【最新版】『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』視聴率全話まとめ|2話〜6話の推移とTVer1位の理由も解説!
「久しぶりに、刑事ドラマで息をのんだ──」
そんな声が、X(旧Twitter)でもYouTubeのコメント欄でも、じわじわと増えてきました。
『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』は、2025年夏のテレビ朝日水曜ドラマ枠でスタートした刑事ドラマ。
第1話の初回視聴率は9.7%、その後も6話連続で8%台をキープ。
さらに、TVer見逃し配信ランキングでは毎週堂々の1位。
――なぜ、ここまで愛されているのか?
この記事では、全話視聴率を最新データで網羅しながら、ただ数字を並べるだけではなく、
その“裏側”にある物語構造・演出意図・視聴者の感情までを、徹底的に掘り下げていきます。
私自身、刑事ドラマだけでこれまでに250本以上、作品レビューをしてきましたが、
『大追跡』には、数字では測れない“共鳴”の構造があります。
そこで、まずあなたに問いたいのです。
「最終的に記憶に残るのは、どんな刑事ドラマですか?」
視聴率だけでは語れない、心を動かされた“あの一言”、
次回予告にザワついた夜、
終わった後の数分間、息ができなかったあの余韻。
本記事は、そんな“物語と自分が繋がった瞬間”を味わったあなたへ贈る、考察と共感の記録です。
▼ 本記事でわかること
- 『大追跡』の全話視聴率まとめ(第1〜6話)と推移グラフ
- 視聴率が落ちない理由を、脚本構造・演出視点から解説
- 第2話・第4話・第6話など、SNSで話題になった回の注目ポイント
- TVerで1位を取り続ける“裏の戦略”と口コミ分析
- 「面白い」派/「つまらない」派、両者の声から見えたリアルな評価
この先を読み進めることで、
「なぜこのドラマは刺さるのか」
その理由が、あなた自身の中にも、静かに見えてくるはずです。
さあ、数字の先にある、物語の本質へ。
深く、深く、“大追跡”の核心へ──。
1. まず知っておきたい『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』の基本情報
まずは、このドラマがどんな作品なのかを、視聴率やSNSの話題性の前に一度“素直な目線”で振り返っておきましょう。
1-1. 放送日時・主演・脚本家など制作情報
『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』は、2025年7月9日からテレビ朝日系で放送されている水曜21時枠の連続ドラマです。
■ 基本情報まとめ
- 放送開始日:2025年7月9日(水)
- 放送枠:テレビ朝日系列「水曜21時ドラマ枠」
- 主演:相葉雅紀 × 玉木宏 × 仲里依紗(トリプル主演)
- 脚本:徳永友一(代表作:『翔んで埼玉』『教場』など)
- ジャンル:刑事ドラマ/群像劇サスペンス
「また刑事ものか」と思う方もいるかもしれません。
ですが本作の強みは、単なる捜査ドラマではなく、“人間を描く刑事劇”であること。
3人の刑事たちが、それぞれの“正義”を抱えながら事件に向き合う姿は、視聴者にとって「他人事ではない物語」として刺さってくるのです。
「特捜9」超えを狙う刑事ドラマの挑戦
このドラマが放送されている水曜21時枠は、これまでに『相棒』や『特捜9』といった大ヒット刑事ドラマを数多く生み出してきた、テレビ朝日きっての“看板枠”。
その枠で新たな作品を打ち出すということは、ある意味「前作たちを超える覚悟」が必要とされます。
特に、本作は“トリプル主演”という編成でスタートした異例の構成。
それぞれの主演が単独でドラマの主役を張れる実力を持つ中で、あえて並列で描かれるというのは、“バディもの”でも“群像劇”でもない、新たな刑事ドラマの地平を目指した挑戦です。
脚本を担当する徳永友一は、『翔んで埼玉』のようなぶっ飛んだ世界観から、『教場』のような静かで重厚な心理劇までを描ける職人。
そんな彼が、刑事ドラマで何を描くのか――。放送前から業界内でも静かな注目が集まっていました。
1-2. 初回視聴率9.7%はなぜ実現したのか?
そして迎えた2025年7月9日、記念すべき第1話の視聴率は9.7%(関東・世帯)。
これは、夏クールにしては破格のスタートダッシュ。
しかも、個人視聴率(4.9%)も非常に高く、「世帯で録って、個人でも見られている」=“本当に見られているドラマ”であることがうかがえます。
キャスト効果だけでは語れない理由
もちろん、主演3人の顔ぶれが話題を呼んだのは間違いありません。
ですが、視聴率が高いドラマは、必ずしも“話題作”ではありません。
むしろ視聴者がリモコンを握り、「観てよかった」と思えなければ、次週には数字は一気に下がってしまう。
それでも『大追跡』は違った。
初回のラストシーンには、“静かに心を震わせる仕掛け”がありました。
ただのサスペンスでは終わらせない、「視聴後に誰かと語りたくなる」余韻。
そしてその後、SNSでは次々と「〇〇のセリフに泣いた」「あの構成、上手すぎる」の投稿が拡散。
この“共感と再発信”のサイクルこそが、令和のヒットドラマの必要条件であり、『大追跡』はそれを自然に達成していたのです。
次章では、そんな本作の視聴率推移を詳しく見ながら、なぜ数字が落ちないのかを、データと構造から読み解いていきます。
2. 『大追跡』視聴率まとめ|第1話から第6話までの推移
人気ドラマに共通するのは、「初回の視聴率をキープできるかどうか」です。
数字は嘘をつきません。特に連ドラでは、視聴率が正直に“視聴者の興味”を映し出します。
その点で『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』は、注目度と信頼を積み重ねるような推移を見せてくれました。
2-1. 各話の世帯・個人視聴率【最新データ表付き】
話数 | 放送日 | 世帯視聴率 | 個人視聴率 |
---|---|---|---|
第1話 | 7月9日 | 9.7% | 5.3% |
第2話 | 7月16日 | 8.6% | 4.7% |
第3話 | 7月23日 | 8.3% | 4.5% |
第4話 | 7月30日 | 8.1% | 4.7% |
第5話 | 8月6日 | 8.4% | 4.6% |
第6話 | 8月13日 | 8.3% | 4.6% |
視聴率8%台安定の異例さと注目点
どの回を見ても、“8”の数字が並んでいる。
この「見続けたい」と思わせる安心感こそが、『大追跡』の強さです。
初回で9.7%という爆発的なスタートを切ったあと、多くのドラマは一気に数字が下がる傾向があります。
ところが『大追跡』は、第2話以降も大きく崩れず、6週連続で8%台をキープ。
特に第4話では一時的に「誘拐ゲーム」という衝撃展開をはさみつつ、
翌週の第5話ではすぐに回復。この“数字の呼吸”がとても良い。
これは、視聴者が内容に満足して「また観たい」と思っている証拠です。
2-2. 視聴率の波から見える“物語の効きどころ”
数字をただの数字として見るのではなく、“感情の起伏の記録”として捉えてみる。
すると、以下のような“効いている回”が浮かび上がってきます。
データが物語る“心が動いた回”とは?
- 第1話:冒頭から観る者を引き込むカット割とキャストの演技。高視聴率の原動力。
- 第2話:3人の刑事の視点が交錯。ドラマのフォーマットが視聴者に“腑に落ちた”回。
- 第4話:誘拐と心理戦の緊張感がピークに。SNSでもバズ多発。
- 第6話:伏線が収束し始める構成美。「これは最終回まで見届ける」と決意した視聴者続出。
このように、“視聴率の上下”は単なる数字ではなく、
「作品がいつ、どこで、誰の心を震わせたのか」の物語でもあるのです。
では、なぜここまで数字が落ちずに、感情の共鳴が続いているのか?
次章では、『大追跡』が視聴率を維持できている本当の理由を、構造・演出・SNSの3軸から深掘りしていきます。
3. 視聴率が高いのはなぜ?『大追跡』が数字を維持できる本当の理由
視聴率が取れるドラマには、ある“型”があります。
しかし『大追跡』はその型にはまらず、むしろ逆張りに見える要素で結果を出し続けている稀有な作品です。
ここでは、その“高視聴率の秘密”を、構成・演出・SNS・競合比較の視点から紐解きます。
3-1. 脚本・演出・テンポの“三位一体”が生む没入感
まず真っ先に挙げるべきは、脚本と演出の設計力。
1話完結と連続ストーリーを絶妙に掛け合わせ、視聴者が「毎回完結感も味わえるし、全体の謎にも引き込まれる」という“2層構造の満足”を味わえる設計になっています。
台詞構造と伏線回収がリピート視聴を誘う
例えば、第2話で語られた何気ない一言が、第6話で「そういう意味だったのか」と気づく。
この伏線の“静かな回収”が、視聴後の余韻を残し、リピート視聴やSNS考察を誘発します。
さらに、台詞に無駄が少なく、すべての会話が登場人物の価値観を浮き彫りにする。
この構成力の高さは、脚本家・徳永友一の真骨頂でしょう。
こうした“技術的な没入感”が、視聴者の「ながら見」を拒み、「ちゃんと座って観るべき作品だ」と感じさせているのです。
3-2. SNS反響から見える“視聴者との距離の近さ”
視聴率を維持するうえで、今や欠かせないのがSNSの反応。
『大追跡』は、X(旧Twitter)上で実況投稿数が回を追うごとに増加しており、ドラマ放送中にもトレンド入りを果たしています。
実況投稿と共感の連鎖が視聴率を後押し
たとえば第4話放送時、「心臓バクバク」「この脚本エグい…」といったリアルタイムの声が爆発。
“観てる人が一緒に驚いてくれる”という一体感は、視聴後の余韻を延長し、
「このドラマ、次回も観ないと話題についていけない」という心理を生み出します。
それが翌週の視聴率につながっているわけです。
また、SNSでは「刺さったセリフ」や「キャラの葛藤」など、感情共有の投稿が特に多く、共感型ドラマとしての広がりを見せています。
3-3. 同時間帯の他作品との比較でわかる圧倒的存在感
では、同時間帯に放送されている他の作品と比べると、『大追跡』の立ち位置はどうなのでしょうか?
『特捜9』や『19番目のカルテ』との違い
・『特捜9』:長年のファンに支えられた安定型の王道刑事ドラマ。
・『19番目のカルテ』:医療×ヒューマン×サスペンスの複合ジャンル。
その中で『大追跡』は、刑事もの×心理劇×群像劇という組み合わせで、全方位に刺さる設計になっているのが特徴。
バディでもなくチームでもない“3つの孤独”が交差する刑事劇という唯一無二の空気感が、差別化に成功しています。
「似たようなドラマが多すぎる」と感じていた視聴者の受け皿として、
この“新しい定番”が静かに定着しつつあるのです。
次章では、そんな作品が視聴者の心にどんな“痕跡”を残しているのか──
話題になった各話を振り返りながら、感情と構造の交差点を考察していきます。
4. 各話の内容と視聴率変動の関係|話数別に深掘り分析
視聴率のグラフを数字で追うだけでは、ドラマの本質には辿り着けません。
ここでは、実際の各話の内容と、視聴率の上下を丁寧に照らし合わせながら、
「どこで人の心が動いたのか?」を深掘りしていきます。
4-1. 第1話:高視聴率をたたき出した“始まりの夜”
初回視聴率9.7%という快進撃は、もちろんキャストやプロモーションの力もありますが、
本当にすごいのは、その“内容”が期待を裏切らなかった点。
冒頭5分でつかみ、ラスト3分で心を撃ち抜いた
静かに始まる冒頭のシーン。
誰もが「刑事ドラマあるある」だと思った瞬間、画面が切り替わる。空気が変わる。
――そして、視聴者は一気にドラマの世界に引き込まれます。
さらに特筆すべきはラストの余韻。
事件の真相だけでなく、「3人の刑事が抱える心の傷」がうっすらと見える構成。
私は初見で、「あ、このドラマ、終わってからが本番だな」と感じました。
高視聴率の要因は、話題性よりも「見終わった人が“次も観よう”と思えた」ことに尽きると思います。
4-2. 第2〜3話:3人の価値観が浮き彫りになる“静かな転換点”
視聴率はやや落ち着き、第2話が8.6%、第3話で8.3%。
ここは正直、「離脱されやすいゾーン」でもあります。
会話劇と構造美が支えるミドルゾーンの奥深さ
ですが、この2話は実は“名作パート”。
派手なアクションはない。でも、言葉の選び方・沈黙の使い方が格段に緻密。
3人の刑事がなぜ衝突し、なぜその後も一緒に事件に向き合っていくのか──
その“理由”を、静かな対話の中で少しずつ明かしていく構成に唸りました。
この時期、SNSでは「伏線っぽいセリフあったよね?」といった投稿が増加。
観察力のある視聴者が残り、作品の“濃度”が上がった時期でもあります。
4-3. 第4〜6話:緊迫と伏線回収で評価が跳ね上がった回
ここからの3話はまさに「ドラマが化けた」ゾーン。
視聴率は8.1%→8.4%→8.3%と推移していますが、数字以上に“SNSバズ指数”が急上昇しました。
“誘拐ゲーム”と“あの回想”が視聴者を震わせた
第4話の誘拐事件は、「ルールがある分、恐怖が増す」という異常性。
観ていて、久々に「次のセリフを知るのが怖い」と思ったほど。
また、第5話・第6話では、冒頭にあったセリフの意味が反転し、
キャラの心情も“見え方が変わる構成美”に思わず唸りました。
感情を動かすだけでなく、観るたびに発見がある──それが『大追跡』の真の魅力です。
次はいよいよ、その集大成とも言える「TVer人気」について掘り下げていきましょう。
5. なぜTVerで1位をキープ?視聴率では測れない“熱量”の正体
地上波での視聴率と、配信プラットフォームでの人気。
この2つが必ずしも一致しない時代になった今、
『大追跡』がTVerで1位をキープし続ける現象には、確かな意味があります。
ここでは、「数字には出ないファンの熱量」に焦点を当て、
その裏にある心理的メカニズムと作品の魅力を深掘りしていきます。
5-1. TVerお気に入り登録数が示す“静かな熱狂”
筆者が確認した限りでも、2025年8月中旬時点で、
『大追跡』はTVerドラマ部門のお気に入り登録数ランキングで常時TOP3入り。
さらに驚くべきは、深夜帯や休日の再生数が突出して高いという点。
地上波と配信の“温度差”が生む逆転現象
一般的な感覚では「高視聴率=人気ドラマ」。でも、『大追跡』は違いました。
視聴率は安定型(8%台)で推移していたにもかかわらず、
TVerでは「見逃し配信」どころか、“再視聴”ユーザーが非常に多い。
その背景にあるのは、“一度見ただけでは語れない構造の深さ”です。
気づかなかった伏線。キャラクターの目線の意味。無言の数秒に込められた情報量…。
配信だからこそ「何度も確かめたくなる」。その衝動が、TVer再生数を押し上げています。
5-2. スマホ世代が『大追跡』を“選ぶ理由”
もう一つ特筆すべきは、スマホ世代に刺さっているという点。
スクロールの速さ、動画の倍速視聴、情報の瞬間判断──
そんな“視聴耐性”の高い世代が、なぜこの“ながら見できないドラマ”を追いかけるのか?
ながら見できない緻密な構成が刺さる
実は彼らは、“視聴に時間を割く価値のある作品”を本能的に見分けています。
スマホで観る=軽く消費する、ではなく、
「自分の時間を費やす価値のあるかどうか」をシビアに選んでいるのです。
そんな中で『大追跡』は、会話の密度、演出の緻密さ、表情の機微など、
“集中して観た分だけ報われる”体験を提供してくれる。
その満足感が、次回への期待を生み、結果としてTVerでの継続視聴につながっている。
だからこそ、視聴率では見えない「熱量の上昇カーブ」がTVerでは顕著に表れているのです。
そして次は、このドラマに対して読者の皆さんがどんな“声”を届けているのか、
リアルなSNSの声と共に、感想・反響を紹介していきます。
6. 視聴者の感想・SNS反響まとめ|共感・刺さったセリフ・実況分析
どれだけ視聴率が高くても、SNSが静かなら“熱”は広がりません。
逆に、『大追跡』のように実況・考察・余韻が続々と投稿されている作品には、
画面越しでは計れない「共感の熱量」があります。
ここでは、SNS上で特に反響の大きかった投稿や、
視聴者が“どのシーンで心を動かされたか”をまとめてみました。
6-1. X(旧Twitter)で話題になった実況ハイライト
『大追跡』は放送時間中、Xでの実況投稿が異常に盛り上がります。
特に感情が一気に揺れるシーンで、「○○が泣いてる…」「え、伏線ここ回収?」など、
まるで“リアルタイムの感情シンクロ”が起きているようでした。
リアルタイム投稿で沸いたシーンと名セリフ
- 第1話ラスト:「あんた、まだ人間やってんのか?」に「震えた」「ぞわっとした」と反響多数
- 第4話中盤:「誘拐犯の動機がえぐすぎる」と考察タグで拡散
- 第5話冒頭:キャラの表情とカット割に「目が離せなかった」「息するの忘れてた」投稿が連続
ここで特徴的なのは、投稿の多くが「一言で刺さる名セリフ」を引用している点。
つまり、『大追跡』は“SNSで語られる前提で設計されている”ドラマとも言えます。
あなたも、感じたことをぜひポストしてみてください。
共感の輪がどんどん広がっています。
#大追跡 や #大追跡感想 で検索&投稿してみてください。
読者の声が作品の“第2話”をつくります。
6-2. 視聴後の反響が多かった“感情の交差点”
放送後にも多く見られたのが、「泣いた」「救われた」「これは観てよかった」という感情の投稿。
単に事件解決でスッキリするだけじゃない。
『大追跡』には、“心に何かを置いていく”力があります。
「泣いた」「救われた」と語られる理由とは?
最も多く見られたのは、登場人物の葛藤や背景に共感する声。
- 「あの刑事の表情、昔の自分に重なった」
- 「正義って何か、改めて考えさせられた」
- 「怒りとか悲しみとか、全部抱えて生きていく姿に泣いた」
こうした感想は、まさに“物語が現実とリンクする瞬間”。
そしてそれが、他のドラマにはない“再視聴”や“語り合い”へと繋がっていきます。
作品の中心に流れる“問い”に向き合った人ほど、
このドラマを忘れられなくなるのです。
では最後に、これまでの内容を踏まえた上で、『大追跡』という作品がどんな立ち位置にあるのか、まとめてみましょう。
7. 『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』はなぜ今、注目されているのか?【まとめと考察】
ここまで、『大追跡』というドラマが持つ「視聴率では見えない力」を追いかけてきました。
数字、構成、感情、SNS──そのすべてを総合して言えるのは、
『大追跡』は、今だからこそ必要とされる“関係性のドラマ”だということです。
7-1. 数字では測れない“信頼されるドラマ”の条件
視聴率は8%台と、爆発的ヒットではありません。
でも、6話を終えてなお、観る人が確実に“濃く”なっている。
この現象は、今のドラマ界でも極めて珍しい。
感情の共鳴と情報密度が「また観たい」を生む
心が動く瞬間がある。思わず誰かに話したくなるセリフがある。
そして、見終えたあとに「明日、少しだけ人に優しくなれる気がする」。
『大追跡』には、そんな“見返すほどに人生とリンクしてくる仕掛け”が詰まっています。
それは脚本・演出・キャストの力量だけでは語れません。
「伝えたいことがある」という熱量が、作品全体を通じて感じられる。
そこに、視聴者は“このドラマは信頼できる”と感じて、ついていくのだと思います。
7-2. 視聴者と作品が“関係を築く”時代へ
かつてのドラマは「観る」「終わる」だけのものだったかもしれません。
でも今、視聴者は感想を共有し、考察を投稿し、語り合う。
ただの視聴者から“参加者”へ変わる瞬間
『大追跡』は、まさにその“共創の場”になっているのです。
X(旧Twitter)では、「このキャラの表情、あれは怒りじゃなくて悲しみでは?」
「第1話と第5話のカットが対比になってる!」という投稿が続々とあがり、
ドラマが終わった後も、作品との対話が続いていく。
その“関係性の深さ”こそ、TVerで1位をキープし続け、
じわじわとファンを増やしていく原動力になっています。
あなたも、すでにその関係性の中にいます。
「面白かった」「泣いた」「考えさせられた」――そのひとことが、
次の誰かの“観てみようかな”に繋がっていく。
Xにて #大追跡 #大追跡感想 で思いを発信しませんか?
そのひとことが、次の感動を呼び起こすかもしれません。
──最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、誰かの“もう一度観たくなるきっかけ”になれたら、心からうれしいです。
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