2024年7月スタートのテレビ朝日系ドラマ『しあわせな結婚』で、阿部サダヲの相手役となるヒロイン「鈴木ネルラ」に注目が集まっています。
この役を演じるのは、松たか子。阿部サダヲとの夫婦役は映画『ジヌよさらば』以来10年ぶりで、脚本は大河『光る君へ』で話題の大石静による完全オリジナル作品です。
無口でミステリアスな美術教師という異色のキャラクター「鈴木ネルラ」が、多くの視聴者の興味を引いている理由を、最新情報をもとに詳しく解説します。
- ドラマ『しあわせな結婚』の放送情報と全キャストの魅力
- ヒロイン鈴木ネルラを演じる松たか子の役作りと演技の工夫
- 阿部サダヲとの10年ぶり共演が生むリアルな夫婦像の見どころ
鈴木ネルラ役は松たか子!『しあわせな結婚』のヒロインに正式決定
2025年7月スタートのテレビ朝日系ドラマ『しあわせな結婚』のヒロイン役が正式に発表され、阿部サダヲの相手役「鈴木ネルラ」役を松たか子が演じることが明らかになりました。
2人の共演は映画『ジヌよさらば』以来10年ぶりで、今回の“夫婦役”はファンからも高い関心が寄せられています。
脚本は大河『光る君へ』の大石静氏による完全オリジナル作で、「マリッジ・サスペンス」と「ホームドラマ」が融合した注目の新ジャンル作品です。
ドラマ『しあわせな結婚』基本情報
放送局 | テレビ朝日系 |
放送開始 | 2025年7月〜(毎週木曜21時) |
主演 | 阿部サダヲ(原田幸太郎 役) |
ヒロイン | 松たか子(鈴木ネルラ 役) |
脚本 | 大石静(『光る君へ』後の最新作) |
監督 | 黒崎博/星野和成/楢木野礼 |
松たか子と阿部サダヲ、10年ぶりの夫婦役
松たか子と阿部サダヲはこれまで映画・舞台・SPドラマ『スイッチ』(2020)などで数多く共演しており、「共演歴が最も多い女優」と阿部が公言するほどの信頼関係があります。
今作では、謎に満ちた美術教師・鈴木ネルラと、独身主義を貫いてきた人気弁護士・原田幸太郎の“結婚生活”が描かれ、「夫婦の愛とは何か?」を問う深いテーマにも踏み込む作品となっています。
鈴木ネルラとは?キャラクター像を解説
- 職業: 白凰女子大学附属高校の非常勤美術教師
- 経歴: 大学院で修復学を学び、イタリア留学経験あり
- 性格: 感情をあまり表に出さず、笑顔も少ない
- 結婚のきっかけ: 幸太郎と入院先で運命的に出会い、電撃結婚
ネルラの「過去に何か大きな秘密を抱えている」という設定が、物語全体のサスペンス要素のカギを握ります。
阿部サダヲも絶賛「松さんにしかできない役」
阿部サダヲは公式コメントで「松さんでなければこの“難しくて不思議な女性”は演じきれない」と述べており、演技力に絶対的な信頼を置いている様子がうかがえます。
対する松たか子は、「しゃべらない役を演じるのは新鮮で、今までにない挑戦」と語っており、2人の演技バトルも本作の見どころとなるでしょう。
注目ポイントまとめ
注目点① | ヒロインは松たか子。10年ぶりに阿部サダヲと共演。 |
注目点② | 大石静脚本によるオリジナルの結婚×サスペンスドラマ。 |
注目点③ | 鈴木ネルラという謎多きキャラが物語の鍵に。 |
今後の展開に期待!
『しあわせな結婚』は2025年7月より毎週木曜21時〜放送予定です。
松たか子が演じる「鈴木ネルラ」が、視聴者の心をどう揺さぶるのか、放送開始が今から楽しみです。
阿部サダヲとの10年ぶり共演に期待が高まる
松たか子と阿部サダヲが10年ぶりに夫婦役で共演することで、早くもドラマ『しあわせな結婚』は注目を集めています。
2人が演じるのは、人生観が真逆の男女が結婚を機に変化していく姿であり、単なるラブストーリーにとどまらない深みのある作品です。
この再共演は、キャリア・実力ともにトップクラスの俳優同士による“本気の演技対決”としても大きな話題です。
これまでの共演歴まとめ
作品名 | 放送/公開年 | 内容 |
ジヌよさらば〜かむろば村へ〜 | 2015年 | 映画/松=妻役、阿部=無職の男役 |
スイッチ | 2020年 | SPドラマ/裁判官夫婦のすれ違いと再生 |
しあわせな結婚 | 2025年 | 連続ドラマで初の本格夫婦役 |
公式コメントから見る2人の信頼関係
- 阿部サダヲ:「共演歴で最も多いのが松さん。ネルラのような難役は松さんにしかできない」
- 松たか子:「今回は“しあわせ”というタイトル通り、幸せな夫婦を目指したい」
さらに、番宣の一環として配信されたスペシャルインタビューやポッドキャストでは、2人の飾らない会話が大反響を呼んでいます。
とくにポッドキャスト第1回では、「温泉行くならどこ?」「太いタイヤの自転車ってどう思う?」など、自由すぎるやり取りが「本物の夫婦みたい」と話題になりました。
阿部サダヲ×松たか子の相性が光る理由
- 長年にわたる共演で築かれた圧倒的な信頼関係
- 対照的な役柄で生まれる自然な演技のコントラスト
- 互いの個性を引き出すバランスの良さ
視聴者の声としても、SNSでは「この2人が出てるなら間違いない」「早く見たい!夫婦役って最高」など、配信前から期待値が非常に高いことがうかがえます。
今後放送が始まるにつれて、さらに多くの視聴者が2人の“変化していく夫婦像”に引き込まれていくことでしょう。
その演技と関係性がどこまで深化するのか、『しあわせな結婚』が名作ドラマとして語られる可能性は非常に高いと言えます。
大石静脚本×テレビ朝日ドラマ初参加で話題性抜群
『しあわせな結婚』が注目される最大の理由のひとつが、“大石静脚本×テレビ朝日ドラマ初参加”という異例のタッグにあります。
大石静といえば、NHK大河ドラマ『光る君へ』や『セカンドバージン』『家売るオンナ』など数々のヒット作を手掛けてきた、日本を代表する脚本家の一人。
その大石氏が今回、テレビ朝日の「木曜ドラマ枠」に初めて本格参加し、完全オリジナルストーリーを執筆するという点で、業界内外から大きな注目が集まっています。
大石静氏の代表作一覧
作品名 | 放送局 | ジャンル | 特徴 |
---|---|---|---|
光る君へ(2024年) | NHK大河 | 歴史ドラマ | 紫式部の生涯を描く |
セカンドバージン(2010年) | NHK | 恋愛ドラマ | 大人の恋と再生がテーマ |
家売るオンナ(2016年) | 日本テレビ | コメディドラマ | 北川景子主演の大ヒット作 |
しあわせな結婚(2025年) | テレビ朝日 | マリッジ・サスペンス | テレ朝初参加&完全オリジナル |
なぜ大石静×テレ朝が“事件”なのか?
- 業界屈指のヒットメーカーがテレビ朝日の人気枠「木曜ドラマ」に初挑戦
- これまでとは異なる“夫婦の愛と秘密”を描く全く新しいジャンル
- 放送前からSNSトレンド入りするほどの反響
大石静氏による“鈴木ネルラ”へのこだわり
本作のヒロイン・鈴木ネルラについて、大石氏は囲み取材で以下のように語っています。
「ネルラはあまりしゃべらないんですが、みんなを惹きつける…これまで私が書いたことのない女の人。演じる俳優さんは大変だと思う(笑)」
この発言からも、“鈴木ネルラ”というキャラクターがこれまでの大石作品にはない挑戦的な存在であることがうかがえます。
視聴前に押さえておきたいポイント
✅ 視点① | 脚本家・大石静が描く“幸せの定義”に注目 |
✅ 視点② | テレビ朝日木曜ドラマ枠における新境地の演出 |
✅ 視点③ | “謎のヒロイン”ネルラが物語をどう動かすか |
2025年夏、テレビ朝日と大石静が放つ“話題性抜群の大型ドラマ”は、まさに見逃せない1本です。
鈴木ネルラとは?無口で謎に包まれた美術教師の素顔
ドラマ『しあわせな結婚』で最大のキーパーソンとなるのが、松たか子が演じるヒロイン「鈴木ネルラ」です。
視聴者を惹きつける彼女の魅力は、“寡黙で感情を見せず、謎めいた存在感”にあります。
ここでは、鈴木ネルラの設定や背景、キャラクターとしての魅力を、図表を交えて深掘りしていきます。
鈴木ネルラの基本プロフィール
項目 | 内容 |
---|---|
役名 | 鈴木ネルラ(すずき・ねるら) |
演者 | 松たか子 |
年齢設定 | 45歳 |
職業 | 白凰女子大学附属高校・非常勤美術教師 |
経歴 | 大学院で修復学を学び、イタリア留学後に帰国 |
性格 | 寡黙・無表情・秘密主義 |
視聴者を引き込む“静かな異物感”
ネルラは感情をあまり表に出さず、笑顔を見せることもほとんどありません。
しかし、そんな“無言の圧”とも言える存在感が、原田幸太郎(阿部サダヲ)のような独身主義者の価値観さえも覆してしまうのです。
この「話さないのに印象に残る」というギャップが、多くの視聴者にとって魅力となっています。
謎を孕む設定がサスペンスの軸に
ドラマ序盤では、ネルラの素性や過去はほとんど明かされていません。
唯一判明しているのは、「ある出来事」をきっかけに修復士から美術教師に転身したという点。
この転機こそが物語全体に関わる“秘密”であり、サスペンス要素を成立させる重要な伏線になっていると見られます。
キャラクターの魅力を整理
- 美術という“無言の表現”と共鳴する沈黙のヒロイン
- 寡黙ながら内面に複雑な背景を持つ女性像
- 恋愛や結婚に現実味を持たせるリアルな人物設定
阿部サダヲのコメントからも明らかに
「ネルラは本当に難しい役。謎が多いけれど、松さんなら絶対にできると思いました。」
今後の物語の中でネルラがどのような表情を見せ、どんな“秘密”を明かしていくのか、その変化から目が離せません。
修復学を学びイタリア留学を経た経歴
『しあわせな結婚』のヒロイン、鈴木ネルラは美術教師でありながら、芸術の専門的な知識と国際的なキャリアを持つ異色の存在です。
彼女は大学院で「修復学」を専攻し、卒業後にはイタリアに留学して絵画修復に携わっていたという、実にユニークな経歴の持ち主。
この設定こそが、彼女の“沈黙の中に奥行きを感じさせる”キャラクター造形に直結しており、物語の奥深さを生み出しています。
鈴木ネルラの学歴・職歴まとめ
学歴・職歴 | 詳細 |
---|---|
大学院専攻 | 修復学(美術作品の保存・修復技術) |
海外留学 | イタリア・芸術修復の名門機関で実務経験 |
帰国後の活動 | 美術館・修復プロジェクトなどに参加 |
転身のきっかけ | “ある出来事”を機に高校の美術教師に |
なぜ“修復学”がキーになるのか?
修復学とは、美術作品や文化財を保存・修復するための専門的な技術・知識を学ぶ学問分野です。
壊れたものを元通りに「直す」学問である点が、彼女の内面や人間関係の描写と重なります。
ネルラというキャラクター自身も、過去に傷を負い、それを静かに修復しながら生きている人物像として描かれているのです。
ネルラと“イタリア文化”の関係
- イタリア=芸術修復の本場:ミラノやフィレンツェに修復専門機関が点在
- 無言で絵と向き合う修復作業:寡黙なネルラの性格とマッチ
- 異文化経験:日本では得難い視野を持つ存在として描写
役作りの観点からも注目
松たか子は演技の中で、「絵を描けなくても問題ない」と語っていますが、“描くよりも絵と対話するような佇まい”が求められる役といえるでしょう。
まさに、修復士ならではの“静かで強い存在感”が、ヒロイン・鈴木ネルラの最大の個性なのです。
本作のサスペンス要素が進行する中で、“なぜ彼女は修復士を辞めたのか”という謎も徐々に明らかになっていくと考えられます。
視聴者が鈴木ネルラというキャラクターを“追いかけたくなる理由”が、まさにこの経歴の中に隠されているのです。
感情を見せずに生きる女性が選んだ“結婚”という選択
『しあわせな結婚』のヒロイン・鈴木ネルラは、感情を外に出さず、無表情なまま人生を歩んできたミステリアスな女性です。
そんな彼女が、50年間独身を貫いてきた弁護士・原田幸太郎(阿部サダヲ)と突然の電撃結婚を決意するという展開は、視聴者に強烈なインパクトを与えます。
なぜ、人との距離を保ち続けていたネルラが、他者と生活を共にする“結婚”という選択をしたのか――。
“感情を表に出さない”ネルラの人物像
特徴 | 具体的な描写 |
---|---|
表情 | ほとんど笑顔を見せない |
話し方 | 口数が少なく、静かに語る |
対人距離 | 他人と必要以上に関わらない |
人生観 | 一人で生きることに慣れていた |
そんな彼女が“結婚”を選んだ理由
物語の中でネルラは、入院中の病院で原田幸太郎と偶然出会い、たった一度の邂逅で人生観を変えるほどのインパクトを受けます。
寡黙で人を避けてきた彼女が、“誰かと共に生きる”選択をすること自体が、大きなドラマなのです。
この結婚には、彼女自身が抱える“過去”や“秘密”が深く関係していると見られ、物語が進む中で徐々にその理由が明かされていく構成です。
原田幸太郎との関係性から見るネルラの変化
- 幸太郎は言葉の多い人物:沈黙のネルラとは真逆の性質
- 2人の結婚生活:ネルラの実家のマンションで暮らすという変則的なスタイル
- 「誰かのために変わる」ネルラの内面変化が見どころ
松たか子も感じた“結婚の意味”
「今までの共演では幸せになれなかったけど、今回は“しあわせ”とタイトルにあるので、幸せになれるといいなと思っています(笑)」
松たか子自身もこの作品を通じて、“幸せとは何か?” “結婚とは何のためにするものなのか?”という普遍的なテーマに向き合っているのです。
なぜ感情を閉ざしていた女性が、誰かと“しあわせ”になろうとするのか?
その答えが、ドラマ全体のテーマと重なり、視聴者の心に深く残るはずです。
松たか子が語るネルラ像と難役への挑戦
本作『しあわせな結婚』でヒロイン・鈴木ネルラを演じる松たか子は、役作りについて「プレッシャーです(笑)」と率直に語りつつも、役に真摯に向き合う姿勢を見せています。
彼女にとって本作は、テレビ朝日の連続ドラマ初出演であり、大石静作品への初参加でもあります。
本格派脚本家と実力派俳優が組むこの挑戦的な作品に、松はどのような想いを持って臨んでいるのでしょうか。
松たか子の公式コメント要約
発言要素 | コメント内容 |
---|---|
プレッシャー | 「プレッシャーです(笑)。でもワクワクしています」 |
ネルラ像 | 「無口でミステリアス。どう演じればいいか、模索中です」 |
共演者・阿部サダヲについて | 「共演歴が多く、安心して任せられる存在」 |
演技の方向性 | 「あまりしゃべらない役。今回は静の演技が求められる」 |
難役への挑戦ポイントとは?
ネルラというキャラクターは、「台詞が少ないのに感情を伝える」という演技力が試される難役です。
松たか子はこれまでに数々の舞台やドラマで評価を得てきましたが、「沈黙の演技」で物語を動かす役は異色といえます。
「無表情の奥に潜む“揺れる感情”」をどう演じ分けるかが、視聴者の注目ポイントとなるでしょう。
これまでの松たか子が演じた主な役柄との比較
作品名 | 役柄 | 性質 |
---|---|---|
カルテット(TBS) | 秘密を抱えたビオラ奏者 | 感情を抑えた内面描写が話題 |
大豆田とわ子と三人の元夫(フジ) | バツ3の女性経営者 | 明るく軽妙、対照的な役柄 |
しあわせな結婚 | 無口な美術教師 | 静かな狂気と知性が求められる |
なぜ松たか子にこの役が“最適”なのか?
- 舞台女優としての表情と動きだけで感情を伝える表現力
- 静かでも説得力のある“佇まい”
- 過去作においても、「謎めいた女性」を演じてきた実績
松たか子が“しゃべらない役”でどこまで感情を表現できるか――
その挑戦が、作品全体に静かな緊張感と奥行きを与えてくれるはずです。
「しあわせになれるといいな」という思いと役づくり
松たか子は『しあわせな結婚』への出演にあたり、「今回は“しあわせ”という言葉がタイトルにあるので、幸せになれるといいなと思っています(笑)」とコメント。
これまで演じてきた作品では、不遇のヒロインや報われない恋愛が多かった彼女にとって、“しあわせ”を目指すヒロインは、ある意味で新境地です。
その思いが反映された役づくりは、これまでのどのドラマとも違うアプローチを求められるものでした。
松たか子が語った“しあわせ”への意識
「これまで阿部さんとご一緒した作品では、あまり幸せになれなかったパターンが多かったんですが、今回はタイトルに“しあわせ”と入っているので…幸せになれるといいなと思っています(笑)」
このコメントには、自らも“しあわせな演技”に挑戦するという前向きな姿勢が込められています。
役づくりのための準備や挑戦
- あえて「話さない」「笑わない」キャラでの感情表現に注力
- 声のトーン、視線、所作など非言語的な演技表現を徹底
- 阿部サダヲとの関係性を活かした自然な“夫婦感”の構築
松たか子が語る“幸福感”の表現方法
表現手段 | 具体例 |
---|---|
声 | 「普段よりも抑えたトーンで穏やかさを出す」 |
目線 | 「話すより“見る”ことで感情を伝える」 |
間(ま) | 「沈黙の時間をあえて使い、心情を表現」 |
“しあわせ”とは何かを問いかける物語
本作は単なるラブストーリーではなく、「夫婦とは」「愛とは」「信じるとは」といった人生の核心に触れるテーマを扱っています。
だからこそ、“幸せに見えるけれど、実は何かが欠けている”というリアルな夫婦像を、松たか子の細やかな演技が成立させるのです。
視聴者は、“しあわせ”を演じるヒロインの葛藤と静かな成長を、きっと自分自身に重ねながら見守ることでしょう。
阿部サダヲとの信頼関係と安心感が支える演技
松たか子と阿部サダヲは、過去に複数回共演経験がある“気心知れた俳優同士”です。
今回の『しあわせな結婚』では、10年ぶりに夫婦役としてタッグを組み、過去の共演を活かした“呼吸の合った演技”が期待されています。
本人たちも、互いのことをよく知る関係だからこそ挑める演技があると語っており、視聴者からの信頼も厚いペアです。
松たか子 × 阿部サダヲの過去の共演作
作品名 | 公開・放送年 | 役柄 |
---|---|---|
ジヌよさらば〜かむろば村へ〜 | 2015年 | 貧乏夫婦役で共演 |
スイッチ(SPドラマ) | 2020年 | 裁判官夫婦役で共演 |
しあわせな結婚 | 2025年 | 無口な妻と饒舌な夫の結婚生活 |
互いのコメントからにじみ出る“信頼”
- 松たか子:「阿部さんとは共演が多く、安心して任せられます」
- 阿部サダヲ:「女性共演者の中で最も共演回数が多いのが松さん。信頼してます」
特に本作では、「しゃべらないヒロイン」×「話しすぎる夫」という演技の対比が、より一層2人のバランスを際立たせています。
視聴者にとっても、“違和感なく夫婦に見える”という自然さは、物語の没入感を高める重要な要素となるでしょう。
演技の信頼関係が視聴者に与える効果
- 不自然なやりとりが一切なく、リアルな夫婦像を表現
- 感情をぶつけ合うシーンでも、安心感ある演技のキャッチボール
- 視聴者は違和感なく物語に没入できる
ポッドキャストでも垣間見える“素の信頼感”
2人が出演する番組宣伝ポッドキャストでは、撮影前にも関わらず笑いが絶えないリラックスした空気感が印象的。
「役を超えた信頼関係」が画面越しにも伝わるため、作品の空気そのものに安心感とリアリティが宿っています。
このように、松たか子と阿部サダヲの“信頼感”と“安心感”こそが、本作における最大の見どころの一つです。
2人の自然体な演技が、視聴者に“しあわせな結婚”を体感させてくれることでしょう。
阿部サダヲが明かす松たか子×鈴木ネルラへの期待
主演・阿部サダヲは、『しあわせな結婚』での共演について、「松たか子さんでなければ鈴木ネルラという役は成立しない」と断言しています。
この発言は決してリップサービスではなく、過去に数々の難役をこなしてきた松への絶大な信頼の表れです。
今回は“無口なヒロイン”という挑戦的な役柄ですが、阿部はそこに対して“楽しみ”と“期待”を感じていると語っています。
阿部サダヲの公式コメント要約
発言項目 | コメント内容 |
---|---|
松たか子の起用について | 「本当に難しい役。でも松さんなら絶対できると思った」 |
ネルラ役の印象 | 「謎が多く、しゃべらない。でも魅力的な人物」 |
夫婦役について | 「今回もよろしくお願いします、という気持ちです」 |
作品の方向性 | 「ホームドラマのような温かさが出るといい」 |
阿部が語る“鈴木ネルラ”の難しさとは
阿部は台本を読んだ時の感想として、「こんなに難しい女性像をどう演じるのか想像もつかなかった」と語っています。
それだけに、松たか子の柔軟な表現力と、声や間を活かした微細な演技が本作の成功の鍵になると考えているのです。
阿部サダヲ×松たか子:役者としての信頼関係
- 「共演が一番多い俳優」としての安心感
- 即興でも成立する空気感=完成された演技のキャッチボール
- 「夫婦役だからこそ松さんでよかった」という本音
阿部サダヲが“好きだ”と語る松たか子の魅力
「僕は松さんの“声”が好きなんです。でも、今回はあまりしゃべらないか…残念(笑)」
このコメントには、松たか子の声の表現力や感情の伝達力に対する深い評価が込められています。
「ネルラを演じられるのは松たか子しかいない」という阿部の確信が、物語を支える大きな支柱となっています。
このような厚い信頼に基づく共演だからこそ、視聴者は安心して“夫婦の物語”を見守ることができるのです。
対照的なキャラクターとの演技の相乗効果
『しあわせな結婚』では、“饒舌でメディアにも出演する人気弁護士・原田幸太郎”と“無口で感情を見せない美術教師・鈴木ネルラ”という真逆の2人が夫婦になります。
この“対照的なキャラクター構成”が、物語に緊張感とユーモア、そして深い人間ドラマをもたらしており、俳優2人の演技力によって見事に成立しています。
“静”と“動”、“無表情”と“表現過多”という対比が、視聴者に鮮烈な印象を残すのです。
キャラクターの比較一覧
項目 | 原田幸太郎(阿部サダヲ) | 鈴木ネルラ(松たか子) |
---|---|---|
話し方 | 明るく饒舌 | 寡黙で必要最低限のみ |
表情 | 感情豊か | ほぼ無表情 |
社会性 | テレビ出演もある有名人 | 人との関わりを避けてきた |
価値観 | 世間から注目を浴びることに慣れている | ひっそりと静かに生きたい |
演技の“ギャップ”が物語を際立たせる
- 阿部サダヲのコミカルかつ人間味ある演技が視聴者を引きつける
- 松たか子の“沈黙の演技”が逆に存在感を放つ
- 「なぜこの2人が結婚したのか?」という疑問が視聴の原動力に
演技の相乗効果を生む理由
互いのキャラクターが正反対であるからこそ、“感情の引き出し”や“間の取り方”が際立つ結果となります。
とくに、言葉を交わさない瞬間の「空気の演技」が秀逸で、阿部と松の熟練した演技力によって成立しています。
阿部サダヲのコメントに見る“演技バランス”
「僕がしゃべる分、松さんが無口な分、ちょうどいいバランスになると思います。」
このように、計算されすぎず、自然体で生まれる“夫婦の空気感”こそが、ドラマの大きな魅力なのです。
真逆の2人だからこそ、互いを補い合い、理解しようとする姿勢に“本物の夫婦らしさ”がにじみ出てきます。
この演技の相乗効果が、視聴者を深く引き込む最大の要因となるでしょう。
しあわせな結婚 阿部サダヲ 鈴木ネルラ ヒロインに関する最新情報まとめ
ここまでご紹介してきた通り、2025年7月スタートのドラマ『しあわせな結婚』は、豪華キャストと緻密な脚本が生む“令和のマリッジ・サスペンス”です。
主演・阿部サダヲとヒロイン・松たか子による10年ぶりの夫婦役は、信頼と演技力に裏打ちされた“本物の夫婦像”を描き出し、視聴者の心に強く残る作品となること間違いなしです。
また、鈴木ネルラという謎多きヒロインが抱える過去や秘密が、物語のサスペンス要素を支え、視聴者を毎週釘付けにすることが期待されています。
『しあわせな結婚』のここが注目!
- 松たか子が演じる鈴木ネルラの“静かな存在感”
- 阿部サダヲとの“言葉にならない夫婦のやりとり”
- 大石静脚本×テレ朝ドラマ初参加という新たな挑戦
公式情報 まとめ表
項目 | 詳細 |
---|---|
ドラマタイトル | しあわせな結婚 |
放送開始 | 2025年7月 木曜21時〜(テレビ朝日系) |
主演 | 阿部サダヲ(原田幸太郎役) |
ヒロイン | 松たか子(鈴木ネルラ役) |
脚本 | 大石静 |
ジャンル | オリジナル マリッジ・サスペンス×ホームドラマ |
視聴前に知っておきたい人物像や見どころを押さえておくことで、『しあわせな結婚』をより深く、より楽しめること間違いなしです。
ドラマの放送開始を、今から楽しみに待ちましょう!
- 松たか子がヒロイン・鈴木ネルラ役に抜擢
- 阿部サダヲと10年ぶりに夫婦役で共演
- 無口で謎めいた美術教師という難役に挑戦
- 修復学を学びイタリア留学経験がある設定
- “感情を出さない”演技が見どころ
- 大石静脚本×テレ朝初参加で注目度抜群
- 夫婦役の対照的なキャラクター構成が話題
- 阿部サダヲも「松さんにしかできない」と絶賛
- しあわせをテーマにした新感覚マリッジ・サスペンス
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