ちはやふる ロケ地 滋賀・京都・福井・東京｜撮影場所・学校・近江神宮の聖地巡礼マップ付き

あなたも、あの赤い楼門の下に立ちたくなった一人ですよね？

「千早、太一、新──あの3人に、もう一度会いたい。」
そんな衝動に駆られたこと、ありませんか？
きっかけは映画でも、アニメでも、原作漫画でもいいんです。
一度でも心を揺さぶられたなら、あなたももう、“ちはやふるの世界”の住人です。

画面越しに見た風景を、この足で歩いてみたくなる瞬間が、必ず訪れます。
それが、聖地巡礼という魔法。

◆ 例えば、近江神宮の楼門。

映画『ちはやふる -上の句-』の冒頭、千早が階段を駆け上がり、目の前に広がったのが朱に染まる楼門。
その荘厳な美しさと、“試合前の緊張感”が一瞬でリンクする──あの場面、鮮烈でしたよね。
あの階段、あの角度、あの空の色。
どれひとつ欠けても成立しない“青春のワンシーン”が、そのまま滋賀・大津に存在するんです。

◆ 映画で使われた学校も、宿も、駅も「本当にある」

千早たちが練習に打ち込んだ部室──実は滋賀県立膳所高校の視聴覚室がモデル。
全国大会後の打ち上げで使われたホテルも、実在の「琵琶湖ホテル」。
さらには太一と千早が想いを交わす“おんぶ坂”だって、東京都府中市の住宅地にあるリアルな坂道。

「映画の中の景色じゃなかったんだ」
それを実感したとき、心の奥からジワジワとこみ上げるんです。
“あのときの気持ち”が、ふたたび胸を満たす瞬間。

◆ あなたの旅が、「物語の続きを紡ぐ」

『ちはやふる』の物語には終わりがあります。でも、あなたの旅には続きがある。
この記事では、滋賀・京都・福井・東京に点在する「本当の舞台」を、地図付き・体験付きで完全紹介。
しかも今なら、近江神宮で限定グッズも販売中！撮影秘話や展示情報もたっぷりお届けします。

◆ 聖地は、あなたの記憶の中にだけあるんじゃない。

さあ、あなたも地図を片手に“ちはやふる”の世界へ。
今度は観るだけじゃない、歩く旅が、ここから始まります。

【滋賀編】近江神宮と膳所高校〜ロケ地の核心へ

『ちはやふる』のすべてが始まった場所──それが滋賀県・大津市です。
主人公・千早たちが全国高校かるた選手権に挑むあの舞台、近江神宮は、もはや聖地巡礼の中心地。
ここには、青春の記憶が凝縮された場所が、いくつもあるんです。

◆ 近江神宮｜“かるたの聖地”に、物語は宿る

赤く染まった楼門に足を踏み入れた瞬間、空気が変わる。
広瀬すずさん演じる千早が、階段を駆け上がる冒頭シーン──あの構図は、実際にその場に立つと鳥肌が立つほど再現度が高いんです。

拝殿や控え室、そして大会の開会式が行われた近江勧学館。
そこでは現在も、映画で実際に使用された小道具やパネル展示が続いており、ファンにはたまらない“記憶再生装置”のような空間が広がっています。

◆ 近江神宮グッズで、記憶を持ち帰る

参拝のあとは、ぜひ勧学館内の売店を覗いてみてください。
オリジナルの御朱印帳（ちはやふる仕様）や、かるた型お守り、クリアファイル、抹茶味のかるた煎餅など、ここでしか買えない逸品が揃っています。

すべての商品が“あの世界”とつながっている──だからこそ、手に取るだけで心が躍るんです。

◆ 膳所高校｜“瑞沢高校”のモデル校を訪ねて

『ちはやふる』で千早たちが日々かるたに打ち込んだ“瑞沢高校”──そのモデルが、滋賀県立膳所高校。
部室として使われたのは、校舎内の視聴覚室で、実際に撮影にも使われました。

ただし現在は立ち入り禁止となっているため、外観からの鑑賞に留めてください。
それでも、「この校門から千早が走ってきたかもしれない」と思うだけで、胸が熱くなるんですよね。

◆ 聖地巡礼ルート｜大津で“あの世界”を歩く

【福井編】新の故郷、芦原の桜並木を歩く

『ちはやふる』という物語に欠かせない存在──それが、綿谷新です。
静かな目をした少年の、芯にある熱量。それが初めて千早に“かるた”という世界を教えてくれた。
その原点こそが、福井県あわら市にあるのです。

◆ あの再会の桜並木へ──『下の句』の名シーン

映画『ちはやふる -下の句-』の中でも、とりわけ印象的な再会シーン。
千早と新が、満開の桜の中ですれ違う──あの場所は、あわら市の旧芦原小学校前の桜並木です。

静かで、切なくて、優しい風が吹くこの並木道は、まさに“新の原風景”。
ファンの間では、「あそこに立つだけで心が浄化される」とも言われている、隠れた聖地です。

◆ 芦原温泉で、ちはやふるの“余韻”を宿す

巡礼のあとはぜひ、芦原温泉に一泊してみてください。
新のように、静かに自分と向き合える時間が、ここにはあります。

実は、2024年からスタートした新プランでは、袴の着付け体験や百人一首かるた体験教室が、地元商店街で開催中。
これがもう、控えめに言って「青春にタイムスリップする」体験なんです。

◆ 福井の聖地は「静かな情熱」に満ちている

滋賀が“大会の熱気”だとしたら、福井は“初心の静けさ”。
新が一人でかるたに打ち込んできた年月を想いながら歩けば、この土地の空気に、作品の原点が宿っていると感じられます。

【東京編】府中のおんぶ坂・文化センターなど“日常の中の聖地”

華やかな試合シーンや合宿先のホテルとは違い、日常の中に宿る想いこそ、『ちはやふる』の根底を支えていた。
東京・府中には、太一と千早の心の距離を描いた、“記憶の聖地”がいくつも点在しています。

◆ 清水下小路｜通称「おんぶ坂」は、ふたりの“想い出”の原点

映画『ちはやふる -結び-』で描かれた、太一がおんぶで千早を運ぶあの名シーン。
その舞台となったのが、東京都府中市にある「清水下小路」、通称「おんぶ坂」です。

映画ファンの間では、“一番泣けたロケ地”として知られ、巡礼の定番スポットに。
実際に坂を登ると、映画そのままの構図と傾斜に驚きます。

◆ 府中市片町文化センター｜青春の「音」がこだました場所

かるた練習シーンで登場する、板張りの和室──その撮影場所が、府中市片町文化センター。
近隣住民に親しまれるこの施設が、“瑞沢かるた部”の汗と涙を受け止めた空間となりました。

驚くのはその「普通さ」。だからこそ、“どこにでもある青春”が、観る人の胸に迫るのです。

◆ 都会の中にも“ちはやふる”は生きている

豪華なセットや壮大な神社ではなく、生活のすぐ隣に“物語の続き”がある──。
だから東京編は、誰もが感情移入しやすく、「私の物語」になる聖地なのです。

【京都編】近江八幡〜名もなき風景が作品に命を吹き込む

『ちはやふる』の聖地といえば、滋賀・福井・東京が目立ちます。
けれど──名もなき風景こそ、物語の“余白”を生むということを教えてくれるのが、京都編です。

歴史ある町並みと静かな水辺。その美しさは、描写の背景にそっと命を宿す。
画面越しに何気なく映ったその一瞬に、制作者たちの“空気の演出”が凝縮されているのです。

◆ 八幡堀｜時間が止まるような水辺の横顔

京都・近江八幡市にある八幡堀は、映画ではあまり語られない、けれど重要な背景の一つ。
石畳と水路、漆喰の白壁。
そこに立てば、千早たちが息を整え、空を見上げたかのような気配が漂います。

公式ロケ地として明言はされていないものの、ファン主導の“ロケ候補地説”が根強く語られており、「作品の空気と繋がる場所」として人気が広がっています。

◆ 大津京跡・洛北エリアなど、名もなき背景の魅力

劇中で映る風景の中には、具体的な名称が明かされていないものも多く存在します。
たとえば、遠くに山を背負った静かな街並み。
洛北エリアや大津京跡周辺が、その“空気感”に酷似しているといわれています。

◆ 京都の“背景力”は、物語に「呼吸」を与える

ロケ地でありながら、ロケ地とは言えない──。
それでも、作品がそこに命を借りていることは間違いありません。

京都編では、「ここかもしれない」という予感そのものが聖地巡礼の醍醐味。
地元の商店や観光案内所では、「ちはやふる 巡礼マップ」も無料配布されており、“歩く物語”のガイド”として活用できます。

【地図付き】ちはやふる聖地巡礼マップ2025

「行ってみたい！」が、「行けた！」になるには──具体的なルートが欠かせません。
ここでは、初心者でも迷わず辿れる“ちはやふる聖地巡礼マップ2025”をご紹介します。

◆ 巡礼の旅、4地域一気ルートのおすすめはこれ！

関東・関西からのアクセスを踏まえたモデルルートを設計しました。
特にファンの間では「滋賀→福井→京都→東京」またはその逆が人気です。

◆ Googleマイマップで“聖地すべてを一望”しよう

Googleマップで「ちはやふる 聖地マップ」を検索すれば、有志ファンや自治体が作成した巡礼マップがヒットします。
特に「びわ湖大津観光協会」提供のマップは、駅からの徒歩時間や写真付きの紹介が豊富でおすすめです。

もちろん、自分でマイマップを作成してもOK。聖地巡礼は、“自分の物語を描く旅”でもありますから。

【体験】袴着付け・かるた体験・スタンプラリーも

『ちはやふる』の世界に、もう一歩、深く入ってみたい──
そんなあなたに贈るのが、聖地で実際に“体感”できるアクティビティです。
ただ景色を眺めるだけじゃない、「触れる・着る・競う」ことで、物語が身体の記憶になります。

◆ 芦原温泉｜袴で歩く、あの頃の自分になる

福井・あわら市では、“ちはやふる体験プログラム”として、袴着付け体験が実施中。
千早や新のように和装に身を包み、桜並木やロケ地を巡るひとときは、「物語に入り込む」というより“自分が主役になる”感覚。

予約は公式サイトまたは地元観光協会を通じて可能。
プロのスタッフが着付け＆写真撮影サポートも行ってくれるため、初心者でも安心です。

◆ 百人一首かるた体験教室｜「競技」としてのかるたに触れる

あわら市では定期的に、地元のかるた会による初心者向け体験会も開催。
あの畳の上で、札が舞う音──「パンッ！」という小気味いい衝撃を、あなたの手で鳴らす瞬間がやってきます。

◆ 2024年開催：聖地巡礼デジタルスタンプラリー

2024年秋、JR西日本×びわこビジターズビューロー主催で実施されたのが、デジタルスタンプラリー企画。
対象駅・対象聖地にチェックインしていくと、抽選で「オリジナル札」「百人一首グッズ」などが当たる仕組みでした。

今後の開催情報は公式SNSや観光協会HPに随時掲載される予定。
旅の記録が“参加型イベント”になる、新しい巡礼の形です。

【まとめ】あなたの「好き」が、旅になる

『ちはやふる』という物語は、かるたという文化を通して、人の心の奥深くに触れてきました。
その舞台となった地を歩くことは、ただの聖地巡礼ではありません。
それは──あなたの「好き」を、人生に刻む旅です。

朱塗りの楼門を仰ぎ見たあの瞬間。
再会の桜並木に立ち止まった時の静けさ。
坂道を歩きながら胸の奥が熱くなった感覚。
──どれも、あなたの記憶に確かに残る感情です。

「旅に出たい」と思った瞬間から、その物語は、あなたのものになります。
『ちはやふる』を好きになったあの日のあなたへ。
いま、“続きを歩きに行きませんか？”

◆ 聖地巡礼の旅をもっと広げよう

この旅路の感動を、誰かと分かち合いたくなったら──
ぜひSNSで発信してみてください。あなたの投稿が、次の誰かの“きっかけ”になります。

最後まで読んでくださったあなたに、心からありがとうを。
そして──旅立つその日まで、良い一日を。