VIVANT続編ロケ地は岐阜のどこ?撮影候補地と物語の関係を解説

岐阜の歴史ある城下町と現代建築を組み合わせたドラマのロケ地巡りをイメージする風景 国内ドラマ
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『VIVANT』続編の岐阜ロケ地として紹介されているのは、岩村城下町、岐阜県庁、長良川国際会議場、セラミックパークMINOです。

歴史ある町並みから海外の別荘を思わせる空間まで、同じ岐阜県内でも登場する景色はさまざま。どこが、どの場面に使われたのかを整理すると、登場人物の移動や会話の舞台がぐっと身近になります。

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VIVANT続編の岐阜ロケ地はどこ?候補地と撮影場所を整理

岐阜県内で押さえておきたいのは、恵那市、岐阜市、多治見市にある4つの場所です。

「撮影候補地」と検索されることもありますが、今回の資料には、観光協会が撮影場所として案内している地点と、旅行記事が登場場面を紹介している地点が含まれています。すべてを未確認のうわさとして扱うと、かえって実態が分かりにくくなってしまいます。

まずは、撮影された現実の場所と、ドラマでの使われ方を並べてみましょう。

場所所在地資料で紹介されている登場場面
岩村城下町岐阜県恵那市岩村町第11話で車が坂を上り、木村邸前に停車する場面
岐阜県庁岐阜県岐阜市薮田南第12話のチョッキーの別荘リビング、野崎と樊林杏の会食場面
長良川国際会議場岐阜県岐阜市長良福光第14話で野崎とハンの姿が防犯カメラに映る場面
セラミックパークMINO岐阜県多治見市東町第14話などのシンシー拠点への入場場面

恵那市観光協会岩村支部の案内は、岩村城下町の撮影区間を「桝形」から「木村邸」と具体的に示しています。一方、話数や人物との対応には、2026年9月18日更新のトラベルコの記事や、同日付の「おでかけ ももよろず」の訪問記を参照しています。

また、岐阜県も2026年8月31日の発表で、県庁が『VIVANT』の撮影地になったことと、作品のモニュメント設置を案内しています。県庁については、単なる撮影候補という段階を超えた情報があります。岐阜県のモニュメント設置発表

ここで大切なのが、ロケ地の住所と、物語上の場所は別ということです。

岐阜で撮影されていても、その場面が岐阜を舞台にしているとは限りません。県庁が海外の別荘になり、多治見の文化施設が諜報組織の拠点になるという変化こそ、今回のロケ地情報の面白いところなんですよね。

筆者としては、「岐阜のどこか」を知ったら、次に「画面では何の場所だったか」を確かめてほしいと思います。この2つを結び付けるだけで、見慣れた場面に新しい発見が生まれます。

岩村城下町では何を撮影?桝形から木村邸へ続く道

岩村城下町で撮影されたのは、自動車が町並みの坂を上り、木村邸の前で停車する場面です。

恵那市観光協会岩村支部が2026年7月27日付で公開した案内によると、車は「桝形」から城下町へ進みます。停車先の木村邸では、建物の正面外観が撮影に使われました。

トラベルコでは、この場面を第11話の長野専務と社長を乗せた車の移動として紹介しています。人物だけを追って見ていると通り過ぎてしまいそうですが、町並みが場面の空気を整える大切な役割を担っています。

※画像はAIによるイメージ

木村邸は外観の撮影場所と覚えておこう

木村邸については、「この建物が登場した」と「建物の中でも撮影した」を分けて考える必要があります。

観光協会が明示しているのは、あくまで正面の外観です。映像が室内へ切り替わったからといって、続く室内場面も同じ建物で撮られたとは限りません。

これはロケ地巡りで意外と大事なポイントです。「ここであの会話をしたのかな」と想像する楽しさはありますが、確認された範囲を知っておくと、現地での期待もずれにくくなります。

資料に記載された木村邸の開館時間は10時から16時、定休日は毎週月曜日で、入館無料と案内されています。ただし、臨時閉館や年末年始などの休館があるため、訪問前には公式の最新案内を確認してください。

邸内については、撮影に使われた小道具などの展示を準備していると記載されています。展示開始日は別途案内するとされているので、この記述だけから「すでに展示を見られる」とは断定できません。

フォトパネルは移設情報を確認したい

岩村城下町には、『VIVANT』のロゴマークをモチーフにしたフォトパネルも案内されています。

注意したいのは設置場所です。トラベルコの記事には西町ふれあい広場という記載がありますが、観光協会の案内には、8月6日に西町ふれあい広場から桝形へ移設したと明記されています。

記事の更新日が新しくても、施設ごとの情報がすべて更新されているとは限らないんですね。この場合は、移設という具体的な変更を記した現地の案内を優先するのが自然です。

筆者が岩村の場面で注目したいのは、車が到着するまでの道のりです。古い町並みを抜ける時間があることで、人物が向かう先に落ち着きや格式を感じさせる、と読むことができます。

ただし、その印象から木村邸を登場人物の実家や組織の拠点だと決め付けることはできません。風景が生む雰囲気を味わいながら、物語の設定は実際の台詞や展開で確かめたいところです。

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岐阜県庁は海外の別荘?1階と20階で異なる場面に登場

岐阜県庁では、1階ホワイエと20階の展望フロアが、それぞれ異なる場面の撮影場所として紹介されています。

「ホワイエ」と聞くと難しそうですが、ここでは人が集まったり行き交ったりする、広がりのある共用空間を思い浮かべれば大丈夫です。その場所が家具や撮影の工夫によって、ドラマの別荘リビングへと姿を変えています。

トラベルコによると、第12話に登場した新庄の潜伏先、チョッキーの別荘リビングは県庁1階で撮影されました。「おでかけ ももよろず」の訪問記では、劇中ではタイにある別荘という設定だったと説明されています。

行政の建物と聞いて想像する空間から、ずいぶん印象が違いますよね。こうした意外性は、画面の背景にも目を向けたくなるきっかけになります。

※画像はAIによるイメージ

新庄の場面は、建物と小物を一緒に見ると面白い

訪問記では、県庁のフォトスポットに納豆や赤飯などの撮影用小物が用意されていたことも紹介されています。

ただし、これは訪問時点の記録です。展示内容やモニュメントの位置は変わる可能性があるため、同じ小物がいつでも並んでいると考えず、当日の案内を確認しましょう。

建築に詳しくなくても、テーブルの位置や背景の壁、窓から入る光なら見比べやすいですよね。人物が座っていた場所を想像すると、広い施設の一角が急に具体的な「ドラマの場所」になります。

筆者としては、別荘の場面では背景と新庄の振る舞いの組み合わせに注目したいところです。整った空間の中に身近な食べ物があることで、潜伏という状況と生活感が同じ画面に収まる面白さを感じます。

これは演出意図が公表されているという意味ではなく、紹介された場面からの読み取りです。小物ひとつを入口にすると、筋書き以外にも楽しめる部分があるんですよね。

20階は野崎と樊林杏の会食場面

同じ訪問記では、20階の展望フロアが、野崎と中国系の諜報組織シンシーの幹部・樊林杏(ハンリンシン)が会食する場面に使われたと紹介されています。

劇中の設定はイスラエル。現実には岐阜の街を見渡す場所が、物語では海外での会話を支える空間になっています。

ここから分かるのは、「ひとつの建物が、ひとつの役しか持たないわけではない」ということです。1階の別荘と20階の会食場所を同じ施設が演じていても、登場人物や調度品、窓の外の見せ方が変われば、別の場所として受け取れます。

見返すときには、会話の内容に加えて、2人の距離や周囲の広がりにも目を向けてみてください。筆者には、広々とした空間だからこそ、向かい合う人物同士の駆け引きが目立つように感じられます。

県庁の所在地は岐阜市薮田南2丁目1番1号です。訪問時は1階だけで満足して帰らず、20階の公開状況も確かめると、同じ建物の異なる表情を楽しめます。

なお、庁舎には通常の業務で利用する人もいます。見学できる時間や区域、閉庁日などは、県の最新案内と当日の表示に従ってください。

長良川国際会議場とセラミックパークMINOは物語とどう関係する?

この2施設は、野崎とハンの行動や、シンシーに関わる場面の撮影場所として紹介されています。

注目したいのは、物語ではつながって見える行動が、現実には別の市にある施設で撮影されていることです。岐阜市の長良川国際会議場と、多治見市のセラミックパークMINOを区別すると、ロケ地の位置関係を整理しやすくなります。

長良川国際会議場は防犯カメラに映る場面

トラベルコの記事によると、第14話で野崎とハンが歩く姿が防犯カメラに映っていた場所は、長良川国際会議場の市民ギャラリーです。

所在地は岐阜市長良福光2695番地2。安藤忠雄が設計した国際コンベンション施設で、4層吹き抜けのアトリウムなどが紹介されています。

ここで見たいのは、「人物が歩いているだけの空間」が、防犯カメラの映像として示されることで持つ意味です。誰がどこを通ったかという情報になり、登場人物の動きを追う手掛かりになります。

筆者には、同じ通路でも、普通の視点と監視する視点では緊張感が変わるところが興味深く感じられます。建物そのものに秘密があると決め付けなくても、映し方だけで物語上の役割が変わるわけです。

※画像はAIによるイメージ

見学では、施設全体の見どころと、実際に撮影された市民ギャラリーを混同しないようにしましょう。印象的な建築だからといって、館内のすべてが劇中に登場したわけではありません。

また、会議や催事で利用される施設なので、訪問日に入れる区域は確認が必要です。撮影場所の見学が、催事の参加者や運営の妨げにならないように楽しみたいですね。

セラミックパークMINOはシンシー拠点の入口

セラミックパークMINOは、第14話などで野崎とハンが通過する、シンシーの入場ゲートの撮影場所として紹介されています。

「おでかけ ももよろず」の訪問記では、ゴルバド共和国ルモー地区にある拠点施設への入口と説明されています。車寄せで2人が車を降り、ゲートを通って建物へ進む流れです。

所在地は多治見市東町4丁目2番地5。磯崎新が設計した、陶磁器文化と産業の発信拠点で、岐阜県現代陶芸美術館などを備えています。

資料では、アーチ状の通路や、天井に使われた地元産のタイルが見どころとして挙げられています。人物の後ろに続く形を覚えておくと、現地で場面とのつながりを見つけやすそうです。

※画像はAIによるイメージ

ただし、劇中のセキュリティゲートは撮影用のセットであり、常設の設備として見られるものではないと訪問記は説明しています。

ここは訪れる前に知っておきたいところです。現地に残る建築と、撮影時に加えられた装置を分けて見ると、「何もない」とがっかりするより、場面がどう作られたのかを楽しめます。

筆者の見方では、この入口の魅力は、奥へ進むほど施設の内部が気になる構造にあります。車を降り、通路を進み、境界を越えるという動作が、組織の領域へ入っていく感覚とよく合っています。

もっとも、これは映像と建築の関係についての考察です。制作側がこの理由で選んだと公表しているわけではなく、実際の選定経緯や撮影条件までは資料から分かりません。

岐阜のVIVANTロケ地はどう巡る?見たい場面でエリアを選ぼう

初めて巡るなら、岐阜市の2施設を中心にするか、恵那市の岩村城下町を中心にするかを先に決めると、計画を立てやすくなります。

多治見市のセラミックパークMINOも含め、4か所はひとつの徒歩圏内に集まっているわけではありません。地図上の位置だけでなく、開館時間、移動手段、帰りの交通を合わせて考える必要があります。

県庁の別荘や会食場面が気になるなら、岐阜市を中心に。車が進む町並みを実際に歩きたいなら岩村へ、シンシー拠点の入口が印象に残っているなら多治見へ、と好きな場面を基準に選ぶと迷いにくいですよ。

岩村は桝形から木村邸を徒歩でたどる

岩村城下町へのアクセスは、トラベルコでは明知鉄道の岩村駅から徒歩約10分、中央自動車道の恵那インターチェンジから車で約20分が目安とされています。城下町内の目的地によって、実際に歩く距離は変わります。

観光協会は、周辺の駐車場に車を置き、町並みを徒歩で楽しむよう案内しています。無料駐車場として、佐藤一斎學びの広場駐車場、合原駐車場、岩村コミュニティセンター駐車場が挙げられています。

メイン通りは一方通行で、「本町」の信号から町並みを下る進入はできないとされています。現地の標識に従い、ドラマと同じ走行を再現しようとして無理に車で入り込まないことが大切です。

道幅が狭く、生活車両も通ります。写真を撮るときは道の中央に立ち止まらず、住民の日常の中を歩かせてもらう気持ちで楽しみましょう。

ラッピング列車と展示は、その日の情報を確認

恵那市観光協会岩村支部の案内によると、明知鉄道では2026年7月18日から『VIVANT』のロゴをあしらったラッピング列車が運行しています。

ただし、通常運行の車両を使っているため、どの時刻の便に入るかは日によって異なるとされています。乗車や撮影を目的にする場合は、案内で指定されている「恵那ロケツーリズム」公式Xなどで運行状況を確かめてください。

ラッピング列車は作品に関連した企画ですが、案内の記述だけで列車自体を劇中の撮影場所とは扱えません。ロケ地と関連企画を区別しておくと、旅の目的もはっきりします。

多治見でも、セラミックパークMINOの共用部分と、美術館などの有料エリアでは利用条件が異なります。展示、飲食施設、体験企画まで楽しむ場合は、それぞれの営業時間や料金の最新情報を公式で確認しましょう。

私なら、最初の訪問では見たい場面を2つほど選び、現地でゆっくり見比べる時間を取ります。移動で疲れてしまうより、「この角度だったんだ」と立ち止まれる余裕があるほうが、帰宅後の見返しも楽しくなると思うからです。

岐阜ロケ地から何が読み取れる?続編を楽しむための考察

岐阜のロケ地から読み取れるのは、歴史ある町並みと現代建築が、異なる役割で『VIVANT』の世界を支えていることです。

岩村城下町は人物が目的地へ向かう道のりを見せ、県庁は滞在や会話の場になります。長良川国際会議場は人物の動きを記録する場面に、セラミックパークMINOは組織の領域へ入る場面に結び付いています。

筆者が面白いと感じるのは、この4か所を「到着する」「滞在する」「姿を捉えられる」「中へ入る」という人物の動作で見比べられることです。

場所の名前を覚えるだけでなく、そこで人物が何をしたかを思い出すと、ロケ地情報が物語の理解につながります。建築の知識がなくても楽しめる、ちょっとした見方ではないでしょうか。

※画像はAIによるイメージ

海外に見える建物にも、岐阜らしさが残っている

県庁の木材やタイル、セラミックパークMINOの陶磁器文化を感じさせる意匠は、現地の特徴として資料で紹介されています。

劇中では海外の施設として受け取っていた空間に、実際には地域の素材や文化が含まれている。この重なりが、今回の岐阜ロケ地の魅力だと私は考えます。

ロケ地を知ると、物語の世界から現実に引き戻されると感じる人もいるかもしれません。一方で、身近な建物が別の国の場所として成立する工夫に気付くと、映像を見る楽しみがひとつ増えます。

岩村では町並みの連なり、県庁では階による空間の違い、長良川国際会議場では視線の向き、セラミックパークMINOでは入口から奥への動線。見比べるポイントを変えると、4か所が似たような記念撮影で終わらず、それぞれ違う体験になるはずです。

ロケ地だけで今後の展開は断定できない

一方で、「岐阜で撮影されたから、岐阜が組織の重要拠点になる」といった予想には根拠が足りません。

今回の資料が示しているように、現実の撮影場所と劇中の国や地域は一致しないことがあります。同じ建物が別の場所を演じる例もあるため、住所だけを伏線として読むのは慎重でありたいところです。

今後、新たな撮影地や展示が公表されれば、既存の場面との対応も整理しやすくなるでしょう。ただし、展示の準備中という案内や一度の訪問記から、公開期間や次の登場場面まで予測することはできません。

筆者としては、ロケ地情報は答えを先回りする道具というより、すでに見た場面を豊かに振り返る手掛かりとして楽しみたいと思います。「あの会話はここだったのか」と分かるだけでも、人物の表情や背景にもう一度目を向けたくなりますからね。

『VIVANT』続編の岐阜ロケ地を探すなら、岩村城下町、岐阜県庁、長良川国際会議場、セラミックパークMINOの4か所が中心です。撮影場所と劇中設定、常設の建築と撮影用セットを分けて確認すると、場面との関係がすっきり分かります。

現地を訪れる際は、公開範囲や展示、交通の最新情報を確認し、好きな場面から行き先を選んでみてください。画面の中で気になった道や入口を知ることが、次に『VIVANT』を見返す楽しさにつながります。

よくある質問

VIVANT続編の岐阜ロケ地は、まだ候補の段階ですか?

すべてが候補の段階というわけではありません。岩村城下町は観光協会が撮影場所を案内し、岐阜県も県庁が撮影地になったことを発表しています。

長良川国際会議場とセラミックパークMINOについては、今回の参考記事が具体的な登場場面とともに紹介しています。個別の場面については、情報源と確認された範囲を分けて見ることが大切です。

岩村城下町ではどこを歩けば撮影場所を見られますか?

観光協会が案内する撮影区間は、桝形から木村邸へ続く坂道です。木村邸では正面外観が使用されており、館内での撮影まで確認されているわけではありません。

シンシーの入場ゲートはセラミックパークMINOに残っていますか?

参考の訪問記によると、セキュリティゲートは撮影用セットで、常設されていません。車寄せや通路など、実際の建築と劇中の場面を見比べる楽しみ方ができます。

倉田健一|ドラマコラムニスト

参考

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