ドラマ『タイムトラベルダディ』に原作漫画や小説はある?結末のネタバレと脚本家情報

タイムマシンの前で未来の自分と向き合うシングルファーザー 国内ドラマ
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『タイムトラベルダディ』に原作漫画・小説はなく、上田誠が脚本を手がけた完全オリジナルドラマです。

津田篤宏を主演に想定した“当て書き”で、仕事と子育てに追われる父親がタイムマシンで自分を増やし、家族の危機に立ち向かいます。この記事では、原作情報、制作の経緯、第1話のあらすじ、今後の注目点を整理します。

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『タイムトラベルダディ』に原作漫画や小説はある?

結論からいうと、『タイムトラベルダディ』に原作漫画や原作小説はありません。

テレビ朝日の「テレ朝POST」が2026年7月15日に掲載した作品発表では、脚本家・上田誠が手がける「完全オリジナルドラマ」と明記されています。少なくとも、公式に発表されたスタッフ情報には原作や原案としてクレジットされた既存作品はありません。

検索する人が最初に知りたいポイントを整理すると、次の通りです。

  • 原作漫画:なし
  • 原作小説:なし
  • 原案:公式発表で原案クレジットは確認できない
  • 脚本:上田誠
  • 企画・監督:北野貴章
  • 主演:津田篤宏(ダイアン)
  • 主人公:猪狩喜介
  • 作品形態:完全オリジナルドラマ
  • 第1話:テレビ朝日番組表では2026年8月2日午前0時30分放送

放送告知では「8月1日土曜深夜0時30分」と案内されていますが、暦日で表すと8月2日日曜日の午前0時30分です。テレビ朝日の番組表も「2026年8月2日(日)0時30分~1時」と記載しています。

つまり、書店や電子書籍サービスで原作を読んでも、ドラマの続きや最終回の結末を先に知ることはできません。

視聴者全員が同じスタート地点に立ち、タイムマシンの正体や時間移動のルール、家族に隠された過去を考えていく作品です。

原作なしだから伏線の答えも未判明

原作付きドラマの場合、原作読者の間では結末や重要人物の正体が知られていることがあります。

しかし、『タイムトラベルダディ』は完全オリジナル作品です。2026年8月6日時点で放送済みなのは第1話までで、最終回の答えを知っているのは制作関係者に限られます。

主演の津田篤宏も、テレビ朝日が2026年7月22日に掲載したコメントで、第1話から多くの伏線と重要なヒントが仕込まれていると説明しています。

僕が原作なしという事実に魅力を感じるのは、視聴者が喜介と同じように「先を知らない時間」を進めるからです。

未来から来た喜介は答えの一部を知っている。しかし、現在を生きる喜介と僕たちは何も知らない。この情報差が、笑いだけでなく不安と考察の余地を生んでいます。

※画像はAIによるイメージ

なぜ津田篤宏への当て書きで作られた?

『タイムトラベルダディ』は、完成済みの脚本に津田篤宏を配役したドラマではありません。

津田篤宏が演じることを前提に、主人公・猪狩喜介の性格や物語そのものが組み立てられた当て書き作品です。

企画のきっかけについて、企画・監督の北野貴章は、2026年7月15日公開のテレ朝POSTで説明しています。

北野が演出に関わる『くりぃむナンタラ』の収録中、津田がドラマ主演への強い意欲を口にしていたことが心に残り、実際に企画書を作って出演を依頼したという経緯です。

北野と上田誠が企画を話し合う中で生まれたのが、忙しすぎるシングルファーザーが、タイムマシンで自分を増やして家族を救うという設定でした。

上田はテレビ朝日の2026年7月22日付公式ニュースで、喜介を演じられるのは津田以外に考えられず、津田を目がけて物語を考えたと明かしています。

主人公・猪狩喜介はどんな父親?

猪狩喜介は、妻・華代を病気で亡くし、高校生の娘・花梨と小学生の息子・幹太を男手一つで育てるシングルファーザーです。

華代が亡くなってから2年。喜介は仕事、家事、育児を一人で抱え、常に時間とタスクに追われています。

娘の花梨を演じるのは横溝菜帆、息子の幹太を演じるのは前山こうが、亡き妻・華代を演じるのは橋本マナミです。

喜介は家族を大切にしていないわけではありません。

むしろ、自分がすべてを守らなければならないという責任感が強すぎるため、子どもの言葉をゆっくり聞く余裕も、周囲へ助けを求める余裕も失っています。

北野は喜介について、怒っているのに面白く、情けなく見えるのに愛おしい人物として、津田の魅力が凝縮されていると説明しました。

喜介の怒りや焦りは、単なる芸人らしいリアクションとして配置されているのではありません。

処理しきれない量の責任を抱えながら、それでも父親として立ち続けようとする人間の限界が、津田の表情や声に重ねられています。

なぜ「自分を増やす」物語なのか

忙しい父親を救うのであれば、親族、同僚、家事代行など、別の協力者を登場させる方法もあります。

ところが本作で喜介を助けるのは、未来から来た喜介自身です。

これはSFコメディーとして面白いだけでなく、喜介の弱点を的確に表した設定だと僕は考えます。

誰かに頼ることができない喜介は、タイムマシンを手にしても他人へ仕事を渡そうとはしません。時間を戻り、自分を増やし、自分だけで全部を処理しようとします。

つまり、タイムマシンは喜介を自由にする道具であると同時に、一人で抱え込む生き方を拡大する装置でもあるのです。

自分が二人になれば、一時的に仕事は片づくかもしれません。

しかし、「自分がやらなければ」という考え方が変わらなければ、喜介が三人、四人と増えても、心の余裕までは増えないでしょう。

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第1話のあらすじと結末は?

第1話では、仕事と育児の問題が同時に起きた喜介の前へ未来の自分が現れ、二人で役割を分担する展開が描かれました。

ここからは、テレビ朝日の番組情報と2026年8月2日公開の公式振り返り記事を基に、第1話の出来事を整理します。

朝から弁当と仕事のトラブルが発生

喜介は朝から、花梨と幹太の支度、自分の出勤準備、家事に追われていました。

慌ただしさのあまり、喜介は反抗期の娘・花梨に、自分の弁当を間違えて持たせてしまいます。

テレビ朝日の公式記事では、この弁当がアニメ『ドラえもん』を意識したキャラクター弁当だったことも紹介されています。自宅近くの空き地やタイムマシンの造形にも、同作品へのオマージュが盛り込まれていました。

さらに職場では大きなミスが発覚し、喜介は取引先への対応を迫られます。

家庭の問題を一つ解決する前に、仕事の問題が重なってくる。第1話の序盤は、喜介が何を優先しても別の責任を取りこぼしてしまう状況を積み重ねていました。

花梨から闇バイトに関する連絡が届く

喜介が取引先へ謝罪している最中、花梨から危険を知らせるメッセージが届きます。

テレビ朝日の番組情報では、花梨から「闇バイトさせられる」と助けを求める連絡が入ったと説明されています。

2026年8月3日公開のテレ朝POSTでは、花梨を脅す半グレ役として、フルーツポンチの村上健志、亘健太郎、櫻田佑が出演したことも明らかにされています。

娘のもとへ行けば、取引先への謝罪を途中で放棄することになる。

仕事を優先すれば、花梨を危険な場所に残してしまう。

喜介は、どちらも後回しにできない二つの責任を、同時に突きつけられます。

未来の喜介が謝罪を引き受ける

進退窮まった喜介の前に現れたのが、同じ顔をしたもう一人の喜介でした。

現在の喜介が驚く一方、もう一人の喜介は自分が未来から来た存在だと説明します。

未来の喜介は、取引先への対応を自分に任せ、現在の喜介には花梨のもとへ向かうよう指示しました。

この場面について、テレビ朝日の公式振り返り記事は、未来の喜介が比較的冷静である一方、現在の喜介は混乱しており、同じ人物でありながら対照的に描かれていたと伝えています。

現在の喜介は花梨のもとへ向かい、闇バイトに巻き込まれそうになっていた娘のトラブルを解決します。未来の喜介が仕事を引き受けたことで、一人では同時に果たせなかった二つの役割を分担できたのです。

※画像はAIによるイメージ

第1話の結末で喜介は過去へ戻る

花梨の問題を解決した後、現在の喜介は未来の自分から新たな依頼を受けます。

未来の喜介がその日のトラブルを解決できたのは、さらに過去へ戻って行動した喜介たちがいたからです。

今度は現在の喜介がタイムマシンを使い、同じ日の朝へ戻って過去の自分を助ける必要があります。

第1話は、未来の喜介に助けられた主人公が、その助けを成立させる側へ回るところで次の物語へつながりました。

ここで重要なのは、過去を自由に書き換える物語ではなく、すでに目撃した出来事の原因を、後から喜介自身が作っていく物語として始まっている点です。

第1話で何気なく起きた出来事の中には、未来から戻った喜介の行動がすでに含まれていた可能性があります。

物語は時間の順番通りに進んでいても、原因と結果は順番通りに提示されません。

先に結果を見せ、第2話以降で原因を回収する。この構造こそ、『タイムトラベルダディ』を繰り返し見たくなる大きな理由です。

脚本家・上田誠の時間SFは何が面白い?

上田誠は劇団「ヨーロッパ企画」の代表を務める劇作家、脚本家、演出家です。

ヨーロッパ企画の公式プロフィールには、『サマータイムマシン・ブルース』『ドロステのはてで僕ら』『四畳半タイムマシンブルース』『リバー、流れないでよ』など、時間を題材にした代表作が掲載されています。

映画『リバー、流れないでよ』では、第33回日本映画批評家大賞の脚本賞を受賞しました。

『タイムトラベルダディ』にも、上田作品で繰り返し使われてきた時間SFの技法が見え始めています。

因果関係を後から成立させる

一つ目は、物語の序盤で見た不思議な出来事の原因を、後から登場人物自身が作る構造です。

第1話では未来の喜介が現在の喜介を助けました。

しかし、その未来の喜介が存在するためには、現在の喜介が時間移動を経験し、未来の自分になる必要があります。

助けられた結果が、助ける原因を生み出す。

時間移動によって過去を大きく変更するというより、すでに起きていた出来事の空白を埋めていく設計です。

このタイプの面白さは、「未来が変わるのか」だけではありません。

登場人物が、すでに起きた出来事を矛盾なく成立させられるのかという、時間内のパズルにもあります。

同じ時間を別の視点から描く

二つ目は、同じ時間帯を複数の人物視点で反復する方法です。

第1話では、朝の喜介から見た一日が描かれました。

第2話の公式あらすじでは、同じ日の朝へ戻った喜介が、過去の自分に見つからないよう隠れながら、幹太の雑巾や体操服を用意し、花梨の弁当を作り直し、仕事を補うことが予告されています。

第1話で見えていた日常の裏側を、第2話では未来から来た喜介の側から見直すことになります。

出来事そのものは同じでも、誰の視点に立つかで意味が変わる。

僕は、この仕掛けが家族ドラマにも有効だと感じます。

父親には父親の一日があり、娘には娘の一日があり、息子には息子の一日があります。

同じ家に住んでいても、家族全員が同じ物語を見ているとは限りません。

時間を反復する仕掛けは、喜介が自分以外の家族の時間を知るための入口になる可能性があります。

情報量の違いが笑いと緊張を生む

三つ目は、同じ喜介でも、経験した出来事によって持っている情報が異なることです。

第1話の現在の喜介は、目の前の人物が未来の自分だとは知りません。一方、未来の喜介は、その場で何が起きるかをすでに知っています。

同じ顔、同じ性格、同じ記憶を持ちながら、数時間分の情報差がある。

この差によって、片方は慌て、片方は冷静に指示を出すという笑いが生まれました。

今後、喜介が三人以上に増えれば、「どの喜介が何を知っているのか」がさらに重要になります。

服装、持ち物、疲れ方、家族への反応を見比べることで、それぞれがどの時点から来た喜介なのかを推測できるでしょう。

※画像はAIによるイメージ

第2話と最終回はどうなる?

2026年8月6日時点で、第2話はまだ放送されていません。

テレビ朝日の番組表では、第2話は2026年8月9日(日)午前1時から1時30分まで放送予定です。番組告知上は、8月8日土曜日の深夜1時と表現されます。

第2話で公式に分かっていること

第2話について公式に発表されているのは、次の内容です。

  • 喜介がタイムマシンで同じ日の朝へ戻る
  • 過去の自分に見つからないよう行動する
  • 幹太の雑巾と体操服を用意する
  • 花梨の弁当を作り直す
  • 過去の自分の仕事を補う
  • 幹太が工事現場へ無断で入ったという連絡が来る
  • 喜介の前に謎の男が現れる

いずれもテレビ朝日の第2話番組情報に記載されている範囲であり、幹太が工事現場へ入る理由や、そこで起きる出来事の結末はまだ発表されていません。

また、テレビ朝日の2026年8月3日付記事では、予告に登場した謎の「時空男」を竹中直人が演じると発表されています。

ただし、時空男の名前、目的、喜介の家に現れたタイムマシンとの関係は、第2話放送前の時点では明らかにされていません。

最終回の結末は原作から予想できない

原作漫画や原作小説がないため、最終回の結末を既存作品から確認することはできません。

公式紹介では、タイムトラベルによる騒動の中から、家族の失われた時間や言えなかった気持ちが見えてくる物語だと説明されています。

ここから先は、放送済みの第1話と公式紹介を根拠にした僕の考察です。

僕は、最終的な目的が「失敗のない完璧な一日を作ること」ではないと考えています。

喜介は時間を戻り、弁当や学校の持ち物、仕事の問題を一つずつ修正していきます。しかし、第2話では新たに幹太の工事現場侵入が発生します。

問題を一つ消しても、別の問題が現れる。

それは時間移動の副作用であると同時に、育児や仕事の現実でもあります。すべての予定を完璧に管理しても、予想外の出来事までなくすことはできません。

重要なのは、問題をゼロにすることではなく、問題が起きたときに家族とどう向き合うかなのでしょう。

喜介は「助けを求めること」を覚えるのではないか

第1話で喜介を助けたのは未来の喜介でした。

表面上は自分同士の協力ですが、喜介にとっては、自分以外の誰かへ役割を渡す最初の経験にも見えます。

妻を亡くしてからの2年間、喜介は父親として家庭を守ろうとし、一人で多くの責任を抱えてきました。

タイムマシンは、そんな喜介に「もう一人の自分」を与えました。

しかし、喜介が本当に変わるために必要なのは、自分を何人も増やすことではなく、花梨、幹太、同僚へ事情を話し、一人ではできないことを認めることではないでしょうか。

最終回で喜介がタイムマシンを使わず、やり直せない現在を家族と生きる選択をする可能性もあります。

失敗を消すのではなく、失敗した相手に謝る。

時間を増やすのではなく、持っている時間を誰かと分ける。

僕には、この物語がタイムマシンの謎を解く物語である以上に、止まっていた家族の会話をもう一度動かす物語になるように思えます。

※画像はAIによるイメージ

まとめ|原作なしの完全オリジナルドラマ

『タイムトラベルダディ』に原作漫画や原作小説はありません。

テレビ朝日は、上田誠が脚本を担当する完全オリジナルドラマとして発表しています。企画・監督は北野貴章、主演はダイアンの津田篤宏です。

物語は、妻・華代を亡くしたシングルファーザー・猪狩喜介が、娘・花梨と息子・幹太、職場の仲間を守るため、タイムマシンで同じ一日を駆け回る内容です。

第1話では、仕事の謝罪と花梨の危機が重なった喜介の前へ未来の自分が現れ、二人で役割を分担しました。

第2話では、現在の喜介が同じ日の朝へ戻り、雑巾、体操服、弁当、仕事を陰から補うと予告されています。

原作がないため、時空男の正体やタイムマシンが庭に現れた理由、最終回の結末は分かっていません。

だからこそ、視聴者は喜介と同じ速度で真相へ近づけます。

「自分がもう一人いれば」と願った父親が、最後に必要としていたのは本当にもう一人の自分なのか。それとも、目の前にいる家族と話す時間なのか。

ドラマが描く答えを、僕も一話ずつ見届けたいと思います。

よくある質問

『タイムトラベルダディ』は漫画が原作ですか?

いいえ。テレビ朝日は、上田誠が脚本を手がける完全オリジナルドラマとして発表しています。

公式のスタッフ情報に原作漫画や原作小説のクレジットはありません。

原作小説を読めば最終回の結末が分かりますか?

原作小説はないため、書籍で最終回の結末を先に確認することはできません。

2026年8月6日時点では第1話まで放送されており、最終回の内容は未発表です。

第2話はいつ放送されますか?

テレビ朝日の番組表では、2026年8月9日日曜日の午前1時から放送予定です。

土曜日の深夜番組としては「8月8日土曜深夜1時」と案内されます。放送時間が変更される場合もあるため、視聴前には最新の番組表を確認してください。

執筆:岸本 湊人(ドラマ見届け人・湊の部屋)

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