『ブラッサム』の次の朝ドラは何?タイトル・放送開始時期・キャスト情報

2026年後期の朝ドラ『ブラッサム』から2027年前期『巡るスワン』への交代を紹介する横長3対2の編集イラスト。左に大正時代の原稿用紙と万年筆、右に現代の長野県諏訪湖をイメージした湖畔と白鳥形の遊覧船、中央に新旧作品をつなぐ柔らかな朝の光を配置。確定コピーは「ブラッサム」「次の朝 朝ドラ
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『ブラッサム』の次の朝ドラは、2027年春放送予定の『巡(まわ)るスワン』。主演は森田望智、脚本はバカリズムが担当する。

舞台は長野県の架空の町・佐和市。警察署の生活安全課で働く女性警察官の、何げない日々を描くヒューマンコメディーだ。

今回の新作で僕が面白いと感じるのは、主人公が大事件を解決することよりも、事件を起こさせないことに意味を見いだしていくという設定だ。

警察ドラマなのに、何も起こらないことが理想。ずいぶん地味な目標に見えるけれど、実はここに作品の狙いが詰まっている。

  1. 公式動画・ドラマ公式Xの最新関連情報
  2. 『ブラッサム』の次の朝ドラは『巡るスワン』!放送はいつから?
    1. 『巡るスワン』の放送開始日は2027年春
    2. 『ブラッサム』はどんな朝ドラ?
  3. 『巡るスワン』のあらすじは?女性警察官の日常が物語になる理由
    1. 生活安全課ではどんな仕事をする?
    2. 仕事の癖が私生活に出てしまう美咲
    3. 舞台の佐和市は実在する?
  4. 『巡るスワン』の主演・キャストは誰?生活安全課の出演者を紹介
    1. 佐和警察署生活安全課の主要キャスト一覧
    2. 臼田あさ美が演じる金子沙織はどんな先輩?
    3. 岡山天音が演じる山田拓也は?
    4. 吉田美月喜が演じる伊藤陽菜は?
    5. 上司役には平原テツ・矢作兼・野間口徹
    6. 大津尋葵と諏訪珠理が演じる人物も気になる
    7. 志田未来・古川琴音・富田望生らも出演
  5. 『巡るスワン』の脚本はバカリズム!『ブラッサム』と何が違う?
    1. 『ブラッサム』と『巡るスワン』の違い
    2. バカリズム脚本の面白さはどこにありそう?
    3. 制作スタッフは誰?
  6. 『巡るスワン』のタイトルの意味は?番組ロゴにも込められた世界観
    1. 番組ロゴをデザインしたのは野田紗代
    2. 白鳥のモチーフから何が読み取れる?
  7. 『ブラッサム』の次の朝ドラは面白そう?僕が期待する3つのポイント
    1. 1.成果が見えにくい仕事をどう描くのか
    2. 2.職場の人間関係がどこまで面白くなるか
    3. 3.主人公が「何も起こらない日常」をどう受け入れるか
    4. 『巡るスワン』は従来の朝ドラとどう違う?
    5. 放送前に確認しておきたい情報
  8. まとめ|『ブラッサム』の次は森田望智主演の『巡るスワン』
  9. よくある質問
    1. 『ブラッサム』の次の朝ドラのタイトルは何?
    2. 『巡るスワン』は2027年のいつから放送される?
    3. 『巡るスワン』は実話?主人公にモデルはいる?
  10. 参考

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朝ドラ「ブラッサム」公式/2026-10-25の公式動画投稿

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『ブラッサム』の次の朝ドラは『巡るスワン』!放送はいつから?

『巡るスワン』は、NHKの2027年度前期連続テレビ小説として制作される第116作の朝ドラだ。

朝ドラ「ブラッサム」公式/2026-11-01の公式動画投稿

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前作に当たる『ブラッサム』は2026年度後期の第115作で、2026年9月28日に放送が始まった。

まずは放送の順番を整理しておこう。

放送時期作品名主演
2026年度前期風、薫る見上愛・上坂樹里
2026年度後期ブラッサム石橋静河
2027年度前期巡るスワン森田望智
2027年度後期なぎさの進化論主演未確定
2028年度前期ほんのモキチ河合優実

『ブラッサム』の直後に放送されるのが『巡るスワン』で、その次に予定されているのが『なぎさの進化論』となる。

作品名が似ているわけではないものの、2027年以降の朝ドラもすでに複数発表されているため、放送順を混同しないようにしたい。

『巡るスワン』の放送開始日は2027年春

NHKが案内している放送予定は、2027年春だ。

NHKの番組情報を紹介するステラnetでは、総合テレビで午前8時から8時15分までの放送枠が案内されている。

基本情報をまとめると、次のようになる。

項目内容
正式名称巡(まわ)るスワン
放送年度2027年度前期
作品番号第116作
放送開始2027年春予定
放送局NHK総合ほか
総合テレビの放送枠午前8時~8時15分
脚本バカリズム
主演森田望智
配信NHK ONEで同時・見逃し配信予定

『ブラッサム』はどんな朝ドラ?

『ブラッサム』は、作家・宇野千代をモデルにした朝ドラだ。

朝ドラ「ブラッサム」公式/2026-10-29の公式動画投稿

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石橋静河(いしばし・しずか)が主人公の葉野珠を演じ、明治から昭和にかけて、自分らしく生きようとする女性の人生を描く。

珠は山口県岩国で育ち、故郷を離れてさまざまな経験を重ねながら、小説を書くことを諦めずに生きていく。

脚本は櫻井剛(さくらい・つよし)と小松與志子(こまつ・よしこ)。主題歌はYOASOBIの「咲き誇れ」だ。

一方、『巡るスワン』の主人公は、歴史上の著名人をモデルとした人物ではない。現代を生きる、ごく普通の女性警察官である。

この方向転換が、次の朝ドラを考えるうえで大きなポイントになる。

※画像はAIによるイメージ

『巡るスワン』のあらすじは?女性警察官の日常が物語になる理由

『巡るスワン』の主人公は、長野県佐和市で生まれ育った小松美咲(こまつ・みさき)。

警察学校を卒業したあと、交番勤務などを経験し、現在は故郷の佐和警察署生活安全課で巡査として働いている。

20代後半の美咲は、特別な能力で難事件を解決する天才ではない。

普通の社会人として常識や倫理観を持ち、仕事には真面目に取り組む。休日には地元の友人とランチや買い物を楽しみ、ときには愚痴もこぼす。

朝ドラ「ブラッサム」公式/2026-11-01の公式動画投稿

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いかにも身近にいそうな人物だ。

生活安全課ではどんな仕事をする?

美咲が所属する生活安全課の重要な使命は、事件を未然に防ぐこと。

作品紹介では、次のような業務が挙げられている。

  • 悪徳商法への対応
  • 不法投棄に関する業務
  • 行方不明者への対応
  • 少年非行に関する業務
  • DVやストーカーへの対応
  • 風俗営業の許認可
  • 防犯啓発活動

扱う仕事は幅広いが、いつも新聞の一面になるような出来事が起こるわけではない。

美咲自身も、目立たない仕事に物足りなさを感じることがある。

ところが、そもそも事件を防ぐ仕事は、何も起きないほど成果が見えにくい。

ここが実に厄介で、面白い。

たとえるなら、雨が降る前に屋根を修理しておくような仕事だろう。雨漏りが起きなければ、修理してもらったことすら忘れてしまう。

でも、屋根がきちんと役目を果たしたからこそ、家の中ではいつもの生活が続く。

『巡るスワン』は、何かが起きてから活躍する人ではなく、何かが起きないように働く人を主人公にしている。

ここに従来の事件解決型の警察ドラマとは違う魅力がある。

仕事の癖が私生活に出てしまう美咲

公式あらすじには、美咲の人柄が伝わる小さな出来事も紹介されている。

友人の車に乗って助手席に座っていると、パトカーに乗っているときの癖が出て、安全確認をしたり、バックの誘導をしそうになったりするという。

この設定がいい。

仕事にすべてを捧げると宣言しているわけでもないのに、身体にはしっかり警察官の習慣が染み込んでいる。

休日であっても、確認する目だけは休暇を取ってくれない。

美咲が仕事をどう受け止めているのか、その複雑さが日常の行動から見えてくる。

もちろん、これだけで彼女が仕事を天職だと確信しているとは言えない。

むしろ、物足りなさを感じる一方で、自然に安全確認をしてしまうという食い違いに注目したい。

口では仕事への不満が出ても、行動には職業人としての習慣が残っている。僕はこの小さな矛盾が、美咲の成長を描く入口になるのではないかと考えている。

舞台の佐和市は実在する?

佐和市は、ドラマのために設定された架空の町だ。

長野県の諏訪市など、諏訪湖周辺の地域がイメージされている。

実際の諏訪市と作中の佐和市を同じ行政区域として扱わないようにしたい。

NHK/2026-10-30公開の公式映像

予告映像(作品全体/2026-10-30公開)。公式掲載タイトル:[ブラッサム] 次週予告 第6週「ふたり、北へ」11/2(月)~放送予定 | 朝ドラ | NHK。 2026年・第1シーズンの作品全体に関連する公式映像。記事内の別の年・シーズンの内容とは区別してご覧ください。対象話のあらすじや本文の個別の主張を証明する資料とは分けて掲載しています。。記事で扱う対象の公式映像です。予告・先行映像には該当話の内容が含まれます。本編で確定した内容とは区別してください。

[ブラッサム] 次週予告 第6週「ふたり、北へ」11/2(月)~放送予定 | 朝ドラ | NHK

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NHK公式YouTubeで映像を見る

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公式掲載元確認日:2026-11-05。掲載当時の情報と現在の放送状況は区別してください。

なお、主演の森田望智の所属事務所が2026年9月14日に公開した情報によると、『巡るスワン』は同年9月2日に長野県の諏訪地域でクランクインした。

当初の制作案内では2026年秋の撮影開始予定とされていたが、その後、実際の撮影開始が報告された形だ。

物語の舞台となる地域で撮影が始まったことからも、土地の空気や暮らしが作品にどう取り込まれるのか気になる。

※画像はAIによるイメージ

『巡るスワン』の主演・キャストは誰?生活安全課の出演者を紹介

『巡るスワン』で主演を務めるのは、森田望智(もりた・みさと)。

森田はこれまでに朝ドラ『おかえりモネ』『虎に翼』などにも出演してきた。

今回は主人公・小松美咲を演じる。

さらに2026年7月21日には、佐和警察署生活安全課の新たな出演者8人と番組ロゴが発表された。

まずは主人公と同僚たちの関係を整理しておこう。

佐和警察署生活安全課の主要キャスト一覧

役名俳優名・読み役柄
小松美咲森田望智(もりた・みさと)主人公・巡査
金子沙織臼田あさ美(うすだ・あさみ)巡査部長・美咲の先輩
山田拓也岡山天音(おかやま・あまね)巡査
伊藤陽菜吉田美月喜(よしだ・みづき)生活安全課の一員
関誠平原テツ(ひらはら・てつ)係長・警部補
河西健太大津尋葵(おおつ・ひろき)生活安全課の一員
岩波大輝諏訪珠理(すわ・しゅり)生活安全課の一員
藤森哲也矢作兼(やはぎ・けん)生活安全課長・警部
平林大輔野間口徹(のまぐち・とおる)生活安全課の一員

登場人物の中には上司、先輩、同僚、後輩という関係がある。

ただし、職場の役職だけで人物の性格まで決めつけるのは早い。

公式に発表された出演者コメントを読むと、同じ生活安全課でも、人物ごとにかなり違った空気を持っていることが分かる。

臼田あさ美が演じる金子沙織はどんな先輩?

臼田あさ美が演じる金子沙織(かねこ・さおり)は、生活安全課の巡査部長。

朝ドラ「ブラッサム」公式/2026-11-04の公式画像投稿

公式画像・告知投稿(作品全体/2026-11-04公開)。公式掲載タイトル:ブラッサムの公式投稿。 2026年・第1シーズンの作品全体に関連する公式画像・告知投稿。記事内の別の年・シーズンの内容とは区別してご覧ください。対象話のあらすじや本文の個別の主張を証明する資料とは分けて掲載しています。。記事の対象に関連する番組公式投稿です。「今夜」などの表現は投稿当時のものです。予告・告知と本編の結果は区別してください。

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公式掲載元確認日:2026-11-05。掲載当時の情報と現在の放送状況は区別してください。

主人公・美咲の先輩に当たる人物だ。

臼田は今回が連続テレビ小説初出演となる。

本人のコメントでは、沙織はどこの職場にもいそうな普通の先輩でありながら、さりげなく的確なことを言う人物だと紹介されている。

僕は、この「さりげなく」という部分が気になった。

職場で本当に頼りになる人は、必ずしも長い説教をするとは限らない。必要なときに必要な言葉を渡し、あとは相手に任せる。

沙織がそんな先輩として描かれるなら、美咲との会話にも味が出そうだ。

一方で、何でも分かっている完璧な先輩だと決まったわけではない。実際にどんな場面で的確な発言をするのかは、本編で確かめたい。

岡山天音が演じる山田拓也は?

岡山天音が演じる山田拓也(やまだ・たくや)は、生活安全課の巡査。

岡山は過去に朝ドラ『ひよっこ』へ出演している。

今回の出演コメントでは、何げないのにおかしみがあふれる世界への期待を語り、山田自身の小さな生活を丁寧に演じたいという趣旨を伝えている。

大きな事件の中心に立つ英雄ではなく、職場の片隅で自分の毎日を送る人物。

その姿勢は、今回の作品全体の方向性とも重なる。

吉田美月喜が演じる伊藤陽菜は?

吉田美月喜が演じる伊藤陽菜(いとう・はるな)は、生活安全課の一員だ。

本人は陽菜について、現代の若者らしい軽快なテンポを持ち、少し達観した雰囲気がありながら、親しみやすい人物だと説明している。

落ち着いているのに軽やか。

この二つがどう共存するのか、気になる役柄だ。

職場の空気を読むのが得意な人物なのか、それとも周囲が深刻になる場面でも自分のペースを崩さない人物なのか。

現時点では断定できないが、生活安全課の会話に新しいリズムを持ち込む存在として注目したい。

上司役には平原テツ・矢作兼・野間口徹

上司たちの顔ぶれも興味深い。

平原テツが演じる関誠(せき・まこと)は、物腰が柔らかい一方、少し抜けているところのある係長だ。

平原自身も、どこか頼りなさのある上司として楽しんで演じたいという意欲を示している。

矢作兼が演じる藤森哲也(ふじもり・てつや)は、生活安全課長を務める警部。

矢作は脚本を読んで声を出して笑ったことや、バカリズムから本人を想定して書いた役だと伝えられたことを、ユーモアを交えてコメントしている。

野間口徹が演じる平林大輔(ひらばやし・だいすけ)も生活安全課の一員だ。

野間口も、自分と役柄に似ている部分があると感じたことを明かしている。

ここで面白いのは、上司という肩書きがあるからといって、全員が厳格な人物として紹介されているわけではないことだ。

階級には上下がある。しかし、人間としての頼もしさや抜け具合は、階級章どおりには並ばない。

この違いが、生活安全課の会話劇を豊かにするのではないだろうか。

※画像はAIによるイメージ

大津尋葵と諏訪珠理が演じる人物も気になる

大津尋葵が演じる河西健太(かさい・けんた)は、生活安全課の一員だ。

大津は『エール』『おかえりモネ』『虎に翼』など、複数の朝ドラ出演歴を持つ。

今回の出演決定については、驚きと期待、そしてプレッシャーを感じていることを語っている。

諏訪珠理が演じる岩波大輝(いわなみ・だいき)も同じ課の人物だ。

諏訪は岩波について、頭の中で絶えず会話をしているような人物という印象を持ったとコメントしている。

ただし、実際に演じるうちに印象が変わる可能性にも触れている。

この発言は、登場人物を最初から一つの性格に固定しないという意味でも興味深い。

人物の印象が変わる余地を残しているからこそ、長期間放送される朝ドラの中で、思わぬ一面が見えてくることにも期待したい。

志田未来・古川琴音・富田望生らも出演

7月21日の発表に続き、7月28日には主人公の姉や幼なじみに関わる出演者として、志田未来(しだ・みらい)、古川琴音(ふるかわ・ことね)、富田望生(とみた・みう)の出演も案内された。

さらに8月4日には、主人公が交流する警察署の人物に関わる出演者として、夏帆(かほ)、鳴海唯(なるみ・ゆい)、田村健太郎(たむら・けんたろう)、音尾琢真(おとお・たくま)、高橋努(たかはし・つとむ)、大倉孝二(おおくら・こうじ)、角田晃広(かくた・あきひろ)も発表されている。

朝ドラ「ブラッサム」公式/2026-11-03の公式画像投稿

公式画像・告知投稿(作品全体/2026-11-03公開)。公式掲載タイトル:ブラッサムの公式投稿。 2026年・第1シーズンの作品全体に関連する公式画像・告知投稿。記事内の別の年・シーズンの内容とは区別してご覧ください。対象話のあらすじや本文の個別の主張を証明する資料とは分けて掲載しています。。記事の対象に関連する番組公式投稿です。「今夜」などの表現は投稿当時のものです。予告・告知と本編の結果は区別してください。

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生活安全課だけでなく、美咲の家庭、友人関係、警察署内の別の人間関係にも物語が広がっていくことになる。

僕が注目したいのは、仕事場の美咲と休日の美咲が、同じ人物でも違って見える可能性だ。

職場では真面目に仕事をこなし、友人の前では不満をこぼす。家族の前ではさらに別の顔を見せるかもしれない。

そうした複数の居場所を描けるのは、日々の積み重ねを追う朝ドラならではの強みだ。

『巡るスワン』の脚本はバカリズム!『ブラッサム』と何が違う?

『巡るスワン』の脚本を担当するのは、バカリズム。

ドラマ『ブラッシュアップライフ』などを手がけてきた脚本家でもあり、今回の朝ドラでは完全オリジナルの物語を描く。

今回の作品で注目したいのは、非日常の大事件を次々に描くのではなく、普通の生活に潜む小さなおかしさを扱うという方向性だ。

『ブラッサム』と『巡るスワン』の違い

二つの作品を比べると、題材だけでなく、主人公が向き合う課題も異なる。

比較項目ブラッサム巡るスワン
主人公葉野珠小松美咲
主演石橋静河森田望智
時代明治~昭和現代
主な舞台山口・岩国など長野県佐和市
主人公の立場作家を志す女性女性警察官
作品の軸自由と創作を求める人生日常を守る仕事
脚本櫻井剛・小松與志子バカリズム

『ブラッサム』の珠は、困難に直面しても小説を書くことをやめない。

人生の大きな転機と、創作への情熱が重要な軸になる作品だ。

対して『巡るスワン』の美咲は、社会人として普通に働き、休日を楽しみ、ときには仕事に不満を抱える。

壮大な夢を掲げることより、日々の仕事の意味をどう見つけるかが物語の中心になる。

僕はこの違いを、完成した作品を積み上げていく人と、毎日の安全を積み重ねていく人の対比として考えている。

前者は成果が作品として目に見えやすい。一方、後者は何も起こらないという結果そのものが成果になる。

どちらが優れているという話ではない。

主人公が何を守ろうとしているのか、その対象が大きく変わるのだ。

バカリズム脚本の面白さはどこにありそう?

『巡るスワン』の制作発表では、生活安全課の日常的な仕事や個性的な同僚たちとのやり取りが紹介されている。

出演者のコメントでも、日常の小さなおかしさや、人間らしい部分への期待が語られていた。

この作品の場合、何げない会話が物語の重要な場面になる可能性がある。

たとえば、部下の相談に対して上司がどう返すか。真面目に話していたはずなのに、どこで話が少しずれてしまうのか。

そうした場面を積み重ねることで、人物の性格が説明台詞より自然に伝わるのではないか。

ただし、具体的な本編の会話や展開は、放送前の段階で決めつけられない。

バカリズムの過去作に見られる会話劇の魅力が、今回どのような形で生かされるのかを期待したい。

制作スタッフは誰?

『巡るスワン』の制作スタッフとして、次の名前が公表されている。

担当名前
脚本バカリズム
制作統括桑野智宏
プロデューサー舩田遼介
演出吉田照幸
演出松木健祐
演出尾崎達哉

制作統括を務めるのは桑野智宏。今回の作品では、日常の仕事や暮らしに目を向ける物語が描かれる。

見終わったあと、普段の生活へ少し元気になって戻れるドラマ。

『巡るスワン』が目指すものを考える際、この制作側の思いは重要な手がかりになる。

朝ドラ「ブラッサム」公式/2026-11-04の公式画像投稿

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※画像はAIによるイメージ

『巡るスワン』のタイトルの意味は?番組ロゴにも込められた世界観

『巡るスワン』というタイトルには、舞台となる諏訪湖周辺の風景と、警察官を表す言葉が結びついている。

参考資料では、諏訪湖で親しまれている白鳥形の遊覧船と、警察官を「お巡りさん」と呼ぶことがタイトルの由来として紹介されている。

白鳥と警察官。

最初は少し離れた組み合わせに見えるが、作品が描こうとする穏やかな日常を考えると、案外しっくりくる。

番組ロゴをデザインしたのは野田紗代

2026年7月21日の出演者発表とあわせて、番組ロゴも発表された。

デザインを担当したのは、野田紗代(のだ・さよ)。

1990年に愛知県で生まれ、金沢美術工芸大学視覚デザイン学科を卒業。2013年に博報堂へ入社し、2025年にはCREATOR OF THE YEAR MEDALISTに選ばれている。

グラフィックや映像、デジタルなど、幅広い分野で制作を手がけるデザイナーだ。

野田は今回のロゴについて、壮大な目標を追う有名人ではなく、現代を等身大で生きる女性警察官を主人公にしていることを作品の魅力として挙げている。

そして、風の中を気持ちよく進むスワンをモチーフに、曲線を生かした穏やかで懐かしさのあるデザインにしたと説明している。

主演の森田望智も、ロゴから諏訪湖の朝の日差しを連想し、その可愛らしさを喜ぶコメントを寄せている。

白鳥のモチーフから何が読み取れる?

僕は、タイトルとロゴの方向性が物語の内容によく合っていると思う。

白鳥形の遊覧船は、湖の上をゆっくり進む存在だ。

大きな波を起こすことより、いつもの風景の中に自然に溶け込む姿が似合う。

もちろん、これは僕の受け取り方であって、作中で白鳥が特定の人物や出来事を象徴すると発表されているわけではない。

それでも、穏やかな日常を描く作品のロゴが、曲線を中心にした親しみやすいデザインであることには意味がある。

激しい事件を予感させる硬い印象ではなく、毎朝見ても疲れない柔らかさを選んでいるからだ。

朝ドラのタイトルロゴは、視聴者が長い期間にわたって目にするもの。

作品の世界に入る最初の入口として、今回のデザインがどう映像と結びつくのかにも注目したい。

『ブラッサム』の次の朝ドラは面白そう?僕が期待する3つのポイント

『巡るスワン』は放送前の作品であり、完成した本編への評価はまだできない。

ただ、これまでの発表内容から、どんな部分に注目すると作品の魅力が見えやすくなるのかは考えられる。

朝ドラ「ブラッサム」公式/2026-10-30の公式動画投稿

作品紹介・公式告知(作品全体/2026-10-30公開)。公式掲載タイトル:ブラッサムの公式投稿。 2026年・第1シーズンの作品全体に関連する公式映像。記事内の別の年・シーズンの内容とは区別してご覧ください。対象話のあらすじや本文の個別の主張を証明する資料とは分けて掲載しています。。記事の対象に関連する番組公式投稿です。「今夜」などの表現は投稿当時のものです。予告・告知と本編の結果は区別してください。

表示できない場合は朝ドラ「ブラッサム」公式で確認する

公式掲載元確認日:2026-11-05。掲載当時の情報と現在の放送状況は区別してください。

僕が特に期待しているのは、仕事への向き合い方、職場の人間関係、そして何も起こらない日常の描き方だ。

1.成果が見えにくい仕事をどう描くのか

一つ目は、生活安全課という職場の設定だ。

警察ドラマでは事件の発生と解決が大きな見せ場になることが多い。

しかし、今回の主人公が所属する部署では、事件を未然に防ぐことが重要な役目となる。

大きな事件が起こらなかった日を、どうすれば物語として面白く描けるのか。

これは脚本にとって簡単な課題ではないと思う。

何も起きないことを単なる退屈として描いてしまえば、視聴者も退屈してしまう。

一方、普段は見過ごされる小さな仕事の意味を丁寧に見せられれば、いつもの街の景色が違って見えるかもしれない。

たとえるなら、毎朝きちんと動く時計の裏側に目を向けるようなものだ。

時刻が正しく示されているとき、僕たちはその仕組みを意識しない。

それでも、見えないところでは多くの部品が働いている。

生活安全課の仕事を通じて、普段の暮らしが続く理由を描けるなら、この作品には確かな独自性が生まれるはずだ。

2.職場の人間関係がどこまで面白くなるか

二つ目は、生活安全課の仲間たちだ。

公表された出演者コメントを見る限り、登場人物は必ずしも警察ドラマでおなじみの厳しい上司や熱血部下ばかりではない。

物腰の柔らかい係長、的確な発言をする先輩、軽やかな感覚を持つ若手など、異なる性格の人物が集まっている。

この組み合わせで面白くなりそうなのは、誰か一人が特別に変わっているからではなく、それぞれの普通が少しずつ違うことだ。

同じ出来事でも、深刻に受け止める人がいれば、別の角度から反応する人もいる。

その小さな違いが、職場の空気をつくっていく。

大きな事件がなくても、人間関係には毎日何かしらの変化がある。

僕は、今回の朝ドラがその変化をどこまで細かく拾えるかに期待している。

3.主人公が「何も起こらない日常」をどう受け入れるか

三つ目は、美咲自身の価値観の変化だ。

作品紹介では、美咲が地味な業務に物足りなさを感じながらも、真面目に仕事に取り組んでいることが示されている。

ここには、すでに一つの物語がある。

仕事に不満があることと、仕事を大切にしていないことは同じではない。

美咲は仕事の華やかさに納得できない場面があっても、日々の職務を投げ出しているわけではないのだ。

好きになりきれない仕事にも、手を抜かず向き合っている。その行動に、美咲の現在地が表れている。

僕は、この出発点をとてもいいと思う。

最初から仕事の価値をすべて理解している主人公なら、成長の余地は小さくなってしまう。

一方、美咲にはまだ気づいていないことがある。

それがどんな経験によって変わっていくのかは、放送を見なければ分からない。

朝ドラ「ブラッサム」公式/2026-10-09の公式動画投稿

出演者・制作陣のインタビュー(作品全体/2026-10-09公開)。公式掲載タイトル:ブラッサムの公式投稿。 2026年・第1シーズンの作品全体に関連する公式映像。記事内の別の年・シーズンの内容とは区別してご覧ください。対象話のあらすじや本文の個別の主張を証明する資料とは分けて掲載しています。。記事の対象に関連する番組公式投稿です。「今夜」などの表現は投稿当時のものです。予告・告知と本編の結果は区別してください。

表示できない場合は朝ドラ「ブラッサム」公式で確認する

公式掲載元確認日:2026-11-05。掲載当時の情報と現在の放送状況は区別してください。

ただし、大事件を経験して考えが変わるとは限らない。

むしろ、小さな相談や普段の仕事を通じて、少しずつ見方が変わっていくほうが、今回の作品には似合っている気がする。

※画像はAIによるイメージ

『巡るスワン』は従来の朝ドラとどう違う?

近年の朝ドラでは、歴史上の人物をモデルにした作品や、特定の職業に挑む主人公の物語など、さまざまな題材が扱われている。

『ブラッサム』も、作家・宇野千代をモデルとする女性の人生を描く作品だ。

それに対し、『巡るスワン』は特定の偉人をモデルとせず、現代の普通の女性を主人公に据えている。

さらに、仕事で華々しい成果を上げることより、普段の暮らしを守ることを中心に置く。

ここが今回の大きな特徴だろう。

もちろん、普通の人物を主人公にすること自体が朝ドラで初めてというわけではない。

重要なのは、その普通さをどのように物語へ変えていくかだ。

バカリズムの脚本と森田望智の演技によって、何げない会話や小さな行動がどんな意味を持つのか。

そこに作品の評価を左右するポイントがあると考えている。

放送前に確認しておきたい情報

今後の番組情報を見る際は、次の点を分けて確認すると混乱しにくい。

  • 放送開始の具体的な日付と放送時間
  • 新たな出演者と役柄の発表
  • 主題歌や音楽についての正式発表
  • 番組予告や本編映像の公開
  • NHK ONEでの配信条件

特に注意したいのは、2027年春という放送予定と、正式な初回放送日を区別することだ。

また、出演者が発表されたことと、その人物がどのような展開を迎えるかが明らかになったことも別である。

現段階では、公開済みの人物設定や出演者コメントから作品の方向性をつかむのが適切だろう。

まとめ|『ブラッサム』の次は森田望智主演の『巡るスワン』

『ブラッサム』の次に放送されるNHK連続テレビ小説は、2027年度前期の『巡(まわ)るスワン』だ。

放送開始は2027年春予定。主演は森田望智、脚本はバカリズムが担当する。

物語の舞台は、長野県諏訪湖周辺をイメージした架空の佐和市。

主人公の小松美咲が警察署の生活安全課で働きながら、事件が起こらない日常の価値を見つけていくヒューマンコメディーとなる。

『ブラッサム』が作家を志す女性の波乱に満ちた人生を描くのに対し、『巡るスワン』は現代の身近な仕事と暮らしに目を向ける。

作品紹介に登場する、美咲の「今日もなんにも起きませんように。」という願い。

僕は、この言葉を単なる平穏への願望として終わらせないところに、作品の面白さがあると考えている。

何も起こらない一日の裏側で、いったい誰が何をしていたのか。

その小さな答えを積み重ねる朝ドラになれば、毎朝見ている何げない景色も、少し違って感じられるはずだ。

よくある質問

『ブラッサム』の次の朝ドラのタイトルは何?

『巡(まわ)るスワン』だ。

2027年度前期のNHK連続テレビ小説で、第116作に当たる。森田望智が主演、バカリズムが脚本を担当する。

『巡るスワン』は2027年のいつから放送される?

2027年春から放送予定となっている。

提供された番組案内では、初回放送の具体的な日付は示されていない。NHK総合では午前8時から8時15分の放送枠が案内されている。

『巡るスワン』は実話?主人公にモデルはいる?

特定の実在人物をモデルにした物語ではなく、バカリズムによるオリジナル脚本の作品だ。

主人公の小松美咲は架空の女性警察官で、舞台の佐和市も長野県諏訪湖周辺をイメージした架空の町となっている。

参考

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