのです。
林安の人々|樊長玉の家族と隣人
宮廷の人物だけでなく、樊長玉が暮らす林安の人々も重要です。
長玉には樊長寧という幼い妹がいます。
両親を失った長玉にとって、妹の存在は働き続ける大きな理由になっています。
また、近所に暮らす趙大娘を劉琳、趙大叔を岳旸が演じます。
二人は、長玉たちの日常を支える住民として登場します。
劉琳は『父母愛情』、岳旸は『琅琊榜』などへの出演歴を持つ俳優です。
生活に根ざした人物を演じる経験が豊富な二人が、物語の庶民的な世界を支える配役となっています。
さらに、杜淳が演じる王捕頭は、林安の治安に関わる役人です。
長玉の元許嫁である宋硯も、彼女の過去の人間関係を知るために重要な名前です。
ただし、樊長寧と宋硯については、今回確認したiQIYIの公式配役一覧から、俳優との対応を確定できませんでした。
そのため、未確認の俳優名を推測して掲載することは避けています。
また、魏宣についても、同様に今回の確認範囲ではドラマ版の配役を確定できていません。
注意したいのは、同名小説を原作とする音声ドラマの配役を、映像ドラマのキャストと混同しないことです。
音声作品と実写作品では担当する出演者が異なるため、名前が一致していても、そのまま転用することはできません。
僕は、林安の人々が登場することに大きな意味を感じます。
朝廷の争いがどれほど壮大でも、その影響を受けるのは、毎日働き、食事を作り、家族と暮らす普通の人々です。
長玉が守りたいものを理解するには、宮廷だけでなく、この町の暮らしにも目を向ける必要があります。

『逐玉:翡翠の君』キャストの役柄を比較!3組の人物から見える物語の深さ
『逐玉:翡翠の君』の人物関係を深く理解するには、登場人物を一人ずつ見るだけでなく、似た立場の人物を比較することが効果的です。
特に注目したいのは、謝征と李懐安、樊長玉と兪浅浅、謝征と斉旻の3組です。
それぞれ愛情、自立、過去への向き合い方という異なる問題を映し出しています。
謝征と李懐安|長玉への愛情はどう違う?
謝征と李懐安は、どちらも樊長玉に関わる重要な男性です。
しかし、二人が長玉と築く関係の出発点は大きく異なります。
謝征は正体を隠し、長玉と偽装結婚することになります。
彼女にとって言正は、最初から高い身分を持つ将軍として現れたわけではありません。
生活をともにする中で、互いの事情を少しずつ知っていきます。
一方、李懐安は李家という家柄と社会的立場を持つ人物です。
長玉への想いを抱えながらも、自分の家や政治的な責任と無関係ではいられません。
この違いは、二人の愛情を比較するうえで重要です。
謝征との関係は、名前や身分を知らないところから始まります。
李懐安との関係には、家柄や社会的な立場が最初から関わっています。
つまり、二人は単に恋愛の相手を巡って競うのではなく、異なる条件の中で長玉と向き合っているのです。
僕がここで考えたいのは、愛情を示す方法が一つではないということです。
誰かを守ろうとすることも、相手の判断を尊重することも、愛情の形になり得ます。
ただし、実際にどちらがどのような選択をするのかは、物語の展開に即して見る必要があります。
設定だけで一方を正しい男性、もう一方を間違った男性と判断することはできません。
長玉自身が何を望み、どう選ぶのか。
そこに注目すると、二人の男性を中心とした単純な恋愛の競争とは違う物語が見えてきます。
樊長玉と兪浅浅|商売を営む女性たちの共通点
樊長玉と兪浅浅には、重要な共通点があります。
それは、どちらも自分の生活を守るために働く女性だということです。
長玉は肉屋を営み、妹との暮らしを支えています。
兪浅浅も商売に関わり、自分の生活と守るべきものを持っています。
二人は立場も性格も同じではありません。
しかし、恋愛が始まる前からそれぞれの人生が存在している点は共通しています。
この構図は、物語の女性像を考えるうえで重要だと思います。
宮廷時代劇では、人物の地位や婚姻関係が物語を大きく左右します。
一方、『逐玉』の長玉と兪浅浅は、家柄や恋愛関係だけで人物像が決まるわけではありません。
自分の手で商売を営み、生活の基盤を守ろうとしています。
ここには、経済的な自立と個人の選択が結びつく構図があります。
自分の生活を維持する手段を持つことは、誰かとの関係を選ぶ際にも重要な意味を持ちます。
もちろん、働いているからといって、政治や人間関係から自由になれるわけではありません。
それでも、彼女たちが自分の人生を持つ人物として描かれていることは、本作の恋愛劇に厚みを加えています。
僕は、長玉と兪浅浅を比較すると、本作が女性の幸せを恋愛の成立だけで定義していないように感じます。
誰を好きになるかだけでなく、どのように暮らしたいのか。
その意思も、彼女たちの人生を形づくっているのです。
謝征と斉旻|過去の悲劇にどう向き合うのか?
謝征と斉旻は、どちらも過去の出来事が現在の行動に大きな影響を与える人物です。
しかし、その感情をどう扱うかという点では、対照的な存在として考えられます。
謝征は十七年前の悲劇に関する真実を追っています。
その目的には過去の問題を明らかにしたいという思いがあり、現在の責任とも結びついています。
一方、斉旻には複雑な出自と過去があり、それが権力や人間関係への向き合い方に影響しています。
兪浅浅への強い感情も、彼の人物像を理解するための重要な要素です。
ここで僕が注目したいのは、過去の苦しみが現在の行動を説明しても、それだけで正当化することにはならないという点です。
人は傷ついた経験によって、他人の苦しみに敏感になることもあります。
反対に、自分の苦しみに囚われ、他人の意思を見失ってしまうこともあります。
謝征と斉旻を比較すると、過去に何を奪われたのかだけでなく、その経験をどのような行動につなげようとしているかが重要になります。
二人の違いを知ることは、物語の善悪を単純に分けるためではありません。
過去への向き合い方が、人の選択をどのように変えるのかを考えるためです。
僕は、この比較によって『逐玉』の政治的な争いにも、人間の感情に根ざした意味が生まれると考えています。
日本でも注目|『逐玉』を30ページ以上特集した専門誌
日本での注目を示す具体的な出来事として、ぴあ株式会社による中国ドラマ専門誌の発売があります。
2026年8月27日、ぴあは『中国ドラマが好き!いま見るべきスター最前線』を発売しました。
同誌は「中国ドラマが好き!」シリーズの第3弾です。
表紙と巻頭では、『逐玉:翡翠の君』を30ページ以上にわたって特集しています。
表紙に登場したのは、甲冑姿のジャン・リンホーです。
誌面では、作品のキャラクター紹介、相関図、中国時代劇の基礎知識などが掲載されています。
さらに、ぴあ株式会社は2026年9月25日、同誌の重版決定を発表しました。
プレスリリースの名称は『大好評につき重版出来!ぴあMOOK「中国ドラマが好き!」シリーズ第3弾が発売中』です。
同発表では、ジャン・リンホーの甲冑姿を使用した表紙に読者から大きな反響があったことも紹介されています。
ただし、この重版だけを根拠に『逐玉』単独の人気を数値化することはできません。
同誌では、ほかの中国ドラマ俳優も多数紹介しているためです。
また、出版社が紹介する読者の反応と、日本の視聴者全体の評価は区別する必要があります。
それでも、特集が30ページ以上という規模で組まれ、その後に重版が決定したことは、日本の中国ドラマ市場で本作が注目されていることを示す具体的な材料です。
僕が興味深いと思うのは、専門誌がキャストの写真だけではなく、人物相関図や中国時代劇の基礎知識も掲載している点です。
俳優の魅力を入口にしても、物語を深く楽しむには人物の関係を理解する必要があります。
華やかなビジュアルに惹かれた読者が、役柄や物語の構造まで知りたくなる。
そこに、長編中国時代劇ならではの楽しみ方があるのでしょう。
『逐玉:翡翠の君』キャストと相関図を理解するポイントまとめ
『逐玉:翡翠の君』は、張凌赫と田曦薇が主演し、偽装結婚から始まる恋愛と宮廷の争いを描く全40話の中国時代劇です。
登場人物を理解するには、まず謝征と樊長玉を中心に据え、名前、親族関係、政治的な立場を分けて整理することが重要です。
特に押さえておきたいのは、次のポイントです。
- 謝征・言正・九衡・武安侯は同一人物で、張凌赫が演じる
- 樊長玉役は田曦薇。家族を守る肉屋の娘として物語が始まる
- 李懐安は長玉に想いを寄せる人物で、任豪が演じる
- 斉旻と随元青の関係には出自を巡る事情があるため、単純な血縁として理解しない
- 魏厳は謝征の母方の伯父で、朝廷の権力争いにも関わる
- 公孫鄞と斉姝にも恋愛関係があるため、主人公以外の物語にも注目したい
僕は、『逐玉』の人物構成の面白さは、恋愛と政治が別々の物語になっていないところにあると考えています。
誰かを好きになることも、家族を守ることも、過去の真実を求めることも、登場人物にとっては人生を左右する大切な選択です。
そして、その選択は必ずしも一人の願いだけで完結しません。
愛情を守るためには責任と向き合わなければならず、真実を求めれば大切な人との関係が揺らぐこともあります。
主人公二人の恋だけを追うのも、一つの楽しみ方です。
しかし、李懐安、兪浅浅、斉旻、公孫鄞、斉姝といった周囲の人物に目を向けると、それぞれが異なる人生の問題を抱えていることが見えてきます。
その違いが分かるようになると、相関図は単なる名前の一覧ではなくなります。
誰が誰を想い、何を守ろうとしているのか。
一つひとつの線に、その人物の人生が重なっているのです。
よくある質問
『逐玉:翡翠の君』の主演キャストは誰ですか?
主演は、謝征/言正を演じる張凌赫(ジャン・リンホー)と、樊長玉を演じる田曦薇(ティエン・シーウェイ)です。
任豪、孔雪児、鄧凱、李卿、喻鐘黎らも主要キャストとして出演しています。
『逐玉』の謝征・言正・九衡・武安侯は同じ人物ですか?
はい、すべて同一人物です。
謝征は本名、言正は身分を隠す際の名前、九衡は字、武安侯は爵位です。いずれも張凌赫が演じる人物を指しています。
『逐玉:翡翠の君』は全何話で、どこで観られますか?
全40話です。
iQIYIの公式作品ページで全40話の構成が確認できます。また、Netflixでの国際配信についても、2026年9月25日付のぴあ株式会社の発表で紹介されています。
日本語字幕や配信地域、視聴条件はサービスによって異なるため、最新情報は各サービスの作品ページで確認してください。
情報確認について
この記事は、2026年10月11日時点で確認できる情報をもとに作成しています。
主要キャストと役名の対応には、iQIYI中国語版公式作品ページ『逐玉』の出演者欄を使用しました。全40話、監督、主要出演者、偽装結婚や十七年前の事件に関する基本設定は、iQIYI国際版の作品紹介でも確認しています。
2026年3月6日の配信開始と原作小説については、作品公式アカウントによる同日の告知、羊城晩報系メディアの同日付記事も照合しています。
日本での専門誌の発売日、30ページ以上の特集、重版決定については、ぴあ株式会社が2026年9月25日に発表したプレスリリースを基準にしました。
ただし、樊長寧、宋硯、魏宣のドラマ版配役については、今回確認した公式配役資料では俳優との対応を確定できていません。
また、斉旻と随元青の出自に関わる事情など、物語の核心に触れる情報は意図的に省略しています。
本文の人物比較や役柄の解釈には筆者の考察が含まれます。全40話の映像を視聴し、演技の細部を検証した実体験として記述したものではありません。
雪の日に出会った二人は、最初から互いのすべてを知っていたわけではありません。
それでも、知らなかった相手の人生に触れることで、自分自身の選択も変わっていく。
僕は、そこに『逐玉』という物語の温かさを感じます。
華やかな衣装や宮廷の権力争いの向こうにあるのは、誰かを守りたいと願う人々の姿です。
登場人物の名前と関係を知ったあと、もう一度それぞれの選択に目を向けてみてください。
最初には見えなかった想いが、少しずつ輪郭を持ち始めるはずです。
ドラマ見届け人・岸本 湊人
参考
- 麗しき美男美女に溺れる! 中国ドラマ『逐玉:翡翠の君』のキャスト、相関図までを徹底解説
- 逐玉(翡翠の君)キャスト・相関図まとめ【ネタバレなし】|読み方や配信情報もnaomiracleart|美術館・建築めぐりとアートのある暮らし
- 話題作『逐玉:翡翠の君』を大特集、出演俳優の魅力を徹底解剖!ファンのアツ~い声もちょい見せ!! ぴあMOOK「中国ドラマが好き!」シリーズ第3弾、ただいま絶賛…
- 逐玉 翡翠の君 相関図 中国ドラマ – 海外ドラマ・国内ドラマ・洋画・邦画・アニメ
「観たい作品はある。でも、毎月お金がかかるのはちょっと……」という方へ。
U-NEXTは31日間の無料トライアル付き。登録日を含む31日以内に解約すれば、月額料金はかかりません。解約はアプリやWebから、数分で完了します。
登録は3ステップ。無料期間の後は月額2,189円(税込)ですが、まず0円で使ってみて、続けるかどうかを自分で決められます。
まず31日間0円で試してみる


コメント