宝塚雪組『波うららかに、めおと日和』は、朝美絢×音彩唯の新トップコンビお披露目として2026年4月に上演された純愛ミュージカルです。
昭和11年の横須賀を舞台に、顔を合わせず結婚した江端瀧昌となつ美が、ぎこちなくも少しずつ本当の夫婦になっていく原作の魅力を、歌・芝居・群舞によって立体化しました。公演はすでに終了していますが、漫画や2025年のフジテレビ版ドラマから作品を知った人にも、宝塚版ならではの違いが気になる一作です。宝塚歌劇公式ホームページ+1
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宝塚雪組『波うららかに、めおと日和』はいつ・どこで上演された?
結論から言うと、雪組ミュージカル『波うららかに、めおと日和』は、2026年4月13日から4月30日まで大阪・梅田芸術劇場メインホールで上演されました。
原作は西香はちさんが講談社「コミックDAYS」で連載する同名漫画。宝塚版は小柳奈穂子さんが脚本・演出、雑賀ヒカルさんが演出を担当し、江端瀧昌を朝美絢さん、江端なつ美を音彩唯さんが演じました。宝塚歌劇公式ホームページ+1
公演の基本情報を整理すると、次の通りです。
項目 内容
公演名 雪組公演『波うららかに、めおと日和』
原作 西香はち『波うららかに、めおと日和』
脚本・演出 小柳奈穂子
演出 雑賀ヒカル
主演 朝美絢、音彩唯
会場 梅田芸術劇場メインホール
公演期間 2026年4月13日~4月30日
一般前売 2026年3月1日
SS席 12,500円
S席 9,000円
A席 6,000円
B席 3,000円
料金はいずれも全席指定・税込の公演当時の設定です。2026年9月現在、この公演は終了しているため、通常の公演チケット販売も終了しています。うめ芸+1
さらに、梅田芸術劇場が初日の4月13日に発表した上演時間は、第1幕1時間25分、幕間30分、第2幕1時間10分で、合計3時間5分でした。
全公演について当日券を販売しないことも同時に案内されています。うめ芸
この「約3時間」は、単なる公演データではありません。
原作『波うららかに、めおと日和』の魅力は、なつ美と瀧昌が一気に恋に落ちるのではなく、日々の小さな出来事を重ねながら、ゆっくり夫婦になっていくところにあります。
漫画なら何話もかけられる心の変化を、舞台では約3時間に凝縮する。
つまり宝塚版には、「原作のエピソードを何個再現するか」だけではなく、二人の心が動いた瞬間を何で表現するかという舞台ならではの選択が求められたわけです。
僕は、ここがこの作品を見るうえで最初に押さえておきたいポイントだと思います。
原作のページをめくる速度を、舞台では歌の長さや沈黙の「間」、役者の呼吸へ変える。
同じ物語でも、その時間の流れ方が違うのです。

4月26日15時30分公演は、全国各地の映画館でライブ中継も実施されました。
映画館でのライブビューイング料金は4,700円で、同じ公演はRakuten TVとU-NEXTでもライブ配信されています。大阪一会場の公演でありながら、劇場の外へ作品を届ける仕組みが用意されていたことも、この公演の広がりを示す材料です。LIVE VIEWING JAPAN+1
『波うららかに、めおと日和』のあらすじは?
『波うららかに、めおと日和』は、昭和11年の横須賀で、結婚してから恋を始める二人の物語です。
帝国海軍中尉の江端瀧昌と関谷なつ美は、恋愛を重ねた末に夫婦になるわけではありません。
二人は顔を合わせることもないまま結婚することになります。
瀧昌は生真面目で不愛想。
一方のなつ美も、男女の関係には不慣れで、突然始まった夫婦生活に戸惑います。
宝塚歌劇の公式紹介でも、戦争の影が忍び寄る昭和11年の横須賀を舞台に、二人が不器用ながら誠実に向き合い、次第に絆を深めていく純愛物語として説明されています。宝塚歌劇公式ホームページ
この設定だけ聞けば、昔ながらのお見合い結婚を描いた作品にも見えるでしょう。
けれど、本当に面白いのはその先です。
二人にとっては、名前を呼ぶことも大事件。
隣に座ることも大事件。
手紙を待つことも、相手の帰りを待つことも、ほんの少し嫉妬することさえ、恋が一歩進んだ証になります。
好きになってから結婚するのではありません。
夫婦という形が先にできて、その内側へ少しずつ「好き」という感情が入ってくる。
順番が逆なのです。
この逆転こそが、『波うららかに、めおと日和』独特の“むずキュン”を生み出しています。
原作者の西香はちさんは、舞台化を前にした朝美絢さんとの対談で、瀧昌となつ美のやり取りだけでなく、二人の関係性が変わることで心情がどう変化し、成長していくのかにも注目してほしいという趣旨を語っています。うめ芸
僕は、この作品の魅力を「何が起きるのか」だけで説明するのは難しいと思っています。
むしろ、「何も起きていないような時間に、どれだけ心が動いているか」を味わう物語です。
昨日まで言えなかったことを、今日は言えた。
昨日より数センチだけ近くに座れた。
相手が帰ってきただけで、家の空気が明るく感じられた。
心の走行距離というものがあるなら、この夫婦は決して速くありません。
けれど、ゆっくりだからこそ、一歩の重みが見えるのです。

宝塚雪組『波うららかに』のキャストは誰?
江端瀧昌役は朝美絢さん、江端なつ美役は音彩唯さんです。
そして本作は、公式にも二人の雪組新トップコンビお披露目公演として位置づけられています。ここは宝塚版を理解するうえで非常に大切です。宝塚歌劇公式ホームページ+1
主な配役は次の通りです。
- 江端瀧昌:朝美絢
- 江端なつ美:音彩唯
- 橋本峰:五峰亜季
- 柴原邦光:真那春人
- 江端大尉:桜路薫
- 関谷さつき/瀧昌の母:妃華ゆきの
- 熊谷:眞ノ宮るい
- 深見龍之介:縣千
- 瀬田準太郎:咲城けい
- 芳森芙美子:華純沙那
- 柴原郁子:麻花すわん
- 関谷ふゆ子:琴峰紗あら
- 小菊:夢翔みわ
- 久桃:白綺華
- はる江:清羽美伶
- あき奈:祈菜さあや
- 瀧昌(少年):結翔恋
そのほかにも多くの雪組生が出演し、専科から五峰亜季さんが参加しました。宝塚歌劇公式ホームページ
ここで注目したいのは、「主演二人さえ見れば分かる作品」ではないことです。
瀧昌の海軍仲間、なつ美の家族、周囲の夫婦、友人たち。
彼らがいることで、瀧昌となつ美の不器用さが浮かび、逆に二人の誠実さも見えてきます。
映像作品なら、カメラは一人の目元へ寄れます。
しかし舞台では、同じ空間の中に複数の人物が同時に存在します。
主役が話している横で、誰かが笑っている。
少し離れた場所で、別の人物が心配そうに見ている。
主役二人が中央にいなくても、舞台全体から人間関係が立ち上がる。
それが群像劇としての演劇の強さです。

特に舞台版では、小菊と久桃の存在が面白いポイントになりました。
開幕時の舞台レポートでは、夢翔みわさん演じる小菊と白綺華さん演じる久桃が講釈師のように物語を案内し、場面をつないでいく構成が紹介されています。
さらに幕開けには朝美絢さんを中心とした男役群舞、音彩唯さんとのデュエットダンスが置かれ、劇中では当時の流行歌も織り交ぜながら物語が進みました。SPICE(スパイス)|エンタメ特化型情報メディア スパイス+1
この点は、テレビドラマ版との違いを考えるとよく分かります。
2025年のフジテレビ版には、生瀬勝久さん演じる「活動弁士」というドラマ独自の語り手がいました。
宝塚版は、それをそのままコピーしたわけではありません。
舞台には舞台の語り方を用意した。
これは、原作ものを舞台化するときに非常に大事なことだと僕は思います。
忠実であることと、同じであることは違います。
原作の心を守りながら、表現方法は演劇へ置き換える。
そこに「宝塚で見る意味」が生まれます。
雪組『波うららかに、めおと日和』の見どころは?
雪組版最大の見どころは、言葉にできない感情を、歌・間・視線・群舞へ変換したことです。
原作漫画やテレビドラマを知っている人ほど、「同じ場面がどう変わるのか」という視点で楽しめる作品でした。
朝美絢×音彩唯のトップコンビ始動と物語が重なる
まず外せないのが、朝美絢さんと音彩唯さんの新トップコンビお披露目という位置づけです。
瀧昌となつ美は、最初から完成された夫婦ではありません。
相手のことをよく知らない。
何を話したらいいのかも分からない。
けれど、「知りたい」と思う。
その積み重ねから二人の関係は始まります。
一方、公演そのものも新しいトップコンビのスタートでした。
もちろん、役柄と演者自身の関係を混同することはできません。
それでも、「これから二人で関係を築いていく」という物語と、「新しいコンビがここから歩き始める」という公演の意味が重なるのは事実です。
原作者・西香はちさんとの対談で、朝美さんは公演ビジュアルの撮影を新郎新婦の記念写真のように感じたという趣旨を語っています。
ポスター撮影の段階から、“夫婦の始まり”と“コンビの始まり”が二重写しになっていたわけです。うめ芸
僕は、この一致こそ『波うららかに』がお披露目作品として強い理由だと思います。
派手に「新時代が始まる」と叫ばなくてもいい。
昨日より少し相手を知る。
同じ場所で一緒に歩いてみる。
それだけで新しい関係は始まっている。
トップコンビの船出を、夫婦の船出に重ねる。
華やかさだけではなく、物語そのものが門出を祝っているのです。
瀧昌の無口さを音楽が代わりに語る
もう一つ重要なのが、ミュージカルであることです。
瀧昌は、愛情を次々と言葉にする男性ではありません。
むしろ、何を考えているか簡単には分からない。
だから原作では表情やコマの「間」が大切になりますし、テレビドラマならカメラが目線や指先へ寄れます。
舞台にはクローズアップがありません。
そこで力を持つのが音楽です。
舞台化前の対談で朝美さんは、音楽が付くことによって登場人物の背景や、そのときの心情、場面の情景がより鮮明に描かれるという考えを話しています。うめ芸
言えないなら、歌が語る。
目だけでは追えないなら、照明が感情を照らす。
一人の胸の内なら、メロディーが客席まで運ぶ。
ミュージカル化とは、原作に歌を追加することではなく、「言葉にならないものの翻訳」でもある。
僕はそう感じます。
「問題ありません」は短いからこそ感情が見える
瀧昌を象徴する言葉の一つに「問題ありません」があります。
原作者の西香さんは朝美さんとの対談で、当初から重要な決めぜりふとして作ったわけではなく、漫画を描くうちに繰り返し登場し、瀧昌の口癖になったという経緯を明かしています。うめ芸
面白いのは、この言葉が感情を説明していないことです。
本当に問題がない場合もあるでしょう。
でも、心配しているのかもしれない。
照れているのかもしれない。
嫉妬しているのかもしれない。
何かを必死に飲み込んでいるのかもしれない。
言葉が少ないから、観客はその裏側を想像する。
舞台レポートでも、朝美さん演じる瀧昌の「問題ありません」が作品の印象的な要素として取り上げられました。SPICE(スパイス)|エンタメ特化型情報メディア スパイス
演劇では、同じ五文字でも意味を変えられます。
声の大きさ。
言うまでの沈黙。
なつ美を見るのか、見ないのか。
姿勢を崩すのか、軍人らしく真っすぐ立ったままなのか。
短い言葉だからこそ、役者の芝居が入り込む余白が大きい。
僕の胸に残るのは、瀧昌の不器用さが「欠点」ではなく、この作品では愛情を読むための余白になっていることです。

昭和11年の穏やかさと「戦争の影」が同時にある
『波うららかに、めおと日和』を、ただの“かわいい新婚ラブストーリー”として見ると、作品の半分しか見えません。
舞台は1936年、昭和11年です。
公式の作品紹介も、あえて「戦争の影が忍び寄る」時代であることを明記しています。宝塚歌劇公式ホームページ
舞台レポートでは、海軍士官たちの結束を描く場面だけでなく、船が嵐に遭遇する緊迫した展開なども紹介されました。Lmaga
つまり、二人の世界だけが永遠に穏やかなわけではありません。
だからこそ、
帰ってきた。
一緒に食卓を囲めた。
言葉を交わせた。
同じ家で朝を迎えられた。
そんな当たり前に見える一日が、急に重みを帯びます。
人生では、失ってから初めて「普通の日」が特別だったと気づくことがあります。
『波うららかに』は、そのことを大声で説教しません。
幸せな時間を丁寧に見せることで、その外側にある不安まで感じさせる。
穏やかな海面を見ているからこそ、その先に来るかもしれない波を想像してしまうのです。
漫画・ドラマ・宝塚で「語り方」が違う
この作品のメディアミックスで興味深いのは、物語の核は同じでも、媒体によって感情の届け方が違うことです。
漫画にはコマと余白があります。
テレビドラマにはカメラと編集があります。
宝塚には、生身の俳優、歌、群舞、照明、舞台美術、そして客席と同じ時間を共有する力があります。
雪組版では、小菊と久桃が語り手の役割を担い、舞台レポートでは女性たちが社会で生きる姿や海軍士官たちの結束も明るいナンバーにして見せたことが報じられています。Lmaga
これは、原作を削ったから別物になった、という話ではありません。
長い物語を舞台へ移すとき、何を残すか。
説明を誰に担わせるか。
心情を台詞にするのか、歌にするのか。
そこに演出家の解釈が現れます。
原作と違う部分を探すだけではなく、なぜ舞台ではこの形に変えたのかを考えると、宝塚版がぐっと面白くなります。
宝塚版『波うららかに』はなぜ注目された?原作250万部への伸びも確認
宝塚版を取り巻く動きを見ると、この作品が漫画だけにとどまらず、ドラマと舞台を行き来しながら読者・視聴者を増やした流れが見えてきます。
ここで注意したいのが、原作の「累計発行部数」です。
宝塚歌劇の公演紹介では220万部、公演前に公開された西香はちさんと朝美絢さんの対談では240万部と紹介されていました。さらにフジテレビが2026年8月に発表したドラマ続編情報では、累計250万部突破とされています。宝塚歌劇公式ホームページ+2うめ芸+2
数字が違うのは情報の誤りとは限りません。
公表された時期が違うからです。
この変化を時系列で見ると、漫画、2025年のテレビドラマ、2026年4月の宝塚舞台化、その後のドラマ続編決定というメディア展開と並行して、作品そのものの読者層も広がっていったことがうかがえます。
これは僕が今回あらためて面白いと感じたポイントです。
メディアミックスは、同じファンへ何度も同じ物語を売るだけではありません。
ドラマで知った人が漫画へ戻る。
漫画ファンが宝塚を見る。
舞台ファンが原作を読む。
そして続編ドラマで再び作品に戻る。
一方向ではなく、入り口がいくつもできるのです。
4月26日の公演が全国映画館でライブ中継され、配信も実施されたことも、この循環を後押しした要素でしょう。LIVE VIEWING JAPAN+1
舞台は本来、その劇場、その日時に行かなければ観られない芸術です。
しかしライブビューイングと配信によって、「大阪公演だから行けなかった」という人にも接点が生まれる。
宝塚版が作品世界の新しい入り口になったと考えると、公演の意味は梅田芸術劇場の客席だけでは測れません。
宝塚版『波うららかに』をどう見る?僕の考察と今後
僕がこの舞台化で最も意味深いと感じるのは、やはり「夫婦になる物語」と「トップコンビとして歩き始める公演」が重なったことです。
瀧昌となつ美は、結婚した瞬間に完成しません。
失敗する。
照れる。
誤解する。
言葉を飲み込む。
それでも、昨日よりほんの少し相手を知ります。
これは、恋愛だけの話ではないと思うのです。
人間関係の多くは、完成品を渡されるものではありません。
夫婦も、家族も、友人も、仕事仲間も、「関係」という器を渡されたあと、その中へ時間を積み重ねていきます。
『波うららかに』が描いているのは、恋の始まりであると同時に、関係を育てるという行為そのものなのでしょう。
だから、新トップコンビお披露目という場と相性がよかった。
僕にはそう見えます。
もう一つ、この作品には今の時代だからこそ響く部分があります。
それは「遅さ」です。
今は、情報も物語も速い。
短い時間で結論が求められ、動画も数秒で次へ送られます。
けれど瀧昌となつ美は、急ぎません。
名前を呼ぶ。
目を見る。
隣へ座る。
気持ちに気づく。
一つのことに時間がかかります。
普通なら「話が進まない」と言われてもおかしくない速度です。
それでも見てしまう。
なぜでしょう。
僕は、人間の本当の感情は、そんなに速く整理できないからだと思います。
好きなのか分からない。
うれしいけれど恥ずかしい。
怒っていると思ったら、実は寂しかった。
言葉にした瞬間、少し違う気がする。
僕たちの心も、本当は瀧昌となつ美と同じくらい不器用なのかもしれません。
だから、二人のゆっくりした歩幅を見ていると安心する。
「そんなに急がなくていい」と言われているような気持ちになるのです。

そして、2026年9月13日現在、この作品の流れはまだ続いています。
フジテレビでは芳根京子さん主演、本田響矢さん共演の『波うららかに、めおと日和』続編が、2026年10月15日木曜22時からスタート予定です。
続編では時代を昭和12年へ移し、なつ美と瀧昌のさらに深まった夫婦生活が描かれます。主要キャストの続投に加え、深見龍之介の妻・芙美子役として生田絵梨花さんが参加することも発表されています。フジテレビ+1
漫画からドラマへ。
ドラマから宝塚へ。
そして再びドラマへ。
同じ夫婦を描いているのに、媒体によって心に残る瞬間が変わるのが、この作品の面白さです。
宝塚雪組『波うららかに、めおと日和』は、2026年4月13日から30日まで梅田芸術劇場メインホールで上演された、朝美絢さんと音彩唯さんの新トップコンビお披露目公演でした。
昭和11年の横須賀を背景に、顔を合わせないまま夫婦となった江端瀧昌となつ美が、少しずつ心を通わせていく原作の魅力を、音楽、芝居、群舞、語り手という演劇の方法へ置き換えた舞台です。
僕の胸に最後まで残るのは、この物語が「大きな愛」を叫ばないことです。
帰ってきてくれた。
今日も話せた。
昨日より相手を知れた。
そんな小さな出来事を、一つずつ大切に拾います。
人は劇的な瞬間ばかりを人生の転機だと思いがちです。
でも本当は、何も起きなかった一日が、未来から振り返ればかけがえのない日だったりする。
穏やかな波は、派手な音を立てません。
それでも、岸辺を少しずつ変えていく。
瀧昌となつ美の恋も、朝美絢さんと音彩唯さんによる雪組の新しい船出も、そんな波のように始まったのではないでしょうか。
幕が下りたあとも、二人の不器用なまなざしが残した余韻は、静かな潮風のように心のどこかを吹き続けます。
よくある質問
宝塚雪組『波うららかに、めおと日和』はいつ上演された?
2026年4月13日から4月30日まで、大阪・梅田芸術劇場メインホールで上演されました。2026年9月現在、公演は終了しています。宝塚歌劇公式ホームページ
宝塚版で江端瀧昌となつ美を演じたのは誰?
江端瀧昌役は朝美絢さん、江端なつ美役は音彩唯さんです。本作は二人による雪組新トップコンビのお披露目公演でした。宝塚歌劇公式ホームページ+1
宝塚版『波うららかに』の上演時間は何時間?
梅田芸術劇場の公式案内では、第1幕1時間25分、幕間30分、第2幕1時間10分で、幕間を含めて約3時間5分でした。うめ芸
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